台風の影響か、どうもハッキリとしない日が続いているけど
寒くもなく、かと言って暑くもなく
今の季節、着るものには困るかもしれないけど
過ごしやすい事には間違いない様だ。
毎朝 いつものようにヒメとの散歩。
その時々によってコースが違ったり、ヒメの気持ちのおもむくままだったり
この日は散歩気分満々のヒメさまの為に、いつものコース+砂利道コース。
何度も通った事がある道だけど、私もわりと好きなコースで
子供だった時分を思い出す。
コスモスやケイトウの咲き乱れるいつもの通り
好きな自然味たっぷりの散歩道
子供だった時分、もっと狭かった農道の
両脇に生えた長い雑草を結んで、後から来る友達を躓かせる
そんな他愛のない遊びをしていた事を思い出させるには
充分過ぎるほど雰囲気が好きなのかもしれない。
赤く色づいている柿の実
農道わきには畑があり、秋の野菜が所狭しと植えられて
柿の木にはすでに赤い実が…この時期に赤くなってるって
ひょっとすると甘柿なのかしら、最近甘柿はトンと見られなくなった。
子供の時は、こんな甘柿もオヤツでゴマがたくさん入っているのが甘くて
渋い柿を食べると渋で尻が詰まるって…言われていた事があった。
道路わきの雑草を見るともなく歩くと
黄色い網の様な雑草があって、以外にも花は小さく清楚だった。
アメリカネナシカズラ
北アメリカ原産の帰化植物で、茎は黄色を帯び植物に絡みつく1年草。
ロクでもない野草みたいだけど、薬効もあるのだそうだ。
雑草は見かけによらないってホンとだね^m^
こういう道端に蔓延る雑草は許せるけど
pochiko農園に蔓延る雑草は許せないワタシ。
そして黄色い背の高い花、キクイモ?イヌキクイモ??
農道の側溝脇に無造作に蔓延って
やっぱり帰化植物の繁殖力はすごいなと思った。
ヒメが何かを見つけた様で、一心に地面の匂いを嗅いでいる。
よく見ると鳥の羽が散らばっており
きっと、この場所で弱肉強食、野生の王国が行われていたのか
ヒメの前を歩いて、逃げようともしないそんな鳩が犠牲になったのかも。
一心に匂いを嗅いでいるヒメ
遠くにシラサギが二羽、のんびりと毛づくろいをしている。
いつも思っていた、ヨモギってどんな花?
見た事がなかったと思っていたが、はじめて分った。
秋によく見かける花、これがヨモギの花だったとは
この日初めて知った。
二羽のシラサギ
ヨモギの花
調べたけど分らなかった名も知らぬ野草
これはワルナスビ? イヌホウズキかもしれない
どこからか種が飛んで来たのか、道路沿いに朝顔の花
大木と化した金木犀
見上げるほどに大きな金木犀は芳しい香りが漂って
稲刈りの終わった田んぼ、まだ刈られていない田んぼ
藁ロールがアチコチに転がって
たとえどんよりとした朝でも
こんな野草を見て深まりゆく秋を感じる。