鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

入学式に行ってきました。

2006-04-10 16:01:23 | お知らせ
 またまた、直接(間接にも)アユつりに関係ないことことですが、仕事の関係で近くの小学校の入学式に行ってきました。一応は来賓として招待されたのです。

 小学校の入学式は下の子どものとき以来で、15年以上前のことになりますか。楽しみにしていました。
 この小学校は、街の中にあり、133年の歴史を誇る素晴らしい学校です。周りが会社や商店のビルが多いということで、在校生も新入生も少ないのが悩みの種?なのですが、校長室で封筒の中の新一年生の名簿を見てびっくり!!!???ナントたったの8名のみ。来賓は約20名。
 一学年が20名前後と聞いてはいましたが、まさか今年はこんなに少ないなんて。男の子が7名で女の子が1名の計8名。
 2年生は26名いて、一年生や2年以上の学年への転入生を入れて、漸く130名とのこと。2年生以上は20名以上在籍している。

 でも、とっても心の通った、暖かい思い出に残る入学式となったのではないかと思います。体育館が会場で、壇上は使用せず。壇上側に小さい椅子が8つ、ゆるい弧を描いて置いてあり、空間を挟んで、向かい側には2年生から6年生まで全員が整列(椅子に座って)。在校生の左側、来賓席の方に保護者の席。新入生から向かって右側に学校の先生や職員、そしてグランドピアノ。

 新入生が一人遅れたため、15分遅れで式典が開始。新一年生8名の入場。先生に導かれて、二人ずつ手をつないで、堂々の入場。気後れするような子どもはいまかった。
 椅子に座った後、式次第に従って、入学式は進んだのですが、校長先生のあいさつというか話しが、話し方がとてもよかった。8人の前に進んで(在校生や保護者を背にして)、8人、ひとりひとりに話しかける、まさに話しかけるということ、緊張感をほぐそうということなのでしょうが、校長先生と8人の新一年生が動作を伴う歌を歌いました。素晴らしい声の持ち主です、きっと音楽を専攻していたのでは思います。

 「むすんでひらいて」 これを校長先生と子どもたちが一緒に歌い、手拍子をとり、3回歌いました。「その手を・・・」というのがありますが、1回目は頭に、2回目は手と足に、3回目は胸に、手を置きました。それだけで終わらなかったところがすごい!!。しかも、在校生3人を使って、それぞれの大きな絵を持たせ、子どもにも分かるように説明するのです。
 1回目の「頭」は学校では頭を使って勉強しましょうということ、2回目の「手や足」は一杯体を動かして遊びましょうということ、3回目の「胸=心}はみんなで仲良く友達をつくりましょう、というようなことを話しました。

 校長先生は、今年度異動してきたばかり(私と同じ)なのですが、さすがベテランの先生としかいいようがありません。もうずーと前から居るような感じで、すっかり溶け込んでいます。

 子どもたちに、新しく担任となる先生が、ひとりひとりの名前を呼んで、「よろしくお願いします」と丁寧に言うんですね。対等な人間として。そして、それに対して、なんと全員ではなかったのですが、半分以上の子どもがはっきりと「よろしくお願いします」といって、深々と礼をするではないですか!!素晴らしい!!!その子の親は立派です、きちんと愛情を持って躾けているんですね。感動ものでした!!この頃は、年のせいですっかり涙もろくなっていますので。

 とってもいい入学式でした。感動をもらってきました。感謝です。

 残念ながら、桜はいまだ開花せずです。
コメント (2)
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