津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■何とも様にならぬもの

2021-05-20 13:07:19 | 徒然

          何とも様にならぬもの・・短冊のきれた風鈴

 今日は未明から雨が降って居り、一時大雨が降ったが今日一ぱいこんな感じだろう。
風も強く雨の合間に散歩ともいかぬ降りようである。
それにしては、風鈴の音が聞こえないナと思い、外を眺めてみると、強い風でひもが切れ短冊が行方不明になっている。
短冊がない風鈴は何とも様にならない。

趣味というわけでもないが、風鈴とかウインドチャイム風風鈴?とか、土鈴とかを集めたことが在った。
外国旅行では多分スイスだと思うがカウベル風風鈴?を買って帰った。
国内旅行は土鈴が定番、先の大地震でほとんど割れたが、雄雛・雌雛が奇跡的に一対でのこされて、一年中TVの横に鎮座している。
M住まいをするようになった時、風鈴を吊るしたら、奥方が近所迷惑にならないかと心配する。
風鈴の音くらいで文句を言う人も無かろうとベランダに吊しているが、特に問題はない。
ウインドホーンは、風次第で見事な旋律を作り耳を楽しませてくれるが、これは結構音が響くからご遠慮申上げている。
カウベルなんぞは論外ではないかと思うが、処分するには気が引けて錆にまみれている。

風鈴をしばし取り込んで、紐をかえ短冊をつける間だけカウベル風鈴を下げてみた。雨と風の音にかきけされて文句も出まい。
しばし音を楽しもうという趣向である。処が台風でもこないと鳴りそうには思えない。
これは玄関のドアなどにつけるベルであることに気づいた。トホホな落ちがついてしまったが、取り付けるドアも見当たらず又物入行きの運命である。

                    

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■意味不明な言葉「拝殿押」

2021-05-20 07:19:54 | 歴史

 現在チャレンジしているM家の先祖附に「拝殿押」という言葉が出てきた。
何かの間違いだろうと思ったが、再び登場するに及んで、間違いないことを確認した。

   瑶臺院様被遊 御社参候節拝殿押相勤・・・

瑶臺院とは細川治年夫人で治年没後帰国して二本木御屋敷に居住している。
前述のごとく文言の登場は二度にわたっているが、最初のものは天明六年何処への社参かは記されていない。
二回目は天明十年藤崎宮・六所(宮)・山崎天満宮・祇園社の四か所が記されている。

まさか後ろから押して差し上げる役でもあるまい。いろいろググってみるが確答は見いだせない。
ふと「押領使」という言葉を思い出した。「兵員を統率して戦地に向かうことを職掌とする令外官、地方の治安の維持」とある。
処が、「押領」になると、「 他人の物、所領などを力ずくで奪い取ること。(=横領)。 兵を監督・統率すること。」とあり、なんとなく「押=警備」というニュアンスが見えてくる。

大漢和辞典を眺めるに及んで、「おす。おさえつける。取り締まる。圧する。」とあった。
どうやら、警備役と解してよいのではなかろうか。

こういう文言が登場して、古文書解読は難儀なものであり、また楽しいものでもある。
どうにか解説が出来そうではあるが、賢明なる諸兄のさらなるご教示を乞うところである。


  

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