鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

お盆ですね、

2013-08-13 22:25:37 | 広瀬川

 きのう夜の大崎八幡宮 御鎮座記念祭 はとってもよかったです。 今年で18回目となるなんて、地元に居ながら全く分からなかったなんて恥ずかしい次第です。 日中はとても暑かったのですが、夕方になるとどこからともなく爽やかな風が癒しを与えてくれます。 

 

 

 何と幽玄な舞と雅楽であることか!!夜になり、4つの篝火(後でもう一つ追加)に火が灯され、一瞬聞こえるのは蝉の声のみ。 11人による雅楽の演奏、太鼓・笛・笙等が不協和音?を奏でます。 笙の音は音楽に深みと幅を与えてくれるのですね。 こんなにも心に染み入るなんて予想もしていませんでした。 一緒に見、聴いた友人はこう言っていました、「日本人に生まれてよかった」と。

 演奏は1時間15分でした。参考までに演目は以下の通りです。

 一 今様 白薄様  ニ 管弦 太食調音取 合歓塩 三 神前神楽 青葉の舞 四 管弦 抜頭 五 御神楽 其駒ー人長舞 六 神前神楽 浦安の舞 七 退出音声 長慶子 

 演奏終了後の大崎八幡宮本殿です。 余韻がこの空間全体に漂っています。

 

  

 きょうは午前中友人が所属する絵画展に行って来ました。県立美術館ですので、散歩を兼ねて夫婦で歩いて行きました。 澱橋から上流を撮ったものです。 大分水位は下がっています。 いつもならここはいい鮎釣りポイントなのですが、ご覧のように釣り人は誰もいません。 (午後ですが、もっと上流に行くと釣り人は私を入れて6人いました。)

          

 きょうも午後1時30分から4時30分まで3時間竿を出しました。 一昨日活けて置いたオトリですが、3匹のうち2匹が死後硬直の状態で、辛うじて1匹だけが生きていました。 魚体は全体に薄くなってどこから見ても元気がなくなっているのがわかります。 でもオトリはそれしかないので、何とか瀕死の状態の魚体にムチ打って頑張ってもらわなければなりません。

 観音淵の下流側の押しの強い平瀬が長く続くところから竿を出しました。 そうそう仕掛けはナイロンの0.3号(この前と同じものではないです)、竿は久しぶりにシマノの スペシャル豪腕尺鮎90-95 にしました。数こそ少ないですが、大きい型の鮎が掛かるようになったので、出番となったわけです。

 案の定オトリはノーマルでは泳いでくれませんので、背バリにしてみましたがそれでももたず、仕方がないので3号のおもりにしました。 おもりの位置は中り鮎に近いところにセットしました。 これなら何とか川底に入れられます。 でも、流れの弱いところではあまりの貧相さに野鮎も見放すのではないかと思われ、こうなれば野鮎をごまかすために、白泡の立つ瀬に入れてじっと我慢して待つより他なしと判断しました。

 昔最上川の上流域でやったことがあります。オトリがすっかり弱ってしまい、どうにもしようがなくなって白泡の瀬に入れて掛かってくれることを祈願したところ何とか掛かってくれて、その後は怒涛の入れ掛かりとなったことがありました。

 

 この写真を見ただけではちょっとわからないかもしれませんが、急瀬であってもその中で幾分全体的に流れが緩やかなエリアがありました。そこで希望的観測を持って待ったわけです。 10分後か、強い当たりが伝わってきて、掛かり鮎は一気に対岸の右岸の方に走ります。伸されそうです。必死に転ばないようにして下ります。何とか左岸の緩やかな流れに導こうと下がりながら流芯を横切らせます。 そしてようやくゲットしました。これです。

  下がオトリ、上が掛かり鮎

いやあ、ホッとしました。これでようやく何とか鮎釣りができる!嬉しかったです。天にも昇る気持ちでした。 オトリを代えて段々瀬を泳がせますが、掛かりません。 さらに下って岩盤底の絞られている流れにオトリを入れました。 こういうところです。

 

 そしたらすぐに竿が重くなり、下流側に持って行かれます。 初めはエビになったかと思ったのですが、掛かっていたのです。 慎重に溜めて下って取り込み。 再度オトリを送り出したら、一気に竿が絞られました。ちょっと想定外だったため慌てました。そのためか流れに乗ってしまってなかなか引き抜けず、とうとうバラシテしまいました。 もったいないことです。

 その後は一昨日いい思いをした牛越橋下流の急瀬に向かいました。 一日置いているのでもしかしたら釣れるかもしれないと思って。 ここにはガラガケの人と、友釣りの人がいました。もっと橋の方にも二人の釣り人の姿が見えました。

 一昨日すぐに掛かった岩盤底の急瀬では、残念ながらお呼びではなかった。釣り下って急瀬の右岸よりの瀬を攻めることにしました。 そしたらようやく掛かりはじめました。 しかしながら竿が硬かったせいか、2回もバラシです。 伸されようとするところを必死に堪えて、下がって左岸に寄せようと努力します。そして抜こうとするのですが、浮いて来ないのです。 そうこうするうちに2匹もバレテしまいました。辛かったですね。 ここで2回もバラシました。

 

 1回は本当に強烈な当たりでした。豪腕尺鮎が大きく弧を描きます。耐えます。この瞬間が堪りません。 (時間がなくなってきました)

 でもその後は水中でのバレが1回あっただけで、何とか引き抜きキャッチすることができました。 瀬での鮎釣りは本当に楽しいものです。 こういう経験をすることができてありがたいことです。

 1時30分から4時30分までの結果はキープが8匹でした。 1匹は20センチくらいと小さかったですが、他は22から24センチはありました。 バラシ分を含めるとツ抜けできたのですが、その楽しみはとっておきましょう。

  (おとり1匹あり)

 

 いつまで楽しめるか? 少しでも長く楽しめればありがたいのですが。

コメント (1)
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