奈良がまだありますが 整理ができなかったので また本の紹介です。
【世界でいちばん透きとおった物語)杉井 光 著 新潮文庫
透きとおったといえば 宮澤賢治を思い浮かべますが 見開きには・・・やっぱり 賢治さんでした。
母を語るのに ”嬉しい時にしか泣けない人なのだ。だから哀しい時にしか笑えないのだ” に なるほどと思いました。
頂き物の本なので 初めての作家さんです。
次にご紹介するのは 【レインメーカー】 真山 仁 著 幻冬舎文庫
医療裁判、難しい問題ですね。 アメリカの法曹界では、訴訟で大儲けする弁護士をレインメーカーって呼ぶそうなんだ。 (本文中より)
こんな内容です。
この方のは読んだことがあります。
このところ 時代小説にご無沙汰で 久しぶりで嬉しかったです。
【心淋し川(うらさびしがわ)】 西條奈加 著 集英社文庫
【心淋しい】を 【うらさびしい】 と 読むと知らなかったので 気になりますから調べました。
goo辞書 なんとなく寂しい。もの寂しい。こころ寂しい。 言い得ていますね。
一遍ずつ別の短編かと思い 読み進み 結局差配が 繋がっている 時代小説はやっぱり面白い・・
カバーの帯には 第164回 直木賞受賞作 誰の心にも淀みはある、でも、それが、人ってもんでね、とあります。
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