鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

午後からのいつもの広瀬川

2011-07-29 21:40:50 | 広瀬川

 きのうから雨が降りましたので、どれくらい増水しているか、いないか。増水していた場合どのくらいか、また濁りはどうか、不安でもあり、楽しみでもありました。

 が、結果は大したことはない、大勢に影響なし。 久し振りに分流の様子をご覧ください。 今朝8時半過ぎの状況です。

                

 濁りはありますが、このくらいは広瀬川にとって何ほどのこともないです。 分流の下流域を見ると結構流れがきついように見えます。

 分流の様子を撮ってから上流に向かいました。

 いつもの見慣れた場所ですが、少し増水しているのがお分かりでしょうか。 下の写真の中央左端にひとりの友釣り師が見えます。右岸トロで竿を出しています。

 あとで分かったのですが、このブログで何回か取り上げた70歳の人です。

                

 下の写真の釣り人は、これも見慣れたガラガケの人。いつもこの場所にいます。胴長ではなく、股までの長靴を履いています。 むかし昔私も使っていたことがあります。

 丁度上下の写真を撮ったところにガラガケの人がいました。もう上がるようでした。少し話しをしましたが、2時間やって1匹もかからないのでもうやめたといっていました。 近くの歳をとった人で、自転車で来ていました。6時半から2時間竿を出しても、ウントモスントモいわないとのこと。アユがいないと判断し、やめたようです。 ひとしきりアユ釣りの講釈を受けました。

 

 水温は測りはしませんでしたが、冷たく感じました。 まだ水温は上がらないし、ガラガケでも掛かっていないので、これは慌てて川に入らなくてもいい、水温が上がってからの方がまだしもましと判断しました。 午後からの釣りに賭けようと思った次第です。

 【ここから本題】

 午後2時15分頃、またしても心ならずも養殖オトリを買いに行きました。 家で準備して、オトリも引き船に入れてイザ川へ。

 3枚目の写真の中央付近に入りました。上流に友釣り師一人、下流にガラガケが二人、一人の友釣り師は休んでいます。親しくなったお年寄りです。準備しながら彼と雑談していると、上流側の人がアユを掛けました。 いる!!掛かる!!俄然やる気が出てきます。

 タックルは、竿はダイワの硬派”剛”(9.5メートル)です。今年はじめての出番。水中糸は前回同様”ナイロン0.35号”です。ハリは7.5号か8号の3本イカリです。

 養殖オトリのエラビレが固くなっていて、泳ぐのか心配だったですが、まあそれなりに泳いではくれました。というかスタートして5分、掛かったのです。何が?根掛りではありません。アユが掛かりました。

 掛かって一気に下流に走るのではなく、コツン、ガツンという軽い当たりがあり、その後動きが止まる形となり、もしかして掛かったかなと思って竿を立てると、アユは上流側に泳ぎます。

 それからは下流に下ります。ここからのやり取りがアユ釣りの醍醐味です。のされないように注意しながら左岸に寄せ、浅いところで引き抜こうと努力します。無事タモに2匹のアユが入るまでの緊張感が堪りません。だからアユ釣りはやめられません。

 23センチクラスの幅広のアユです。劣り高官(=オトリ交換)して送り出します。それなりにゆっくり泳いでくれます。右岸側にも行きます。 しかし、掛かりません。30分粘りましたが掛かりません。オトリアユが大きすぎて、追ってくれないのでしょうか。野アユぼ方が逃げていくのでしょうか。

 それでまた最初のオトリの出番となりました。そしたら、5分もしないでまたしても掛かったのです。養殖オトリの方が掛かるのです。 この前もそうでした。小さい養殖オトリの方が、野アユは追ってくれます。

 その後は2匹目の養殖オトリで、野アユを2匹掛けました。でかいです。24センチクラスです。 つまり、ここまでは4匹掛けましたが、全て養殖オトリが掛けさせてくれたのです。 養殖オトリに感謝です。

 掛かるアユが大きいためか、当たりは弱いです。もしかして掛かったかなというようなときもありますし、動きが止まってから上流に動き始めたり、ガッツーン、ギューンということはないです。急瀬でもそうです。これから川に入ろうとする人は十分お気をつけください。掛かりが浅く、バレることのないように。

 その後、掛かりアユのオトリで1匹掛けました(これで5匹目)が、6匹目はまたしても養殖オトリでした。 どういうことなのでしょうか??真面目に悩みます。23、24センチクラスのアユならオトリには十分使えます。でも使うと掛からないのです。 養殖オトリを丁寧に扱って大事にしながら釣っていくより他はありません。

 6匹のうち24センチクラスのアユ2匹を残し、残りのアユは川に活けてきました。明日仲間と釣りをするためです。養殖アユ2匹、掛かり鮎4匹、合計6匹です。6匹なら喧嘩をしないでしょう。 明日朝まで元気でいてくれることを願っています。

 明日は午前中から川に入ります。結果はどう出るか!?明日は明日の風が吹きます。雨は降らないようです。新潟県と福島県会津地方の豪雨被害を見ていると、広瀬川の水量が信じられません。

 被害にあわれた皆さんに心からお見舞いを申し上げます。

コメント (2)
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