津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■お安く読む・平凡社新書「牢人たちの戦国時代」

2014-05-31 18:37:46 | 書籍・読書
     牢人たちの戦国時代 (平凡社新書)
 
            平凡社

 

内容説明

戦国時代、武将が戦いに敗れると、仕える武士たちは牢人となった。牢人には、真田幸村、山本勘助、後藤又兵衛などもいたが、多くは、名前を知られることもない武士たちである。主家を失い、「非正規身分」となった武士たちは、どう生きたのか。勝者の歴史に埋もれた敗者の「その後」を、丹念な史料の読み解きから、鮮やかに描きだす。

目次

第1章 牢人の誕生(源平争乱期に現われる;赤松氏牢人の発生とお家再興 ほか)
第2章 戦国争乱期における牢人(尼子氏の盛衰と牢人;名だたる牢人たち/講じられる対策 ほか)
第3章 関ヶ原合戦と牢人(チャンスをうかがう牢人たち;困難な再興、再仕官 ほか)
第4章 大坂の陣と牢人(豊臣家に賭けた牢人たち;敗者たちのその後 ほか)

著者紹介

渡邊大門[ワタナベダイモン] 
1967年神奈川県生まれ。歴史学者。90年関西学院大学文学部史学科日本史学専攻卒業、2008年佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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■秀林院の場所

2014-05-31 16:18:30 | 人物

一、(寛永十二年)七月十二日、乃美主水・河喜多五郎右衛門江被下御書之内

      竹の丸之広間秀林院ニ引候ニ付而書中見候、こけらふきに可申付候事

            此御書を以考候ヘハ、御先代より竹の丸にも少々御間取有之たるなるへし、或語伝に、忠広之時にハ御花畑御殿坪井川のうへを
            廊下つゝきにて、御城より御往来つかへさる御かまへなり、それゆえ妙解院様御本丸御住居之内も、御花畑御広間に御馬廻衆より
            常にかわる/\御番仕候由、御敷台もさつといたしたるとりふきにて、拭板なともなく、竹簾を敷有之たつなり、虚実ハはかりかたし
            元和年中に豊前ニ秀林院被建置候を、当御國に御引被成候と聞へ候共、其年月・寺地之所柄并停廃の事もわかり不申候
            真源院様御代寛永十九年、護国山妙解寺御建立被成候事を、正保之末比に成候而ハ御後悔被遊候との語伝、乍恐深き尊慮被為
            有かと奉存候、御代々之御菩提寺ハ泰勝院一ヶ寺にても可被為済物をとの思召ニ而、御国のため御家の為、後年累とも可成筋ハ
            少にても御省き被遊度との御意を、奉伺たるとの申伝へも有之由、強て考候に、正保二年三齋君御逝去後、八代の泰勝院を熊本に
            御合せ被成候砌なと、秀林院をも一ッに御よせ被成候而、院地ハ御こほち被遊候かと奉存候

 秀林院とはガラシャ夫人の菩提寺のことである。不思議なことに何処にあったのか所在が不明であるが、泰勝寺周辺であろう事は想像できる。
永青文庫の膨大な資料の中に、その真実は埋もれているのであろう。
 

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■真夏日五日目

2014-05-31 13:56:08 | 人物

 五月も今日でおしまいですが、今日で真夏日が五日目に成り、身体が対応しきれずにいるようでなんとも不愉快な日々を送っています。
昨日が32℃、今日は33℃の予想なのですが、TVの報道を見ると全国各地で凄い気温になっているようで驚き入りました。
御地は如何でしょうか。これからうっとうしい梅雨が来ますし、その後の本格的な夏がやってくると思うと、げんなりしてしまいます。
それでも昨年の五月は月の内10日も真夏日があって、なんとか凌いできましたから今年も頑張らねばと思います。

今日のお昼は今年初めての素麺をいただきました。
それに、血圧の為にと思い最近は塩気を随分カットしてきましたが、夏の間は又再開したがよさそうに考えています。
本格的夏をまえに、いささか弱気な72爺です。 

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