きょうは暖かかった。助かった。何となんとナント最高気温は9.0℃とのこと。7日、8日、きょうと暖かいです。最低気温はマイナス0.2℃でした。来週はもっと暖かくなりそうです。今の時期でこんなにあったかくていいのかと心配するくらいですね。13℃とか15℃とか
そういえば、きょうの新聞の地元欄に今年の桜の開花予想が載っていました。今年も開花は早まる予想ですね。みちのくの開花予想を見ていくと、福島市は3月29日、仙台市は31日、山形市が4月4日、秋田市は8日、盛岡市が9日で、青森市は4月10日とのことです。果たしてみちのくの桜の開花はいつになることやら・・・。
私は全く知りませんでしたが、アメリカにすごいシンガーソングライターがいるのですね。しかも、スタイルも格好いいし、思わず見とれてしまいました。これで34歳ですか。Taylor Alison Swift 、テイラー・スウィフトさん。
7日の東京ドームでの公演では、3時間半も歌って、踊って、ギターを弾いて、ピアノを演奏したそうです。3時間半ですよ、実感できますか、3時間半!!!お見事!天晴れ!!としか言いようがないです。「スパンコールに輝くボディスーツ姿」でギターを弾き、歌うのですから「圧倒された」のも納得です。
何よりもすごいなあと感じたのはこれだけの人気と実力のある歌手がきちんと自分の考え、意見を持ち、発言をすることをためらわないことです。アメリカの大統領選挙にも大きな影響を与えるというのですからますます感心します。 これを機会に彼女の動きに注目していこうかなと思いました。
もう一人、凄い日本人がいます。映画館では洋画を見るときには見ない日がなかったといってもいいくらいの素晴らしい翻訳家である戸田奈津子さんです。もう87歳ですか。朝日新聞ん3回に分けてインタビュー記事が載っていました。上・中・下ともに結構な分量の記事内容でした。『戸田奈津子さん 映画と英語と歩んだ87年』
津田塾大の学生時代は英文科でフランク・シナトラやエルビス・プレスリーの歌をよく聞いて、英語のヒアリングの勉強をしたようです。フランシス・コッポラ監督の映画「地獄の黙示録」が映画の字幕翻訳者として本格的にデビューした作品のようです。(思い出しますね、ワーグナーでしたっけ、大音量の音楽をバックにヘリコプターの群れが画面を覆いつくす場面です。)
戸田さんは40年以上にわたり合計約1500本の映画の翻訳に携わってきたと言います。初めて知りましたが、字幕には1秒3~4文字という厳しい制約があるそうです。3回目のインタビュー記事でいいことを言っていますね。
字幕の翻訳では、コメディやジョークがすごく難しいとのこと。字幕のセリフだけで笑わせるんはほとんど不可能と感じることもあるとか。
大物俳優(トム・クルーズ、ハリソン・フォード、ブラッド・ピットとか)といかにして強い信頼関係を築いたか、相手が大スターであっても誰であっても、自分を飾らず、素のままで付き合います。先入観念を持たずにその人に会って自分の目で見て判断すればいいのです、と。
ここからは読んで感心した語録集;
・何のために英語をやっているのか自覚することが大切です
・最近のような会話重視は間違っている。まず基本をしっかりやるべきです。中学3年生の文法でいいんです。あとはボキャブラリーを増やしていけばいい
・書くことも大事です。間違いを認識することが学ぶということなんです
・なぜもっと母国の日本語を教えないのか。字幕翻訳の仕事でも、求められるのは80%が日本語です。字幕は短く、的確に、みんなに分かる言葉で、見ている人の感情に訴えなければなりません。そのためには日本語の力が必要なのです
・人間同士が会うと、空気で理解し合える、会って初めてその人の人柄も分かる。そんな空気を大切にすためにも、外国語を学んでほしい