2018年1月の発刊、面白そう。まだ熊本の本屋さんには出ていないかもしれない。
東京・紀伊国屋書店でも発行元からの「お取り寄せ」とある。朝日出版に注文しよう。
内容説明
歴史家・網野善彦と哲学者・鶴見俊輔が「日本」と「日本人」をめぐって縦横無尽に語り合う。「百姓」とは誰をさすのか。「天皇制」をどう読むか。知識人が作り上げた日本史からこぼれ落ちた視点にこそ、見逃せないこの国の未来がある。ここでしか読めない二人の貴重な対談。
目次
1 歴史を多元的にみる(国民の生活から離れる知識人たち;「烏合の衆」が秘める思想的な強さ;わからない問題がたくさんある;「お前は何民族だ?」と聞かれたら;ずっと秀才だった人間の思い込み ほか)
2 歴史を読みなおす(「意味の重層性」を欠く日本の学術語;歴史的変化の中で揺れる文字の面白さ;山中共古と『東京人類学雑誌』;いま崩れようとしている「百姓は農民」像;襖の下張りに潜んでいる事実 ほか)