今日もバラとともに・・・・(過去のバラは、13、16,17,18、24日に掲載です)
20日の地元の新聞記事です。見出しは、「ブラックバス、食欲の証明」「侵入のため池。13日で推定3000匹捕食」 「伊豆沼・内沼財団など、初のデータ」
宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団と宮城大食産業学部農村生態工学研究室が共同でまとめた研究成果です。
記事によると、県北のあるため池にバスが侵入したことがあり、侵入から13日ごにバスを駆除し、82匹を捕獲した。このバスの胃の中から、1匹当たり平均3匹の水生生物が出てきたとのこと。
これをもとにバスが13日の捕食した生物の総数を計算したところ、以下のような数値が出てきました。
タナゴ:1,687匹、ヨシノボリ:400匹、エビ類:718匹、アメリカザリガニ:267匹の合計3,072匹
これは、ため池に生息する生物役9,000匹の3分の1が一気に消滅したことになるといいます。
以上の結果により、バスが短期間侵入しただけで、池の生物を全滅させる恐れがあり、さらに駆除に力を注ぐ必要があるということです。
法律が変わって、バスやブルーギル等の外来魚については、再放流が禁止されたはずですが、”釣りビジョン”を見ていると、全国的にはまだまだ再放流がなされています。これは一体どういうことなのでしょうか?
確かに例外として、バスを売り物にしている湖があり、そこは再放流もOKなのですが、番組で放送している河川や湖の全てが再放流OKとなっていることはないと思うのですが、どうなのでしょうか??
宮城県では、バスの駆除に官民一体となって取り組んでいますが、他県での取り組みはどうなっているのでしょうか???