朝目が覚めると外は雪景色だった。
8時半頃に、危険物のゴミを捨てに行く頃には本格的な降りに
どうなる事かと思ったけど、それでもしばらくして雪は止んだ。
昨日は小名浜に居る次女が彼氏を連れて帰省していた。
午後の2時頃に会津へ入ったとの連絡があり
ついでなので鶴ヶ城を回ってくるからと、家に着いたのは夕方の事だった。
私と言えば、なかなかお昼寝をしない孫太郎に手を焼きながら
いくつかのご馳走を準備するのに大忙しだった。
前以て探りを入れて置いたリクエストは、唐揚げと芋ようかん。
そして、前日から準備をして置いた鶏ハムとポテトサラダだとか
刺身の盛り合わせも良いかも…と、何だかワクワクしながら
到着するのを今か今かと待っていた。
夕方の到着した次女の彼氏は、とても気さくな好青年で
気持ち構え気味だった夫ともすぐに打ち解けて話をする事が出来た。
二人が席を外した時に、ボソッとなかなか似合いだな!と夫。
まあ、今すぐどうのこうのって事はないようだけど
幸先の話はスムーズに行きそうなので一安心だった。
そして、今日は雪の少ないいわき地方に住む彼氏の為に
以前から行ってみたいと言っていた大内宿から塔のへつりへ行く事になった。
あいにくと朝からの雪模様で、息子と私そして次女と彼氏と
夫は今日から夜勤に入るので、昼間は寝なくちゃならないので
残念ながらの不参加だった。
息子の車に乗って、市内からこぶしラインへ入る頃は止んでいた雪も雨となっていたが
下郷町へと近づくにつれ雪の量が増えて、道路はすでに積雪状態にあった。
県外車が数台走っていたけど、急な雪道にのろのろ運転を余儀なくされて
そこを雪国育ちの我が息子の運転する車は、すいすいと追い抜いて行く!
美里町からこぶしラインへと…まだミゾレ状態だった。
走るうちに雪色は濃くなってきた。
下郷町へと入ったとたん道は雪道へと…。
途中大内ダムで小休止して、いつものように写真を撮ったけど
雪にかすんだ様な…しかも吹雪き状態で
いつもの美しい景色を望む事が出来なかった。
大内ダムからの一望
誰の行いが悪かったんだ~とお互いに責任のなすり合い(笑)
それでも雪を見慣れている我々と違って
初めて見る雪景色に…ちょっと満足できたかな~と思うのだが。
大内宿に入ると雪の為か…まさか風評風評って事はないと思うが
僅かな見物客が見え隠れするくらいで、軒並みの土産物屋はほとんど閉っていた。
本当は大内宿の茅葺屋根の連なる風景と写真スポットからの見晴らし
そうして土産物を覗いて、蕎麦のソフトなんかを期待していたのだけど
ネギ蕎麦だけじゃ、ちょっとインパクト弱し状態で早々に引き上げる事にした。
雪の大内宿
軒下には干し柿と唐辛子…せんぶりなどが干されていた。
雪囲いされた家、茅葺屋根には枯れた雑草。
閑散とした大内宿だが、これが本来の姿かもしれないと思った。
この様子じゃ塔のへつりも期待できそうにもないなぁと思ったが
せっかく近くまで来たので行ってみる事にした。
と言う事で次回は冬の塔のへつり編をUP…乞うご期待って事で!