鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

小夏日より?

2020-11-19 13:55:08 | 思いつくまま

 

 (きのうの夕方の風景です。今夕も5時半過ぎか、宇宙ステーションが南南西に見えるかもということでした。)

 

きのうの日本列島は暖かいを通り越して暑かったようですね。富山で26.1度、鳥取25.3度、福岡26度、鹿児島26.5度のようです。夏日です。仙台は18.3度。全国区の仲間入りは叶いませんでした。

 

きょう午前、夫婦で地域のごみ集積所のネットを交換してきましたが、その作業中の日差しの強かったこと。参ってしまうくらい暑かったです。ここまでくると気象がおかしい?と思わざるを得ません。

 

おかしい、まともじゃないといえば、ここもそうですね。最高裁大法廷の参議院議員選挙の一票の格差の裁判です。3倍のもの差があっても、是正に対して努力が見られるから、3倍でも違憲ではない、合憲だということです。

 

馬鹿じゃないですか!もともと裁判官は普通の常識が通用しないところではありますが、かっては地域によって5倍もの差があったものが、地域割りを変更したりしてその差が縮まってきたから、その努力を買っての合憲ですか。

 

そもそも5倍とかの時代から裁判所がしっかりと判断を下さなかったから、自民党議員がそれに安住して改革を怠ってきたわけです。せめてアメリカ並みに司法は司法として独立して憲法に、法に則り判断を下すということをしてくればここまでひどくはならなかったのに。

 

司法の独立を自ら否定してきた結果が、こんな非常識な体たらくな結果を招いたわけです。自民党議員をダメにしたその一端を司法も担ってきた、片棒を担いできたといってもいいくらいです。

 

自ら高度な政治的判断を避け、司法の権限を狭く解釈し、立法府を大事に(=甘やかして)きた結果がこうです。でも15人中5人ですか、少しはまともな裁判官がいたようで、ほんの少しだけ救われるような気がしますが、やはりそれではだめなのです。違憲という多数意見が通るような最高裁にならないと。

 

これだって最高裁の長官を任命するのは内閣だから、所詮は内閣の息のかかった裁判官が就任することになるのでしょうがね。 一度でいいから、私が生きている間に、違憲故、選挙は無効という判決がでないものでしょうか。 無理ですね。

 

そしてやはりなあ、と思ったのが、日本学術会議の6名の任命拒否問題です。ついに政権の本音が出ましたね。きのうの朝日新聞です。見出しは、「学術会議に『軍民両用検討を』」 「井上担当相、見直し巡り梶田会長に」 「軍事研究 過去に禁止声明」というものです。

 

これもまたあきれ返るものです。そもそも日本学術会議は、太平洋戦争に協力したことの反省の上に創設されたものではないですか。そのため、「戦争を目的とする科学の研究は絶対にこれを行わない」という声明を2度も出しているのです。

 

つまりは一貫して、軍事研究には否定しているわけで、それを政権が知らないはずがありません。知ってたうえであえて、そういう要求をいけシャーシャーと出してきているのです。学術会議の問題のすりかえもここまでくればもう立派?何をかいわんやです。口あんぐりのままです。

 

いままで攻め立てられていた自民党や政権が、厚かましくも傍若無人に反転攻勢に出てきたということです。そしてついに産軍複合体に学術も加わるように動き出したということです。米中の対立を利用して。

 

こう考えると、原発を何としても廃棄、廃止しないという政権の考えの奥そこには、前にも書いたように、将来の原爆をつくる技術を何としても継承していかないければならないこと、もう原材料は十分すぎるほどあるのでしょうが、それを使いこなす技術がなければならないという考えも十分あり得ると思います。

 

日本は近い将来核保有国、核大国を目指したいのではないかと危惧します。

  

そして、コロナ禍です。きのうは全国で2000人超の感染者が出ています。宮城県もあっという間に1000人を超えました、たった1か月で倍になりました。まいにちが驚きの連続です。

 

日本医師会は強い危機感を持っているのに比べ、政権の認識のなんと甘いこと。ここまで来てもGO TOトラベルはやめない、GO TOイートも人数制限はするもののやめないと言い張っています。

 

ここまで強硬に言い張るということはその裏に何があるのか?やはりオリンピックでしょうか。延期したオリンピックピックは何としてもやりたいようです。みなさん、この状態で東京オリンピック、やれるとおもいますか?やりたいですか?もちろん私は最初から反対派です。

 

そしてそのはざまで国民は動き回って食べています。結構な数の国民がその恩恵?に浴しているようですが、私の周りにはそういう人は全く誰もいません。どこのことの話かなとさえ思ってしまいます。

幸い今回のコロナ禍は子どもには罹らない、罹っても軽くて済むというのがせめてもの救いですね。何が原因なのか、究明できれば予防にも役立つのでしょうが、どうなのでしょうか。あと欧米に比べてアジアは感染者が少ないのはどうしてなのか。インドは多いですが。インドネシアやフィリピンもあるので、そんなに少ないとも言えないか。


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