鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

圧倒されました、ベニザケ

2015-10-13 14:04:24 | お知らせ

 雲の多い、大半は薄暗い、たまに陽が差したりするパッとしない天気です。 

 

 おかげでnewoneも元気がありません。 そして、ということはこのブログもパッとしません。 日々下降線をたどっておます(べつに関西弁にしようとは思わなかったのですが・・・・)。

                    

 そこいくと ”あさちゃん” は元気ですな、新婚初夜から1ヶ月も旦那は夜ごと出かけていくし、この後どないなりますやろか・・・。 興味がつきまへんな。

    

 どうでもいいけど(投げやりになってはいけませんな)、きょう13日はサツマイモの日だそうです。9里+4里で13里から来ているとか? 朝方武田鉄也のラジオを聴いているのですが、いろんな分野のことをしゃべるので面白いから聞いています。 きょうは江戸時代末期の日本人の身長についてしゃべっていました。

  

 男の平均身長は155~160センチ、女は143~145センチとかいっていました。 アメリカ人のペリーの身長が190センチもあったとかで、体力の差に愕然とし、攘夷のためにも肉食をしなければならぬ!と感じたとか。

 

    

 どのくらい干したのかはっきりしませんが、そろそろ食べ頃だということで奥さんがベランダから持ってきました。 この一個しか干してはいませんでした。 去年のようにアライグマならぬ、なんとかシン、カサブシンでもない、何といったか出てこない、ハクビシンでした、こやつに食べられないようにと持ってきたものです。

                        

 とろっとしている干し柿で、硬目のも好きですが、こういうとろっとした干し柿も大好きです。 種はそのままありました。  今年も家の貧弱な柿の木には身に余るほどの実が成っています。 なんでこんなにもなるのか実に不思議です。そしてありがたいです。

 

 ここからが本題です。きのうのNHKBS見ましたか? 「ワイルド ライフ」  カナダ西海岸のベニザケの特集でした。 いやあ、圧倒されましたね。 その巨大さ、数の多さ、規模の大きさに。  広瀬川の分流にもこのくらい来たらどうしよう?!なんてありもしないことを想像しながら見ていました。 10頭も来てくれたら嬉しいなと、いまのところは思っています。

 

 カナダは日本同様夏に雨が少なく、水量が少ないのと水温が高いためにベニザケは湖でじっと遡上時期を待っていたそうで、雨が降って水量が増すとともに一気に川を遡上し始めました。 この川だけで400万匹?全体では数千万匹にのぼるということです。

 

 

 クレーザー川といったかな。 今年は”ビッグラン”の年とかで、とくに遡上数が多かったようです。

 

 無事にペアを組んで、産卵まで至れば万々歳なのですが、数が多いとなかなかそうはいかないようで、命を懸けた戦いが待っているようです。

 

 数が多すぎて、普通はない”メス同士のけんか”もありました。 でも何と言っても圧巻はオス同士のメスをめぐる戦いですね。 口を大きく開けて何時間も攻防を繰り返します。こんなにも大きく口を開けて攻撃します。

 

 

 

 何とか敵を追っ払っても、疲れ切ったオスは不要とばかり、メスから三行半を突き付けられることもあるようです。 たまったもんじゃないですね。

 

 オスの変わり様はものすごいとしか言いようがありません。 この背中の盛り上がり。

 

 

 産卵の瞬間に紛れ込んでくるサケもいます。 要領がいいというか、そうしなければ生き残れない、子孫を残せない哀れなサケもいます。同情します、心から。

 

 

 産卵したあとはまた小石で覆い隠すのですが、川の容量に対して鮭の数が圧倒的に多いビッグランの年は、覆い隠された小石をどけてそこに産卵床をつくるメスもいるとかで、厳しい生存競争があるんですね、自然界には。

                      

 使命を終えたサケは死んで、プランクトンとなって栄養豊富な川となり、生まれた鮭や小魚の餌となって次世代を育てるようにできています。

 

 今年の広瀬川ではどんなサケの生態が見られることになるのやら、・・・。


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