津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■塩手

2014-05-09 12:28:31 | 人物

先に「軍陳之作法少々聞書」を()()()にわたり御紹介した。この中(一)にどうしてもわからない「塩手の緒」という語句が登場して頭を悩ましてきた。
デスク廻りを片付けていると、この原文が出て来ていやがうえにも又この語句を眺める羽目になった。

「塩手」とか「手の緒」とか打ち込みながら、いろいろググってみるがヒットしない。平仮名で打ち込んでみようと思い「しおで」「しおて」で打ち込むと「しおて」で「和式馬具」というサイトに導かれた。やったと思い詳しく見て見ると、「四緒手」とある。「塩手」は当て字であった。
正式な名称が判るとさらに別のサイトで詳しいことが判明する。
                 四緒手 とは - コトバンク - kotobank
                 シホデ【(締手・統手)・四方手・四緒手】

一方「聞書」には「首を鞍に付候様躰之事塩手の緒にたぶさを結付斗也」とあるが、戦場で討取った首はこの四緒手にたぶさを結びつけるのだという。
これも武田勝頼に関するサイト「勝頼の最期と織田信忠による首実検」でそのように取り扱われていることが記されていた。

                                         

                                            
それぞれの皆様のサイトに感謝

                                            教訓:難解な語句は平仮名で検索すべし
                 


 

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■松寿庵先生 第98講

2014-05-09 07:22:54 | 史料
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