あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

モグラ避け植物 ストップ! ザ、モグラ

2015-09-12 22:53:19 | 植物

先日 ホームセンターへ行ったら、処分品50円のストップ! ザ、モグラの苗。
へえ~ こんなものがあるのかと、付いていた札を読めば
この植物の独特な臭いでモグラが寄り付かないらしい!

これは良いかも!と、もには試しに二株お持ち帰りして
農園のモグラが通った土がモコモコっとしたところへ二本植えてみる事にしたが
果たして効果があるのかどうか…数日後、もっと買っておけば良かったって
ホームセンターへ行ったけど、あの時はずいぶん残っていたのに
きれいに売り切れてしまっていた。

やっぱり思いついたときに買っとかないとダメなんだと実感!!

ちょっと見た事のない植物だった。

モグラ避けの植物だなんて…しかも50円って!

効果性か、それとも価格の安さなのかは不明だけど…。

はてさて、このストップ! ザ、モグラの正体は何ぞやと
さっそくネットで検索して調べてみた。

植物の名前はトウダイグサ科トウダイグサ属の「ユーホルビア・ラシリス」で
ポインセチアやハナキリンなどの仲間で、通称モグラストップ。
英名がカッパー、和名はホルトソウと言われる。
この植物が出す乳液に「ユウフォルピン」という毒素があり
モグラはこれを嫌ってこの近くへは寄り付かない…というものらしい。

ちなみに!茎から出る白い汁は、かぶれを引き起こすらしく毒草の部類なのだが
種子を圧搾して取れた油分を精製すると、続随子(ぞくずいし)という生薬に変わる
まさに、毒にも薬にも・・・の植物なのだそうだ。

そもそも、なんでモグラを忌み嫌うかといえば
モグラはミミズなどを食べる肉食なので
野菜の根っこや茎を齧ったりするわけではないのだが
まあ、せいぜいモグラの通った穴で植物が枯れるくらいか?
それとも畦に穴を開けて、田んぼの水が抜けてしまうとか
……あ、けっこう悪者ジャン(◎_◎;)

pochiko農園、モグラの通った跡

そのモグラの通った道をめがけて植えてみた。

もっと悪いのは、そのモグラの通った穴から野ネズミが入って来ることで
コヤツらときたら、悪行三昧で根っこは齧る大根やジャガイモなどをつまみ食いするし
貯蔵穀物を加害し、寄生虫、各種伝染病の媒介するため
害獣と見なされ、駆除対象となっている。

そもそも畑の土を肥やすには、売ってる化学肥料も良いけど
施肥などの有機肥料はやっぱり欠かせなくて
栄養化のある土壌ではミミズが繁殖し、そのミミズの糞が
また土を栄養価の高いものにするのだが
そのミミズを主な食料としているモグラが畑に侵入し
モグラ穴を通って、野ねずみが利用して畑で悪さをする。

こういうシステムなんだねえ(~_~;)

ホルトソウの花が咲いた。

面白い形をした花だった。

そんなモグラが嫌う植物って、例えば彼岸花や水仙なんかも
毒性があって、寄り付かなくなるようで
彼岸花はないけど、水仙の球根はいくつか埋めておいたが
そこにストップ! ザ、モグラが増えたら鬼に金棒…だといいんだけどねえ( *´艸`)

ホルトソウの実

また、完熟した黒い果実は、弾けるとき、かなり大きな音を立てるのだとか
それを聞いてみるのも楽しみの一つといなっている。
効果があったら、種を取ってpochiko農園のあちこちに植えたいと思っている。

 


 

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セントポーリアにミニ種があったとは!!

2015-05-29 23:47:53 | 植物

私の好きな花でセントポーリアがある。
今あるセントポーリアは、数年前に処分品で買ったもので
よくよくヒョロヒョロっとして花が咲くのか?
いや、それ以前にすぐにも枯れてしまいそうな鉢植えだった。

そりゃそうだよね、でなきゃ処分品として売ってないもん!
ともかく、そういう処分品が好きで、50円100円くらいなら
ダメもとでもいいかな~って気になる。

まあ、実際にダメになってしまう植物も少なくはなかったけど
その代わりに復活した時にはメッチャ嬉しい。
私のよくいくホームセンターでは、そういう処分品目当ての人がけっこう居て
処分品好きにとっては穴場なのかもしれない。


このセントポーリアも何度枯れそうな憂き目にあった事か。

咲き終えた花を摘んでしまったので、ちょっとショボイけど
満開の時は…そりゃ~見事なものだった。

一番危なかったのは、水のあげ過ぎで根腐れを起こしたことで
当時植物好きの民生委員さんが、しばらく水をあげないでみて!って
それで枯れたらそれまでだと…しばらく水切りをして
今は大きい株になって、一年中花を咲かせてくれている。
愛い奴じゃのぉ~~ セントポーリア!

だから、ホームセンターへ行くとセントポーリア処分品で出てないかな~と
つい探してしまう私…って、好きなくせに処分品狙いとは!

先だって、別のホームセンターへ行った時に、おや??と目を奪われた鉢植え。
なに~~ メッチャ可愛い!!
小っちゃいセントポーリアが並んでいた。
セントポーリアにこんなミニ種があるなんて…今まで知らなかった。

これは処分品ではなく、れっきとした定価通りの価格だが
あんまり可愛いので欲しくなってしまって
私が定価で買うなんて、明日は空から槍でも降って来るかも( *´艸`)


最初は一番お気に入りの鉢を一つお持ち帰りした。

まあ、定価定価と騒いでいるけど、一鉢たかだか286円だったかで
最初 好きな色の花びらのを一つお持ち帰りしたが
なんだか一鉢では、小さい分寂しいかな~~と
次に行った時に二鉢お持ち帰り、三鉢が仲良く並んでいる。


二番目がこの濃い紫のもの


三番目がピンクにちょっと紫色の斑が入ったような花

お持ち帰りした三種の他にもいろんな色があって
あまり水をあげないのか、ちょっとヨレヨレ気味になっているので
ひょっとしたら処分品にならないかと、買い物ついでに様子を見に行くのだけど
未だに定価通り…どうせ、ヨレヨレ気味なんだもん
安く売ってくれたらいいのに…そしたら大人買いしようと目論んでいる私( *´艸`)

三鉢並んだミニセントポーリア♪

100均のトレーに並べてみた^^

そもそもセントポーリアはイワタバコ科のセントポーリア属の総称で
ケニア南部とタンザニア北部の山地に生息する非耐寒性の多年草
東アフリカのごく限られた地域におよそ24種が分布し
茎がほとんど伸びずに葉を放射状に伸ばす「ロゼットタイプ」と
茎が這うように伸びていく「トレイルタイプ」に大きく分けられるようだ。


どんだけ小さいか、大きいものとミニとの対比

和名はアフリカスミレといい
花言葉は「小さな愛」「細やかな愛」「親しみ深い」。
それにしてもセントポーリアにミニ種があるとはねえ~
ちょっとハマりそう、増やしてみようかしらん♪

 

 

 

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ようやく赤くなったオキナワスズメウリ

2014-12-25 22:29:05 | 植物

ぐりの歳時記のぐりさんから頂いたオキナワスズメウリ。
今年で二年目となった。
去年は早く蒔きすぎたのか、早々と赤くなって
冬が来る前に黒くてカリカリになってしまった。
そんな種でも大丈夫かと、春に解して…と思うが
固まってしまったようで、なかなか種が取り出せなかったので
そのまんま土に埋めたところ、それなりに発芽してくれた( *´艸`)


7月の頃のオキスズちゃん


徐々にツルが伸び始める

春から夏へと順調に育ち、花が咲き実が出来て
この実が何とも可愛くて、ちっちゃいくせにちゃんと模様が入ってる♪
若い緑色が少しずつ濃くなって、夏にはまるでスイカののような
こういう育っていく過程を見るのも、栽培の楽しさかな^^

オキナワスズメウリと言ってもなじみの薄い植物のようで
寒い地方ではあまり見られない植物のようだ。
最初 頂いたときに、こんな寒いとこで育つんだべか?って思ったけど
けっこう生育旺盛でよく茂り、緑のカーテンに利用できるらしい。

薄い黄色の花が咲き、その後緑色に白い模様が入った実が成り
実が熟すと、緑色や黄緑色、黄色、オレンジ色、赤色とカラフルな色に変化し
かわいい見た目も楽しめ、切花素材やリースなどにして楽しめる。


黄色く気持ち厚ぼったい感じの小ぢんまりとした花


花が終わる頃には小さい実がつき始める。


緑にまるで白い絵の具で模様を描いたようだ。

今年のリースはこのオキナワスズメウリでって思っていたが
秋のころになっても、なかなか色づかず緑のまんま。
ぐりさんや他に作られている方は、次々と色づいたと報告があったり
うちのオキスズちゃんは、いつになったら色っぽくなってくれるんだべか??と


なかなか色づかない我が家のオキスズちゃん

ぐりさんにお伺いしたら、家の中に置くと赤くなるって。

さっそく手繰って実のついてるとこだけ
家の中の室内物干しにぶら下げておいた。
なんと少しずつでは赤くなって来て
おおおぉ~~っと、感嘆の叫び!!


赤くなり始めたオキスズ


赤い色も鮮やかに!


それでも、まだ緑の実が残っている。

それでもまだ緑のまんまのがあって
いつ赤くなるのか、まあ それはそれで良いではないかと自分に納得。
クリスマスのリース作りには間に合わなかったけど
今日がクリスマスだしね^^;
っていうか、なかなか作る暇なしだったし( *´艸`)


真っ赤なオキスズの実、まるで作りもののよう~

今年は蒔くのが少し遅かったのかもしれないので
来年はもう少し早く蒔いてみようと思った。

 

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真冬に鉢植えのホテイアオイ

2014-12-20 22:12:00 | 植物

今年もあと10日くらいで終わってしまうなんて
なんだかピンと来なくて、まだ大掃除も手つかず状態の私。
そろそろ重い腰をあげなきゃなと思いながら
家事とちび孫とで一日があっという間に終わってしまう。

大掃除は夫と息子がお休みになってからにしよう!!
と決めた私(笑)


夕方の風景


我が家のシクラメン葉っぱがなくて満開状態(^▽^;)


約二カ月ほど前に思い付いて鉢植えにしたホテイアオイ。
実のとこ、あんまり繁殖力が強くて
メダカのケースを覆い尽くすほどの勢いで
まあ、それはそれで熱さ避けになるかも!なんて
呑気の考えていたのだが、呑気すぎるわ…酸欠状態でメダカは全滅。

ケースの溢れるほどあったホテイアオイは全て枯らせて
畑の隅に置いた堆肥枠へと、少しでも肥料となったらって気持だったが
雪国会津じゃ…このまま凍みて枯れて行くのも、なんだかな~と
ホテイアオイは耐寒温度が5℃で、寒さに強い植物とは言えずに
寒くなると茶色くなって枯れていく。

なもんでお試しというか遊び半分というか
思い付きでひとつは水栽培の容器に
ひとつは観葉植物用の土を入れて鉢植えにしてみた。

10月11日UPの『ホテイアオイを鉢植えにしてみた ぽちっと!!

元ばあちゃんのお部屋に置いて二カ月余り
さすがに二重ガラスのサッシと障子戸プラスしても
暖房のない夜に忍び寄る寒さはかなりのものかと。
水栽培のホテイアオイは少しずつ元気がなくなって行くのに対し
鉢植えのホテイアオイは青々と、気がつけばランナーが伸び始めている。


水栽培のホテイアオイ…かなりヨレヨレ!


鉢植えのホテイアオイ生き生きと徐々に成長中。

この冬の寒さにも増えようって魂胆か
調べてみると、水に浮かべていると寒さに弱いが
鉢植えにすると耐寒性があがるらしい。

恐るべしホテイアオイ…冬を越して春が来て
遅霜の心配がなくなるまで、どれだけ成長するのか興味津々!!

 


 

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100円ショップの多肉種

2014-10-31 22:41:13 | 植物

な~んか、今日で10月が終ってしまうだなんて
あっという間だったみたい。
年と共に月日の過ぎるのが早くなっていくようで
光陰矢のごとし…? 違うか(笑)

玄関先のアザレアが満開になった。

 

よく100円ショップへ行くのだが、ついつい買いすぎてしまい
後で考えると必要なかったかな~~と思うものまであったり
そんななかで、お持ち帰りした二鉢の多肉種。

以前も何度か買ったのだけど、いつの間にかダメにしちゃったものもあったりで
それでも珍しい多肉種を見ると、思わずはいられず手に取ってしまう。
なんと言う名前なのか…残念なのは名札に名前がない事で
100円だけど、名前くらいは明記してあった方が良いなと思う。

ミニ多肉食物だけじゃ分らないよ(~_~;)

でも可愛いからいいか…多肉植物だったら
小まめに面倒を見なくたって、けっこう育ってくれるので
ずぼらな私向きかも!!


一個は棘のないサボテンのようなもので
葉っぱ?かどうか、花弁みたいになってるのが可愛い。


もう一個はランナーっぽいのが出てて
その先に黄色い花が咲いてて、これも一緒にお持ち帰りした。

入っていた小さな容器から取り出して、可愛いマグカップに植え替えて見ようと
でも水抜きの穴がないと根ぐされを起こしてしまうので
どうしたもんかと…土を使わないハイドロボールに植えて見る事にした。

まあ、可愛いマグカップとはいえ
絶対に使わないだろうなってシロモンは
どこの家庭にでもあるんじゃないかな?
そういうのを鉢代わりに出来たらって思ったのだけど。

ハート形のマグカップと以前100均で買った小さい金魚鉢


けっこう可愛かったので、いくつか作ってみた!

利点は土を使わなくて良くて 水やりが1週間に1度程度で
忘れた頃にあげるくらいでちょうど良いらしい。
清潔 だし有害化学物質を吸着してくれるらしく
見よう見真似でやってみたけど、果たして大丈夫なのかしらね?

随分前に100円ショップで購入した観葉植物。



100円ショップの植物、ダメになってしまい、跡かたもなくなってしまったものもあるが
バカでかくなってしまい、置きどこに困るものもある。
トイレに置いておいた…モンステラとクワズイモ?クッカバラ?だったか。
買った当初は調べたような気がするのだけど…すっかり忘れてしまった。

 

 

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ホテイアオイを鉢植えにしてみた。

2014-10-11 23:30:50 | 植物

先日、孵ったばかりのメダカの稚魚が
増えすぎてしまったホテイアオイの為にか酸欠で全滅したので
ホテイアオイばっかりそんなにあったって仕方ないと
川に捨てるわけにもいかずに、結局カラカラに枯らして
pochiko農園の堆肥の中へと収まってもらった。

ホテイアオイがメダカを殺す?記事、詳しくはこちら  ポチっと!!

あとは4株ほどメダカの容器に残っているけど
それは自然と秋も深まり冬になる前に枯れて行くだろうと
そのままにしておく事にした。


今年最後のヨレヨレ状態のホテイアオイの花(9月24日撮影)

ただ、もともと水に浮かんでたっぷりと水分を含んでいたからか
なかなか枯れる事はなく、表面はカラカラになっていても
下の方はまだ瑞々しく生き生きしているので
武士の情けじゃ、何株かたすけてしんぜよう!!とばかりに
その中の二株ほど取り出して、面白半分遊び半分
水栽培の容器と鉢植えにしてみた。


ホテイアオイ鉢植えと水栽培

もともとホテイアオイは水葵科の浮き草の一種で水面に浮かんで生育する。
花が青く美しいので観賞用に栽培され…別名ウォーターヒヤシンスとも呼ばれ
いっつも水に浮かんでいるので、水栽培は大丈夫だろうと思っていたが
果たして鉢植えはどうなのだろうか??


水栽培のホテイアオイはそれなりに元気!


普通の観葉植物用の土の中でスクスクと元気♪

ちょっと水草だから、ガラスの容器に水を入れて
いわゆる腰水?を張って育てて見たが
なんと水栽培のものは特に元気があるわけでもなく
かと言って萎びて行くわけでもなく…。
でも成長はしているみたいな気がする!

ところが驚いたのは鉢植えのホテイアオイ。
しっかりと鉢の下から根っこがはみ出るくらいで
ホテイアオイって浮草の一種じゃなかったっけか??
水栽培のよりも生き生きしてるなんて…信じられない。


鉢植えのホテイアオイ、鉢の下から根っこがミッシリと@@;

上手くいけば、このまま冬越しをして春を迎えたら
メダカの容器に入れるホテイアオイは買わなくても
自分ちのが使えるって、なんかすごくない?


このまま冬越えしちゃうのか否か?

まあ、果たして室内に置いても冬が越せるかどうかだけど
なんてたって、世界の侵略的外来種ワースト100に認定される青い悪魔!
世界三大害草 と呼ばれ恐れられるという事態にまで至っているので
こんなに手間かけなくても、しぶとく生き延びてくれるのではないだろうか?
ただ今、経過観察中!!

 


 

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垣根のお茶の木

2014-10-08 22:32:25 | 植物

我が家の垣根には実にいろんな木が植えられている。
家の東側にある垣根には、ムクゲや椿など
なんとお茶の木まで植わっていた。

特にムクゲはアブラムシが付きやすいのいで嫌い!!

なんで一種類だけにしなかったのだろうなと思っていたが
垣根を作ったばあちゃんは、すでにこの世の方ではなく
聞くに聞けないが…茶の木は垣根に良いとされている。


イロイロとごちゃごちゃ植わっている我が家の垣根

 そのお茶の木は家の西側、ゆすら梅の脇にも植わっていて
毎年白い可愛らしい花を咲かせていたが
最初は何の木だか、また花だか分らなかった。

何年か前に、どこだっけかのブログで紹介されていた茶の木と花。
そう言えば家にも同じようなのがあったと
改めて見て見ると、紛うことなき…しっかりと茶の木だった。

毎年秋になるとポツリポツリと花を付け始め
白い花弁にたくさんの黄色い雄しべがあり
なんとも優しげに可愛らしい。

因みに茶の木は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹で
原産地は中国南部とされているが確かなことは分かっていないようで
お茶の花は食べることができ、天ぷらにして食べたり
煮詰めてお茶漬けの具にしたり、さらに茶の葉と同じく
煎じて飲むこともあるらしい。

白い茶花と共に、昨年実を結んだらしい茶色い実も付いて
やはり椿科の植物だけあってか、花や実の付け方など
椿によく似ていて、まだ青い実を割ってみると
中から茶色い種が出て来るのまで似ている。


お茶の木の実


椿の種とお茶の種

似ているから椿の実から油を搾ったように
戦時中など物資が不足していた時代には
茶の実からも食用油や化粧品などに使っていたそうだ。


お茶の花の蕾が開き始める。


お茶の花が開いた♪


お茶の花…全開!!

まあ、垣根のお茶だろうが静岡辺りの茶畑のお茶であろうが
同じお茶の木の様なので、垣根のお茶の木から葉っぱを採って
お茶を作るって事も出来るようだが、これがなかなか難しいらしく
垣根のお茶の木は、花と共に青々とした葉を見て楽しむところが無難なようだ。


オマケの一枚、私のカメラじゃ、これで精一杯な今夜の月食!

 

 

 

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ヤブカンゾウと待宵草の写真を撮りに行く。

2014-07-27 23:10:15 | 植物

相変わらずに暑い朝を迎える。
昨日は早めのヒメのお散歩だったけど
それでも歩きたがらない…きっと夏バテなのかもしれないと
無理強いしないで帰って来る事がシバシバある。

なんてたって前日の会津は36度以上あったからね…。

今朝は4時半頃に目が覚めて、家中のこもった熱気を
窓を開けて戸を開けて…朝の爽やかな空気と入れ替えをする。
気持ちひんやりとした空気が家の中に入り込んで
昨晩の熱中夜の空気が外に解放されて行く。


植木鉢のアマガエルも朝日を浴びる

今日は5時頃にヒメを連れ出し
まだ眠っている様な…遠くに早朝ウォーキングの姿が一人か二人
そろそろ日の出か、稜線が赤く眩しくなって来る。


今朝の夜明け前の風景

今日は線路沿いの散歩コースで、ちょっと目的があった。

先日に線路沿いの道にヤブカンゾウのオレンジの花が見え
いかにも夏って感じノ花に、写真を撮っておきたいと
そんな下心で、仕方なくヒメさまトコトコとついて来る。


線路沿いの散歩コース

それでもあまり遠くには行きたくなう様子なので
写真を撮り終えたらすぐに帰ってあげようとは思っていた。

そこは…線路沿いのその道には
ヤブカンゾウの他に待宵草やガガイモの密生地で
ガガイモも刈り取られる事が少ないからか
こんなに花が見れるのは珍しいと思った。


ガガイモの花が密生している


昼顔の花

秋にはきれいな種髪が見られるに違いない…刈り取られなければだけどね。

キスゲの仲間になるノカンゾウとヤブカンゾウだけど
たぶんヤブカンゾウの方じゃないかなと
完全には開き切ってなかったけど
中には花が終ってしまったところもあって
朝早いから開いてないのだろうか…ちょっと残念かな^^

「萱草(わすれぐさ)わが紐(ひも)に付く
香具山(かぐやま)の故(ふ)りにし里を忘れむがため」

この花を着物のひもにつけておくと嫌なことを忘れさせてくれるそうだ。

 


線路沿いに黄色い花をつけたマツヨイグサ。

マツヨイグサと宵待草と違いってなんだろ…そう思いません?
「宵待草」は大正期の詩人竹久夢二の詩のタイトルであって
この詩に曲がつけられてヒットしたことから
実際の正誤とは別に「宵待草」の名前が知られてしまったらしい。

「待てど暮らせど 来ぬ人を 宵待草の やるせなさ」

そんなマツヨイグサを堪能し何枚か写真に収めて
家に帰ったのが、まだ6時前の事だった。


 

 

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キカラスウリの花が咲いた!

2014-07-23 23:37:32 | 植物

ヒメの散歩コースに、カラスウリの花を見つけた。
その日は曇りがちな雨っぷりの天気だったので
夜に咲くと言われるカラスウリの花も閉じないでいてくれたのかもしれない。

毎年 見つけるのだけど、ちょっと高い場所にあって
なかなか間近で見る事が出来ないでいたが
思いがけなくも、我が家の庭にもカラスウリに花が見られた♪

夏の夜に、花弁の縁が糸状に長く伸びる花を咲かせ
蕾の時にはきれいに折りたたまれている。
時が訪れると一糸乱れずに展開していき、短時間で完全に開ききり
「糸」の一本一本がみるみる伸びていく様子は不思議で、
よくからまったりしないものだと感心させられます。
開花が始まるのは夜で、翌朝にはしおれてしまう…とある。

別名「玉章、玉梓(たまずさ)」「狐の枕(きつねのまくら)」など。

カラスウリの花…ツル性植物で、夏の夜に花が咲くのが幻想的な
白い糸の様な花弁を伸ばして、いや妖艶とでもいった方が正しいかもしれない。
夜の蛾を誘い出そうとして…スズメガらしいのだけど
スズメガの幼虫って、よく里芋の葉を食べる(~_~;)

と、まあ 話は横道にそれたが、カラスウリ正確にはキカラスウリで
この実をカラスが好んで食べる事からのネーミングのようだ。

私は知らなかったのだが、キカラスウリから採った澱粉で
赤ちゃんの天瓜粉…一般には汗知らずだよね。
それが作られていたらしい。

よく子供の頃は四季を通じて外で遊ぶ事が多かった。
だからか、冬の時期には手に霜やけが出来て
まんじゅうの様な手をしてた事を思い出す。

夜寝る頃に体が温まって来ると
そのしもやけの手が痒くなって、掻くと痛いし
そんな時にしもやけにはカラスウリを付けるのだと
どんなふうにして付けていたのか
カラスウリの実を直に付けていたのか
記憶にもないけど、しもやけとカラスウリは
私の記憶では、いつも一緒のものだった。

秋になると青かったキカラスウリの実が
黄色くなっていき、採ることのなかった実は
茶色くなってそのまま冬を越していたのだろう。

その種が落ちて、またその場所にはキカラスウリの芽が出て
ツルが伸びて、そして夏の夜には妖艶な花を咲かせるキカラスウリ
今年はキカラスウリの観察が出来るな!
実が生って色が変わって行く様も見れる♪
そう思っていたのに、夫に庭木の剪定の時にむしられてしまった(~_~;)

まったく、余計な事を!!

 

 

 

 

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ユリノキの花が咲いた。

2014-06-02 23:25:18 | 植物

今年もユリノキの花を見る事が出来た。
最初ユリノキなんて存在さえもしらないでいた私。
いつもコメントをくださるアルママさんのブログ
見せていただいたのが初めてだった。

花の形が面白くて、へえ~ こんな木もあるのだ。
そんなくらいしか頭に残っていなかったのだけど
二年前に孫太郎が幼稚園に入園して迎えに行く様になった園バスの
停留所になっていた公園…確か昭和公園とか言ってたっけ
そこにあのユリノキがあった。


三本のユリノキが植えられている公園


たくさんの花を付けているのが遠目でも分る。


今年もユリノキの花が見れた♪

当時幼稚園へ孫太郎を迎えに行った時に
どうしても園バスで帰らなくちゃならないと
ダダをこね大泣きされて、結局バスの停留所である公園で待つ羽目となった。
がしかし、そういう事がなかったらユリノキの存在を知らないままだったはず。

あれからずっと花が咲いて散って、ユリノキの実が生って
いつも孫太郎の園バスを待って、時には到着時間に遅れそうになったり
いや、実際に遅れてずっと先のコンビニの先まで追いかけて行った事もあった。
お迎えがないと幼稚園までお持ち帰りされてしまっていた。

いつも顔を合わせる同じ幼稚園のお孫さんを持つ同世代の方と顔見知りになり
バスが来るまでの間、中央付近の藤棚で腰を掛け世間話をしたものだった。
バスから降りてからも、公園で遊んで行くって聞かない孫太郎を
なだめたり脅したりしながら(笑)家まで連れて帰ったものだった。


今はすっかり花の終えた藤棚だが、ベンチに座るとかなり涼しい

あれから二年、無事卒園して今は小学校の一年生。

もうお役御免かと、あのユリノキを見る事はないのだと思っていたが
学童保育に間にあわずに順番待ち二番目の待機児童になってしまい
今年も思いがけずユリノキの花が見れた。


若草色の葉の影に咲いているユリノキの花


梢に咲いているというけど、ベンチに上がると目の前に見える。


別名チューリップツリ―と言われるようにチューリップの花にも似ている。


花ことばは見事な美しさ、幸福 田園の幸福 など

これは孫太郎に感謝しなきゃ!

モクレン科ユリノキ属で5月から6月にかけて梢に咲く花は
チューリップをイメージさせる事から
チューリップの木と呼ばれる事もあるそうだ。

花の直径は5~6cmで花弁は6枚。
黄色というかクリーム色とでもいおうか、基部に橙赤色の斑紋があり
萼片は3枚で、開花時には反り返るらしい。
また蜜が豊富で、垂れることもあるのだそうだ。


少しずつ花がしぼんで来る。


すっかり花弁が落ちると実の様なものが現れる。


それが枯れて行き、そのまま種が落ちて増えて行くのかしら…。


グレーチングの間から新しいユリノキの芽が顔を覗かせている。

今日は35度近くだったそうで、容赦なく照りつける太陽を遮る様に
濃淡の若葉がサワサワとささやく様に、またはざわめく様に
そのあちこちにはユリノキの花と一緒に揺らいでいる。

町民の憩いの場所となっているようだが
照りかえしの強い午後のひと時、人っ子一人の影も見えなくて
地面には干からびたようなイシクラゲ…テレビで聞きかじったというか
テレビだから見かじったというか、これって食べられるんだよって
自慢げに話す孫太郎の姿が蘇る。

 


 

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