津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■明和繁雑帳・會所舊記から(17)

2018-01-16 18:01:32 | 史料

九一五
八十七
一下方公事出入之事
  此儀、筋々相達候様兼て被為仰付置候處ニ、間々下方
  心得違之儀有之、御給人衆其外手筋違ニ申出、私共取
  鎮メ無障相濟候儀も重立候様相成候儀多御座候て、往
  々下方氣請悪敷相成り可申と奉存候間、手筋違ニ一統
  御達被為置被下度奉存候
[上ノ付札]「此儀、別紙及達候事」
    覺
  一下方公事出入之儀は、筋々ニ申出可相濟儀を、休人
   方其外手筋違申込候様成儀は下方之心得違ニ付、各
   より兼々教示有之、訴訟之儀は村庄屋へ相達、取次
   不申候ハヽ各え相達、吟味を受可申候、度々申出候
   ても取揚無之候ハヽ、直ニ拙者共へ申出、拙者共取
   揚不申候ハヽ在廻之御横目へ相達候様ニとの儀、前
   々より被仰付置候處、間々心得違之者も有之様子ニ
   付、猶又委敷下方え被申聞置候様ニ、若其上ニも手
   筋違え奸智を以工之筋等致越訴候様成儀有之候ハ
   ゝ、吟味之上可被相達候、左候ハヽ、筋ニより急度
   可申付候
  一下方諸願筋之儀ニ付ては、内々手寄を求相願候得は
   相濟候事と相心得、自然と色々工ミケ間敷筋も有之  
   不届之至候間、専筋々ニ願出候儀委敷被申付置、心
   得違之者有之候ハヽ、前條同前可被相達候
    右之通一統申談及達候條、急度可被申付置候事
     七月        御郡代中
         御惣庄屋中」

九一六
八十八
一下方より諸願筋之事
  此儀、筋々願出申筈御座候處、手寄を以御侍衆又は御
  役人衆え内々申出、願筋大概相濟候程ニ仕付、其上ニ
  て私共方へ相達候儀有之、手寄を求候儀専ニ相心得、
  自然と御百姓之持前取失ひ類引ニも相成申候、依之以
  來筋違ニ相頼候儀等、決て取持無之様有之度奉存候、
  下方よりは一切筋々相願候様、若筋違内々頼廻り候ハ
  ゝ急度可被仰付旨、一統被為及御達被下度奉願候
[上ノ付札]「此儀、前條一紙ニ及達候事」

九一七
八十九
一諸御郡村々零落所は、何角ニ付て必多度上之御難題ニも
 罷成り、於私共も奉恐入候、然處、御給人衆ニより内々
 種々せかみ事多、不得止事折々才覺ニて出方仕候へ共、
 利繰ニ合、且又被借付置候米銀を御扶持方拂之現米を以
 引立、幷御百姓へ借用を頼被申、調兼候得は拂方相濟
 居候御扶持方一紙を被押置候類抔之御仁も有之候て、御
 算用之障りニ相成困窮仕候、上より被為附御心被下候て
 も、右之通ニ内々出方多ク御座候へは、其詮も無御座氣
 毒至極ニ奉存候、御知行所より出方ニ相成候米銀之儀は、
 御給人衆/\より筋々御達之上、御百姓出方ニ相成候様
 被仰付被下度奉存候
[上ノ付札]「此儀、人躰ニも寄り可申事ニ付、異候儀相聞候
   節は可被申達候事」

九一八
九十
一分て零落村々之事
  此儀、諸手永ニ村ニより田畑之地味替候様、御免不
  釣合ニ有之、ねん/\と及零落、高地請持兼候ニ付て
  は高役も差支、根付草浚も手永之難題ニ相成、私共儀
  も種々取計候得共及了簡不申、諸作出來方不宜候ニ付
  ては御損毛相立、奉恐入も候様之所柄は、追々可然様
  ニ御仕法被仰付被下度奉存候
[上ノ付札]「此儀、各別零落之村方は達之上、追々被附御心
   候事ニ付、改か被及御達旨候事」

九一九
九一
一御百姓之内、御給人衆幷他御侍衆家来成候事
  此儀、容易ニ難被為叶段は兼々被為御達置、猶又去六
  月も御達之筋御座候、然處ニ、勝手兎哉角仕候者共在
  人數を放レたかり、寸志差上御家人え相成、又は御給
  人衆他御侍衆へ下々奉公ニ罷出、於向方名字刀被差免
  置、追て譜代之家来被成度由御主人より被及御達、御
  吟味之上、村方故障無之候へは家来ニ相成候様ニ、前
  廉其村ニ居候處及断絶居候ニ付、此跡ニ御抱被成抔と
  の御達ニて家来ニ成候も有之候、尤村方支有無御吟味
  之節、難澁ヶ間敷候ては後難も可有御座哉と、此所ニ
  恐、故障無之と申出候間ニは可有御座哉と奉存候
[上ノ付札]「此儀、村人數を難候儀ニ付ては、追々御達之趣
   を以委ク被遂吟味、勿論故障有無存寄之趣をも無遠
   慮可被相達候事」

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■今日から勤王です

2018-01-16 17:19:38 | 歴史

 明治元年(9月8日改元)一月十六日の熊本藩年表稿をみると、次のようにある。

本藩政府は、藩主慶順の旨を受けて書を在京重臣に致し、藩議勤王一途ときむ。


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■たたらを踏む

2018-01-16 13:09:41 | 徒然

今年になってから血圧が大いに上り、170とか180を記録している。椅子から立ち上がるとたたらを踏んでよろよろしている。
奇妙に左にしかよろけない。何故なのかしら。
しばらく薬をやめて、大いに運動をして食事に気を付けて、御酒も少々にして・・・血圧を下げようと努力しているが、やはり薬を飲まなければ状況は好転しそうにない。
今日は頭に鉢巻をしたような感じで、両耳の奥が痛い。測ってみたら183/98、これはまずい・・・
外に出る気力もないし、明日にでも気合を入れて病院に出かけることにしよう。

奥方も腎盂炎を患ってから血圧が高止まりしている。この人も血圧を測りながら首をかしげている。
今迄が元気が良すぎて、薬など一切の先ず水を飲んでいれば健康は保たれると思い込んでいる人だから、始末に悪い。
「ひっくり返ったらどうするんだ」と声をかけながら、自分がひっくり返らないようにしなければなるまい。

「PCばかりするからよ」という奥方の声が堪える。

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