鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

アユ調査

2009-06-21 22:19:31 | 広瀬川

 行って来ました、やってきました、「アユ調査」

 早朝ですか、かなり強い雨音が聞こえてきて、これはやばい!これで川に入れるのか?、そもそも今日は「調査」を行うのか?不安になりました。

 しかし、幸か不幸か?その後雨脚も弱くなり、この分なら大丈夫と確信?し、早めに起床。 愛車に、いつもの夏のアユ釣りの道具一式を積み込んで集合場所へ。雨だし、気温は低いし、川に入るにしてもスリムウエダーにすることにしました。 当然ショートレインコートも着用することに。

 朝8時、追廻住宅地集合ということでしたが、集まりはいまいちで、雨だから今日はないだろうと勝手に思い込んで来なかったような人もいたりして、漁協の担当理事は大変でした。

 予定では竿を出す人は30人ということでしたが、実際に竿を出せる人は21人くらい、去年の調査とはかなりやり方が変更となって、県の内水面の職員が仕切るのではなく、漁協が仕切っていましたが、そのためか?連絡や報告もスムーズにいかず、4つのグループに分かれて、どこに入るかということもなかなかすんなりとは決まりませんでした。(釣り人は一人一人が一国の大将ですから)

 しかも、1回の調査で広瀬川の中流域から上流域、さらには、名取川の上流の方にも向かうということで、これではとても付き合いきれない、午前中で2箇所には付き合えるかなと思っていたのですが、それも無理なよう。

 4月19日のアユの放流のときは、今年は「調査」を2、3回やりたい、名取川でもやりたいといっていたのですが、2,3回でやろうとしていたことを、1回で済まそうということのようです。参加者も少なく、雨模様の中なかなか厳しいのではないか、と思ってしまいました。

 さらに、用意したオトリも、数が厳しいので、説明では一度使ったものも再度使うので大切にするようにとのこと。それで上流まで秋保地区までやろうというのですから、そもそも最初から無理があるのではと独り言。

 集合場所も去年同様、澱橋がいいのに、わざわざ不便なところにしたり、おかしいと思うことばかりでした。

 まあ、何はともあれ4つのグループに分かれて、私のグループ(5人)は片平(霊屋)地区だったのですが、誰も柵のあるところまで行けないということで、急に澱橋Gと交換になってしまいました。今回は新しいところを開拓したいと思ったのですが、近いということはありがたくもあります。

     

 しかし、5人のうち一人がドアに指を挟んで爪が剥がれそうになりリタイア。結局4人での「調査」ということになりました。

 お待たせしました。ここからがアユ釣り、ではない「調査」の本番です。私は空いたところに入ろうかと思っていたのですが、他の3人が上流の方に動きたくなかったようで、それならと私は一番上(上流側)に入りました。

 漁協の調査員の支持で9時25分「調査」開始となりました。

 竿は、ダイワの銀影センサーF中硬硬95MG(92-95のマルチレングス)で、大分前の竿。水中糸はダイワのメタコンポ(複合メタル)0.05号。新品ではなく、去年も使ったものです。ハリは7号クラス(どこのメーカーかは不明)の4本イカリ。

 水温は17度弱。ちょっと低い。オトリは2匹。小さい感じ。

 左岸ヘチの岩盤に立って、左岸よりの岩盤のミゾを攻めようと思いました。本命はそこのすぐ上の同じく少し深くなっている岩盤のミゾと定めました。

 少し緊張しながらのオトリの取り出しと、ハナカンからサカサバリのセット。尻尾からのハリの長さはやや短め。

 いよいよ送り出します。やや下流域からオトリを沈めてポイントへ誘導します。そしたらその少し手前で、ガガーンという強烈な当りが伝わり、掛かりアユがヒラを打つのが見えました。 緊張の一瞬です。 喜びの瞬間です。今年初めてのアユの掛かり。

 掛かりアユは川の中央に逃げようとし、さらに下流の方に走ります。慌てず騒がず(内心では騒いでいたのですが、嬉しくて、ヤッタアーと)、引き抜きの準備。あまりのされる前に引き抜いて無事タモでキャッチ!!やりました!!今年初のアユ。大きいです。でかい。予想通り。去年と同じくらいですか。追星もくっきりと出ていて、背掛りでした。嬉しかったですねえ~。

 すぐにオトリを代えて送り出します。また掛かりました。ここだけで5匹ですか、取り込んだのは。1匹はハリ掛りすることなく逃げられました。時間にして15分くらいです。いいペースです。申し分ありません。型は18センチから21センチくらいですか。体高もあります。この分では本命ポイントではウハウハではと思ったのですが・・・。

 最初のポイントも当りが遠のいたので、左岸からは本命ポイントは攻めにくい(柳の木が出ていて)ので、川の中央部から左岸を狙うことにしました。

 しかし、掛かりません。何故か追いません。首をひねりながら泳がせますが、掛かってくれません。それでもその前後を動き回って、2匹はゲットしました。1匹いい型のアユが掛かったのですが、引き抜きが強引だったのか、空中でばれてしまいました。時間も迫ってきました(一時間の調査)ので、釣り下りました。浅い左岸の瀬で1匹掛かり、これを取り込んで合計8匹の釣果と相成りました。

 本当は写真も撮ろうとして当然3メートル防水のカメラをベストに入れておきました。でも、1匹掛かったら、写真どころではなくなりました。写真を撮っているくらいなら、1匹でも多くのアユを釣りたいという気持ちが強く、タモの中のアユの写真はありません。悪しからず。

 結局下流域で竿を出した3人は合わせて3匹の釣果だったようです。上流の方の岩盤のミゾがよかったということになります。

 9時30分に終了の合図、1時間(と5分)で8匹でした。楽しみました。感触と引きを。謝謝

          

 養殖オトリは別に生かしておとり缶へ。釣ったアユはシメテ朝の集合場所へ持って行きました。

 しかし、県の職員はその場で逃がしてきてよかったのにとのこと。朝の説明のときは広瀬川の中流域で釣ったアユは持ち帰ることといわれていたのに。結局は内水面に持っていってもらいましたが。

 上流域の場合は、全て放流アユだから、採寸と重さを量って放流することと説明されました。

 

 その後今度は上流域の総合支所に集合して、分かれて調査をするということになりましたが、それではとても午後からの仕事に間に合いませんので、1回だけの調査で失礼させていただくことにしました。

 長々と書いてきました。長くなるのはいつものことですが、自分ではいいこととは思っていません。何とか簡潔明瞭な文章にしたいというのが永遠の願いであり、課題です。 お付き合いに感謝します。

コメント (4)
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