あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

Happy birthday ばぁちゃん!

2007-12-18 23:41:42 | 介護
時おり霙交じりの雨になってしまった今日。
本当に寒い一日で、いくら灯油代が高くなったとしても
使わないわけにはいかない…コタツだけでは心寂しいような感じで。

思い起こせば…って、その頃の私は生まれるどころか存在もなく
当たり前かぁ~ だってばぁちゃんの誕生日だもん。
昔の今頃は、もっと雪もたくさん積もっていたんだろうな…。
ばぁちゃんの生まれた里は、市内からかなり離れたところだったようだから

たしか8人兄弟の何番目だったか…4番目?だったと聞いた。
早くに母親を亡くして、まだ小さかった弟たちの面倒も良く見ていたと
在りし日の本人談だった。

若い時から苦労をして来たと、あの時代の女の人は
今の私達には想像も出来ないような苦労をして来たと想定。

70代になって、これからは自分の為に
好きな花を愛で、何年か前に買ったカラオケで
歌謡曲や民謡を思いっきり歌ってみたり…
およねとまっつぁんの「麦畑」なんかお得意だったんだけど
今は枕元にあるラジオから流れる歌謡曲を聴いているのかいないのか。

そんな生活も11年経ってしまったんだけど
今日はばぁちゃんの生まれた日なんだよ。
83年前に生まれ出た時は、将来このような生活を送るなんて
思いもしなかったんだろうなぁ~

もっと温泉だとか旅行だとか…行けば良かったのに
年に一回の同級会も、毎年楽しみにしていたのに
ばぁちゃんが寝たきりになった年の同級会では
ばぁちゃんの友達がお見舞いに来てくれたっけ。

ひょっとしたら人気者だったのかもしれないね。

毎日 同じ様な生活の繰り返しの中で
それでも僅かながら微妙に違う毎日を感じ取る事が出来てるのかな。

手わっさをして、私に怒られると僅かながらに眉を寄せて不快感を露にしたり
食べたくないものはギュッと口をつぐんで断固拒否してみたり
なんだか生まれた赤ちゃんが成長するよりも何十倍も遅いんだけど
それでも成長し続けてるような気がするよ。

だって最初の年は微動だにしなかったもんね。



ただ思いつくまま、だらだらと書き綴ってみたけど
ちゃんと買物に行った帰りにケーキを買って来た。
ばぁちゃんったら、スーパー辺りの特売の一個98円のケーキで充分だよなんて
そんな高いものを食ったら口が曲がっちまう~って言いそうだよ^^;

元々 貧乏性だったし。

でもさ、良いじゃん。
甘いものが好きで、食べる楽しみくらいしかないんだもん。
まぁ お相伴にと私の分も買って来たけどさ。

昼の間に降った雪は、いつのまにか止んでしまったようで
去年の今頃は雪の誕生日だったような気がするけど
今年は本格的な雪にならないでいる。


という事で、軒下の白南天の実をUP!


白と赤と縁起が良いってばぁちゃんが植えた南天。 
赤いのは鮮やかだけど、白いのは地味だねぇ~ でも優しい色合いだよ。







コメント (17)
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