今年の春先に、ホームセンターで売られていた会津早生南瓜の苗
会津に産まれ育って…ならば会津南瓜を作ってみるのも悪くはないと
pochiko農園入口に植えて、今はようやく色づいて来た。
ちなみに会津南瓜とは
普通スーパーなどで見かけるカボチャは
ほとんどが西洋カボチャで、会津南瓜のような日本古来のカボチャは少なく
そのなかでも会津南瓜は早生の豊産種で、寒地では素晴らしい生育するらしい。
収穫を待つ会津早生南瓜、ノリスケのいる場所は小玉スイカが植えられていた所!
日本カボチャに属し、350年前から会津若松市門田町飯寺地区を中心に
飯寺(にいでら)カボチャとして栽培され
伝統野菜の「会津菊かぼちゃ」として赤茶色の皮に特徴があり
面は、浅い縦溝があり、1.5kg‐2.0kgほど大きさで
肉厚ででんぷん質が多く栄養価も高く
甘みがあり水分が多くねっとりしていているのが特徴のようだ。
赤っぽくなった収穫時期の会津早生南瓜
まだもう少し収穫待ちの会津早生南瓜
ともあれ、色づいて来た会津早生南瓜
西洋カボチャのようにホクホク感と甘みは少ないらしいが
ねっとりとしたカボチャそのものの味わいを楽しむというか
煮物に適しているようだ。
さてさて、どうして料理してやろうか!
頼みの綱のクックパッドで、あちこち検索をして行き着いたのが
カボチャの肉詰めで、さっそく買って来た挽肉に
みじん切り玉ねぎ・いんげん…それに椎茸椎と
他には人参好きのサクぼんの為にこれでもかってくらいの人参。
あんまり人参を入れ過ぎたからか、挽肉ピンク色っぽくなってしまった…(^▽^;)
収穫して来た会津早生南瓜
会津早生南瓜を真ん中から一刀両断に!
固くて刃が立たないかなと思ったけど、意外とあっさりと半分にすることが出来た。
そして、カボチャの中の種を取り除いて、ピンク色っぽくなった挽肉を詰める。
隙間のない様に空気を抜いてミチミチと詰め込んでいく。
もっと固いのかと思ったが、意に反して楽に切ることが出来た!
中身をくり抜いた。
あんまりたくさんの野菜を入れたためか
カボチャに入れても、まだ四分の三ほど残っている挽肉の詰め物本体!
しかたなくお弁当にもサクぼんにも食べられるようにと
小さく丸めてフライパンで蒸し焼きにし
蒸しあがったカボチャにとろけるチーズを掛けて出来上がり。
パン粉の他に、かさまし&ヘルシーにと木綿豆腐も一丁入っている。
だからか、お肉がピンクっぽい…(^▽^;)
蒸し器で蒸してる最中。
まだ、こんなに余っている(;'∀')
余ったもので、小粒っこハンバーグを作ってみる。
竹串を刺して濁った肉汁が出て来なかったらOK!
さて、ご試食タイム~~♪
上にとろけるチーズをトッピングで出来上がり。
まずはカボチャの部分をパクッと…あんまし味しない(~_~;)
挽肉の部分は美味しいけど、カボチャは水っぽくって
なんか詰め物との一体感もなく…正直 美味しいとは言い難く
う~~~ん、やめときゃよかったかなと、ちょっと後悔。
かえって、小さく丸めたハンバーグの方が売れ行きが良くて
ケチャップを付けたり、ソースとかポン酢なんかでもイケたはず。
本当はここで、カボチャ特有の味がして
挽肉の詰め物がカボチャの味を引き立てて
なんというか、挽肉とカボチャとの相乗効果とでもいうか
メッチャ美味しかった!!
そんなふうな感想を書けばいいのだけど…い、言えない(-_-;)
確かにねっとりとして美味しいとかってあったのだけど
味も素っ気もなくて…収穫早すぎたのかしらん?
まだ収穫してないものに対しては、しばらく放置プレイで
完熟になった頃を見計らって、リベンジしてみようと思うが
もう肉詰めは作らないかなあ…。
他に美味しい食べ方としてカボチャスープとか天ぷらとかあるようだけど
不味いカボチャで作っても、それなりの味にしかならないようで
クックパッドの写真は美味しそうだったのだけどねえ
ちょっと残念だった会津早生南瓜だった。