今日も風がなく、過ごしやすい感じの一日となっています。 それはいいのですが、鼻水が止まらないのとのどがいがらっぽく、両目を開けているのが辛くて少し痒いのは困ったものです。
これは花粉症でしょうか。 以前は花粉症とは無縁の生活を送ることができたのですが、ここ2,3年かなわたしも普通の人たちの仲間入りをすることになったようなのです。
こういうことからもやはり早く夏が来ないかなあと思ってしまいます。
昨夜市内でも新しい豪華なホテルにて「復興コンサート」がありましたので寒い中自転車で行ってきました。 「仙台トラストシティ」というホテルなのですが、始めてはいりました。しょっちゅうそばは通っているのですが入るのは初めてでした。
普通なら帰りは寒くなるであろう夜に出歩くにはちょっと遠かったのですが、ピアノが知っている人だったので行ってみたわけです。 かって(というにはまだ早いかな?)第9の合唱に参加していた時、ピアノの伴奏をしてくれるうら若い先生方は3,4人いたのですが、そのうち一番長くお世話になり、ひょんなことから雑談もするようになった次第です。
写真は長い髪をしていますが、型ぐらいまでの髪になり、さらに綺麗さに磨きがかかっています。ドレス姿にぴったりの髪型で、長身ですから文句の付け所がありません。
演奏は全部で12曲ですか。そのなかで全員で合唱したのは坂本九の歌で有名な「見上げてごらん夜の星を」です。 あらためて歌詞を見ながらうたってみると、歌詞も曲も本当に一体となっている素晴らしい曲であると感じました。
(これは我が家のクロッカスです。いつの間にか咲いていました。)
S・フォスター作詞作曲の「全ては終わりぬ」はソプラノとメゾソプラノの重唱で、とっても心に響いてよかったです。 そうそう最後に歌った、アンコールですが、「ふるさと」も途中から重唱になり、心に沁み込んできました。
でも、「ふるさと」に歌われている情景はもってあった農村の風景であって、いまはどこにもないもので、子どもたちにはピンと来ないだろうし、今の若い父母にとっても見たことのない、経験したことのない風景ではないでしょうか。
(わざと同じものをくっつけてみました。こういうのも面白いかも・・・)
学校の音楽で歌い継がれているのならいいのですが、今の歌からは童謡とか文部省唱歌はかなりなくなっている、とかって何かでみたことがありますので、この歌も絶滅寸前ではないのかなと悲観しています。
フルートだけで3つの子守唄のメドレーを演奏したのですが、これも心に沁み渡るものでした。彼女のフルートは木管楽器ではあっても「金」で作られているそうです。そういえばむかしのことですがその上の「プラチナ」製のフルートを持った(吹いたのではなく)ことがあります。重いのですね。
コンサートは午後5時から6時10分くらいで終了しましたが、外に出てみるとホテル前の広場で300本からなる ”キャンドルナイト” が迎えてくれました。(見送ってくれました)
実にいろんなキャンドルがあり、見ているだけで心が落ち着くように感じます。
3月11日が過ぎるとものの見事に、潮が引いていくように、何事もなかったかのような日常に戻っていくのが怖いです、仕方がないことではありますが・・・・。