(その1)の写真の下のCDは亡くなったhideを偲んで作られたものです。
”hide TRIBUTE SPIRITS”
hideが作詞・作曲した曲を、彼を偲びながら錚々たるメンバーが全身全霊を込めて演奏しています。1999年発売ですか。
本当にいろんな感覚の曲を作っていたんだなとつくづく感じさせられます。すごい才能の持ち主で、自殺したことが本当に惜しまれます。
写真は自殺したhideの葬儀・告別式(1998年5月7日)の様子の朝日新聞の記事です。1998年5月8日の記事です。10年前になるのですね。
25,000人が2キロの列をつくって葬儀に参加したとあります。
「天声人語」の記事によると、「こんなにたくさんの茶髪を、陽光の下で見たのは初めてだ。・・・・。末尾は献花までに推定6時間。・・・。総合して、強く印象づけられたのは、この日の若者たちの敬虔さだ。何時間も押し黙り、整然と並んでいた。個人を悼む気持ちがあふれていた。・・・。若者たちはまた、だれが言い出すでもなくゴミ袋を持ち寄って、吸殻を拾い缶を集め、きれいに行列の後片付けをした。あちこちに整然と袋が積み上げられた。当然の、すてきな光景。大喧騒はなかった。いい葬式だった。」と。
天声人語がここまで褒めるなんて珍しいのではないでしょうか。
改めて惜しまれた才能に哀悼の意を表します。