もう30年ほども前の話である。私の伯父嫁の実家S家が当時坪井の七曲りにあった。
所用があって車で出かけたが、その名の通りクランクが連続し大いに難儀したことを思い出す。
新国道三号線の開通によって、分断されたが、坪井の必由館高校(元米田家屋敷)の正門前からやや進んだかってはどんずまりの所から右折し、黒髪1丁目の椋天神のあたりまで繋がっていた。
だから私が入り込んだ七曲がりは、四曲がり目くらいの所であったのだろう。
地図上は国道につながっているように見えるが、5・60センチくらいの段差が有り、帰りはこのクランクをバックで出たという次第である。
もうS家も引っ越されたので出かける機会もないが、今一度歩いてみたいし、椋天神当りにも出かけてみたいと思う。
過日もブログでご紹介した「木山往還」ここにも七曲りが在る。ここは全く道筋が変わることはなく存在している。
ただし、木山往還自身は、白山から水前寺地区で豊肥線により分断された。しかし数少ない横断路の一つとしてかろうじてつながっている。
県営堀之内団地の南側から、国府高校の北側をへて、私が幼少期を過ごした出水町(今)のどんどん川に沿って砂取四つ角のやや手前に顔を出すことになる。
ここから県立図書館の前を通り、八丁馬場から健軍神社へと進むことになる。
こちらも初めての人は迷い込んで身動きが付かなくなるが、現在は携帯の地図で居所が瞬時にわかって大助かりである。
ルートは 今昔マップon the webで確認済です。