今日は史談会11月例会、昨日スクリーンやプロジェクターを借りるために熊本市民会館に電話を入れたら、私のミスで会場を確保できていなかった。
頭が真っ白になってしまったが、ただ一部屋和室が空いていた。これを頼んで何とか開催することが出来た。
写真のような塩梅になり、会員の皆様には大変ご迷惑をかける結果となってしまった。
写真は会員で「蒙古襲来絵詞」を所蔵しておられた天草五人衆の大矢野家のご当主である。遠い先祖は渡来人で東漢氏、永い大矢野家の歴史をご説明いただいた。
今一つは会員でドングリ博士の澤氏の「天保の飢饉と救荒食品」というテーマでお話しいただいたが、氏自らが縄文時代に遡るドングリのお菓子・ようかん、そして現代風のお菓子・ようかんをおつくり戴き、又ドングリコーヒーを焙煎してお持ちいただき、お菓子を頂戴しながら和気あいあいと時間を過ごした。
いろんな7~8種類のドングリを粉末にして木灰を入れ、何回も流水で晒して一週間以上試行錯誤された、本邦初のドングリ御菓子制作の苦労話を伺った。
ドングリを種類ごとに拾い集められたことも大作業だが、10キロのドングリで大変な作業を繰り返して、1~2キロのドングリ粉しか取れないというからなんとも氏のご苦労に感謝である。
都合2時間半、笑い声の絶えない例会で、私のチョンボもお忘れいただいたようである。両氏に感謝申し上げる。
1・2・3月の会場予約を忘れずにして終了となった。