近所の庭にシュロの木が植えてある。
最初はヤシかと思ったけど、あんな暖かい地方の樹木が
こんな東北の片田舎に育つものなのか?
そう思えば、市内でもよく見かける樹木で
調べてみたらシュロの木らしい。
民家の庭にニョッキリとシュロの木
いつも夫農園へ行く途中のお宅に
でっかい…5メートルくらいあるシュロの木が悠然と立っているのだけど
6月に入ってからだったか、シュロの木に変なもの発見!!
なんだか魚の卵みたいな…もっと近くで見られたら
花の細かい様子は分かるのかもしれないけど
通りからの盗み撮りで、高い場所にあるのでこれで精いっぱい!!
よく見ると花らしきものが!
調べてみたら、シュロはヤシ科の樹木で、日本、中国南部に分布し
日本では主に九州南部を原産としているようだが
野生化したものを関東地方あたりまで見かけることができるそうだ。
枝はなく、幹がまっすぐに伸びて、その頂点に円形で扇状に深く裂けた葉を四方に伸ばし
幹は繊維状の毛で覆われ、雄と雌の株があり雌株は5~6月頃にクリーム色をした粒状の花を咲かせる。
その後に実を付けます。実は直径1cmくらいで秋に黒青色に熟すのだそうだ。
固まってていかにも魚卵って感じ!!
え~~実も生るの??
直径一cmじゃ、地上から見えるわけもなく
取りあえず通る時には盗み撮りしている。
だんだんバラけて来た。
この白っぽいのが実? シュロの実を乾燥したものは薬効があるらしい。
シュロって幹に生えた毛(繊維)はシュロ縄やたわしの原材料になるようで
葉はさらして乾燥させ帽子や敷物
葉の軸を残して葉の部分をたこ糸などで束ねてハエたたきなどに加工されるらしい。
シュロのハエタタキ…あったら使ってみたい。
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