夕方の天気予報で、仙台地方の桜の開花は来週になるだろうといっていました。やはり確実に春はやってきていました。
おとといきのうと冷たい空気の日が続きましたが、今日は最高気温が15度を超えました。風は少しありましたが、車に乗っていれば太陽が眩しく、かつ暑いくらいに感じられました。
天気のせいもあるのでしょうが、職場の庭に咲いている、とっても季節を感じさせる花を紹介します。
一瞬つばきかと思いますが、さざんかです。秋から冬にかけて咲く花といわれていますが、現在一杯咲いています。
ふきのとうです、茎が伸びて花が咲いたふきのとう。これは一番早く出てくる山菜といわれています。
最後は、ムスカリです。別名ブドウヒアシンスとも。これぞ早春を彩る花です。たしかにブドウのようにかたまって咲いています。
ということで、我家にもとうとう春がやってきました。そうなのです、都市ガスが復旧したのです。使えるようになったのです。ありがたいことです。遠路はるばる駆けつけて日夜我々のために働いてくれました”大阪ガス”関係者の皆さん、本当にありがとうございました。
助かりました。ほっとしました。これで日常が戻ったと、心底安堵しました。被災してまだ避難生活をしている皆さんには申し訳ないですが、正直なところ本当に嬉しい気持ちです。率直に喜ばせてください。
早速家族は日中からお風呂に入ったそうです(私は仕事)。それだけ嬉しかったのです。お風呂が、ガスの復旧が待ち遠しかったのです。いつもは私が一番に入るのですが、今日ばかりは最後でした。お陰さまでゆっくり入ってさっぱりしました。
3月11日の巨大地震のあと、22日か山形県寒河江市の温泉に入ったきりお風呂はなしの生活でした。何とかなるといえば何とかなるものです。25日間で2回の入浴、こんなことはもう二度とないでしょう(と思いたい)。
電気、水道、ガス、あらためてこれらに感謝です。毎日感謝の気持ちをもって使わせていただくという心構えが大切です。そして多少の不便は、かえってそれが人間らしいのだということ、人間に必要なのだと、そう思いたいです。
自分だけがよければという気持ちは決して持ってはいません。被災された方々のために何ができるか、これからも自分でできることをやっていくつもりです。 そして何よりも今回の未曾有の大震災のことを決して忘れず、語り継いでいくことがとっても大切かと思っています。