津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■お安く読む・朝日文庫「歴史の話―日本史を問いなおす」

2018-01-19 18:28:52 | 書籍・読書

朝日文庫<br> 歴史の話―日本史を問いなおす  2018年1月の発刊、面白そう。まだ熊本の本屋さんには出ていないかもしれない。
                 東京・紀伊国屋書店でも発行元からの「お取り寄せ」とある。朝日出版に注文しよう。

内容説明

歴史家・網野善彦と哲学者・鶴見俊輔が「日本」と「日本人」をめぐって縦横無尽に語り合う。「百姓」とは誰をさすのか。「天皇制」をどう読むか。知識人が作り上げた日本史からこぼれ落ちた視点にこそ、見逃せないこの国の未来がある。ここでしか読めない二人の貴重な対談。

目次

1 歴史を多元的にみる(国民の生活から離れる知識人たち;「烏合の衆」が秘める思想的な強さ;わからない問題がたくさんある;「お前は何民族だ?」と聞かれたら;ずっと秀才だった人間の思い込み ほか)
2 歴史を読みなおす(「意味の重層性」を欠く日本の学術語;歴史的変化の中で揺れる文字の面白さ;山中共古と『東京人類学雑誌』;いま崩れようとしている「百姓は農民」像;襖の下張りに潜んでいる事実 ほか)

 

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■大身衆の抱え鳶の横暴

2018-01-19 08:07:58 | 歴史

 54万石大大名の細川家の城下は、まさに江戸の縮小版ともいえる。大火も度々起こり、「火の用心」は藩政基本政策ともいえる。
城下には町鳶とは別に、大身衆が「抱え鳶」なるものを雇抱え、これが大身衆の威光を笠に横暴をきわめた。
目に余るものがあったと見え町奉行所は「達」を出している。(宝暦7年)

          御町之者御家中大身衆へ抱鳶とか有之、出火之節馳付申由ニ候、
         然処ニ於火事場右雇鳶之者共惣体強儀之様子ニて御町鳶役之者共
         えも右体之儀有之段相聞候、右之者は火事場迄之雇ニて候処ニ、
         其屋敷/\之威勢を以、理不尽成ル仕形いたし候由不届之至ニ候、
         以来右之通之儀有之候ハヽ御町鳶之者ハ勿論、丁役之者よりも何
         某殿雇鳶ニて何町何某と申儀得斗承届早速此方えハ可相達候
         一、右之通屋敷/\より雇鳶之儀申来候ハヽ已來此方え相達候様、
           若相対ニて罷越候ハヽ可為越度候間、兼々五人組よりも心を
           付合候様夫々可有沙汰旨候、以上
               十二月二十三日     御町奉行根取中
                惣月行司蔚山町 甚三郎殿


            「鳶の喧嘩」の画像検索結果 こんな場面もあったのでしょうか

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■早朝の贈り物

2018-01-19 07:41:11 | 徒然

 今朝ほどは左足の強烈なこむら返しで目を覚まされた。まだ薄暗い日の出前である。
「あっ来るな」と感じて足先を曲げようとしたが間に合わない。「く~~~」とうなりながら、なんとかベッドから這い出す。
両手で伸びきった足先を曲げようともがきながら、なんとか床に足を付けて体重をかける。
その間わずかな時間だったが、生汗が出るような強烈な痛さ、寒さもいとわずしばらく立ち尽くしてしまった。
左足のふくらはぎにまだ鈍痛が残っている。明日は史談会の例会、歩けるかしらと少々心配ではある。
例会の史料の準備も少々残っていることだし・・・・今日は小生76歳の誕生日、朝からとんでもない贈り物である。

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