クリスマスの夜から降り続いた雪は
庭の松の木に白い綿帽子を被せるほどとなった。
いよいよ本格的な冬到来なんだね…。
先日の冬至に柚子湯にしようとスーパーから2個買って来た。
いざ、お風呂に入れようと思ったのだが、あまりにも芳しい香りで
なんだかお風呂に入れちゃうのが勿体ないような気がして
蜂蜜漬けにしてみようかと思い立つ。
最初は1個だけだと思っていたけど
洗面台の下に残っていた柚子湯の袋入りがあったので
2個とも切り刻んで蜂蜜に漬けてしまった。
パック入りのでも柚子の香りがしてけっこう温まったよ^^
この蜂蜜は長女の旦那さんのご実家からいただいた
天然の蜂蜜なので、すごく芳醇な味わいがする。
何でも山の中で自然に蜜の集まる場所を知っているとかで
いつも熊と採り合いになるのだと言っておられた。
あちらのお父さん、先に熊が来ていると
しっし!! あっちゃ行んげ!と追い払うのだとか
ほんとかどうかは定かではないが(笑)
柚子ってけっこう種が多く、何か利用出来ないものかと
検索をしてみたら柚子の種で化粧水が出来るとあり
柚子の種に水を入れるだけでジェル状になり
それを湯上りにつけるだけで、お肌ツルッツルになる…とあった。
昔の人はこういうのでお肌の手入れをしていたんだねぇ。
これは作ってみない手はないと、さっそく作ってみる事にした。
作り方はいろいろあり、ホワイトリカーを使う作り方もあったが
敏感肌の人にはどうかと思い、水だけで作る事にした。
幸い我が家は地下水だったし!
容器に種の3倍の水を入れて、しばらく置いたらぬるぬる感が出て
1日置いて種だけを取り除き、ジェル状の液体を別容器に移した。
水だと1日置いただけで使えるとあったので
湯上りにさっそく付けてみた。
ジェルがたっぷりと浸出した種
柚子だけど無味無臭で、たっぷりと付けたのに
すぐにしみ込んで行く感じで…なかなか良い感じ♪
このジェル状のは「ペクチン」と言い
保湿、シワ、小じわを薄くする効果があるようだ。
種は2~3回くらい水を取り換えて使えるようだが
少しずつ長く置かないとジェルも出て来なくなるけど
種は乾燥させておけば、いつでも使えるようなので
捨てないで、こんな事に利用するのもアリだと思った。
柚子の種から芽!
と、よく見たら種が割れて芽らしきものが見え
これを土に植えたら柚子が育つのかもしれないけど
実生は花が咲いて実が付くまで年数が掛かるので
来年は柚子の苗を買って、家でも植えてみようかと思っている。