わずか一年数カ月信長に仕えた、黒人弥助を取り上げた著書だが、今迄日本人でチャレンジする人がなく日本在住の英国人日本大学講師のロックリー・トーマス氏が上梓された。
非常に興味深い著書だが今一つ満足できないのは、如何せん弥助本人に係る資料が少なくて、これは著者の責任ではないだろう。
今晩のTVで「Black Samurai 信長に仕えたアフリカン侍・弥助」が取り上げられるみたいで、大いに楽しみにしている。
アメリカで映画化の話があるようだが、この著書がヒントになったのだろう。
今日のTV(BSプレミアム 9:00~10:30)で詳細を知ることが出来そうで楽しみにしている。
遅ればせながら皆様もご覧ください。
追記:5/16 AM9:10~
非常に興味深く拝見した。上記著書は初版が2017年2月の事だから、その後の弥助に関する研究は一段と進んでいることが感じられた。
最近の外国文書の解析から、加藤清正に関連する記述に「くろほう(黒坊)、妻子・・」云々という記述が発見されたという。
私は今、加藤家の侍帳に「弥助」の名前がないかどうかを、チェックを始めた。(無駄だとは思うが?)
そして、伊藤なお枝氏著の「清正公の南蛮服」を本棚から引っ張り出した。つながりを求めての事である。
清正のもとに「弥助」が在ったと考えると、清正のルソン交易などの発想におおいに関係するのではないかという思いである。
こうしてみると、誠に歴史は面白くロマンに満ちていることを感じざるを得ない。