あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

雪の戻り前に、ひと時の春を味わった。

2018-01-22 23:31:59 | 日々雑事

晴れた日の午後に

ついこの間まで朝晩は寒かったものの昼間は暖かくて
積った雪もずいぶん融けてきたのだけど
また寒波が戻り、テレビでは東京都心の雪の模様を映してる。
まだ会津では寒いながらもチラチラなのに
都心で雪が積もったら大変だろうなと思った午後。

そんな前日は、やっぱり春を思わせるような天気で
いつもの庭の隅に植えておいたフキノトウが
丸い頭をいくつももたげていたので
どうしようか…迷ったけど、また雪が積もったら
当分は収穫する事が出来ないだろうと
家からザルとハサミを持って、丸い小さい春を摘み取って来た。

庭のいつもの場所にはフキノトウがあちこちに…。

恥ずかしそうに蕾を覗かせているフキノトウ

儚げにひっそりと顔を出したフキノトウ

でも、しっかりと存在感を誇示している。

それは思ったよりあって、いくつかフキノトウ味噌を作る事にした。

枯れた葉っぱを取って水洗いして、すでに春の香りがする。
大きいものは半分に切って茹でて…湯気と一緒に香しい香り!
まだ来ない春を身近に感じさせる香りだ。

茹でたら冷たい水にさらして、水気をギュッと絞り細かく刻む。
サラダ油でサッと炒めて、油が馴染んだら味噌とみりんと
あんまり甘くない方が良いかなあ~と
味見しながら水分を飛ばす。

爽やかな春の香りを感じる!

枯れ葉を取って洗って…まるっちくてとても可愛らしい。

出来上がったフキノトウ味噌、あんまりたくさんは要らない。
ほんの少し春を感じる事が出来たらって作ったけど
やっぱり少し多くなってしまった。

残ったフキノトウはどうしようか?
前に天ぷらにした時あまり食べなかったので
お浸しとかにしようかと思ったけど
息子にどうするって聞いたら天ぷらじゃないの?って
そんな一言で天ぷらにする事にした。

作ったフキノトウ味噌を小皿に盛って小指にチョンと付けて味見する。

サッと小麦粉を溶いて、次々と揚げていく。
ふぅ~~~ん、良い香り…キッチンに春の香りが充満する。
…ちびっ子たちは食べないだろうなあと
なにか冷蔵庫にないかなと覗き込んで
蟹カマボコ…棒状じゃないサラダ用のがあったので
それも揚げてみた。

カラッと揚げ終えたフキノトウ。
さっそくつまみ食いに来た人がいる(笑)
ほろ苦いけど美味しいです!!て、何度も来る。
誰とは言わないけど…塩つけて食べたらってね~( *´艸`) 
熱々をつまんで食べるのが一番美味しい食べ方なんだよ。

フキノトウの天ぷらは塩が合う。

食卓に出す前にレンジのオーブン機能っでカラッと温めにして出した。
残るかなと思ったけど意外とみんなパクパク食べてくれて
誰かさんつまみ食いもしたのに…(笑)
いや誰とは言わないけどちびっ子じゃないことは確か!!

家の中はホカホカで一足先に春を満喫した夜だった。

そして今日の夕方からサラサラと本格的に雪が降る。
夕方から深夜にかけて降るのだそうだ。
こういう雪は朝までに積もっている事が多い。
また真冬に逆戻りとなった。

 


 

コメント (18)
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