
前回の続き。
登るにつれ次第に深くなる雪。しかしサラサラのパウダースノーなので気分良く歩き続けることが出来る。山頂付近まで来ると↑ぐらいの深さに。深いところで50cmぐらいだろうか。
ここまでずっと踏み跡を辿って歩いて来たが、その踏み跡もどうも不安定。決して通常の登山道をトレースしているとは思えない。しかし尾根伝いに登りつづければ頂上に行けることは分っているので踏み跡にあまり頼らず自由に歩く。これまた面白い。
そうこうしているうちにいよいよ本仁田山の頂上が見えてきた。休憩している人と挨拶を交わしとりあえず荷物を下ろす。

視界がそれほど広い山頂でもないが、雪上がりで空気が澄んでいるので遠くまで見渡すことが出来た。

石尾根の先には真っ白な富士山

おお、我が狭山丘陵付近の遥か先にはスカイツリーが
さすがに霞んでいたが、東京のビル群の先に横たわる房総の山や横浜あたりまでも。山頂にいた本仁田山登頂80回という初老の男性が言うにはこれほどの景色は年に一度見られるかどうかとのこと。雪を掻き分け登った甲斐もある。

実は出発の時点では川苔山まで行こうかと少しだけ思っていたのだが、この景色に満足したのと思いのほかのんびりしたこともあったのでここで昼食にして川苔山はまた次回にすることに決めた。
ラーメン+アルファ米おじやの糖質過多昼食をのんびりと食し、いよいよ待望の尾根歩きへと向かうことにした。
つづきはこちら。