塩漬後に土用干しをした物を梅干、干さないものを梅漬と言われ
我が家は梅漬けのほうで、しかもいつまでもカリカリ感が損なわれずに
目ん玉が飛び出るほど酸っぱくもなく
かと言って水をガブ飲みしなくちゃならないほど塩辛くもなく
ちょうど良い塩梅とはこの事を言うんだろうな~と思っていた。
私自身、あまり梅漬けは好きではないので
…って言うより、この世に存在しなくてもいいくらいなのだが
我が家の夫は、このばぁちゃんの漬けた梅漬けが好きで
夏場にはお弁当にも食事にも欠かせないものだったのだが
ばぁちゃんが倒れて以来、最初の年は私が作ってみたが
どういうわけか、途中から柔らかくなったりカビてしまったりで
何年か上手くつけることが出来ず…。
女は不浄だからなぁ~と勝ち誇ったような顔で
今度は俺が漬けてみるからと夫が漬けたのはいいが
トンでもなく塩辛い梅漬けで、たしかにカビはしなかったけど
とても食べられるものではなく、焼酎を入れるとカビないらしいのだが
レシピ通りに作っても、どうにも上手く漬けられず
これも相性というものがあるのか…と言い訳をしつつ
結局我が家では梅漬けを断念!
次の年は夫の姉の姑さんが、やっぱり上手に漬けるので
漬けてもらおうかという話になったのだが、その年に亡くなってしまい
それ以来高田で催される、あやめ祭りで買って急場を凌ぐ事現在に至ってしまっている。

漬ける前の梅も売られて、買って家で漬ける人もいる。

漬けられた梅は、樽から袋詰めされ売られているが
梅漬けは冷凍保存出来るのをご存知だろうか!
我が家でも何袋か買って食べる分だけ出して、残りは冷凍しているが
解凍してもパリパリ感もなくならず、カビの心配もなく場所も取らない…ときてる。(^_^)b
その高田梅の梅漬けは、高田梅自体大粒で肉厚が厚く梅漬けや梅酒に最適な梅なのだ。
まぁ そういう事で、昨日はあやめ祭りに出かけて、相変わらず梅漬けを買って来たのだが
そろそろ…自分でも漬けられるようにならんとなぁ~と反省しきりの日となった。
という事で、伊佐須美神社あやめ苑の景色をUP

追記 昨日のあやめ祭りは、夫も反省したらしく自分から行くか?と聞いてきた。
あれは夫なりのごめんな…だったと思って一緒に行ってあげた。