この本の存在は前々から良く知っていたが、明智光秀も細川ガラシャももういいという感じで購入していなかった。
共著者の井上先生は御著「京都ぎらい」など、大いに楽しませていただいているし、呉座さんも「応仁の乱」以来期待していたが、なにやら事件?が起きて雌伏のときか、又の活躍を楽しみにしている。
もうお一人郭 南燕さんについては全く存じ上げていないのだが、ずいぶん多様な著書がありすごく興味を持っている。
フレデリック・クレインス氏もオランダ人の視点で、三浦按針からはじまり、「十七世紀のオランダ人が見た日本」「オランダ商館長が見た 江戸の災害」その他、興味ある著作がある。
そんなお四方が違う視点で、解けることのない謎にどのように迫っておられるのかを、「これを以てガラシャは打ち止め」と思い、ついに購入することにした。
・・・余計事・・・
我が家の下の階に93歳のおばあちゃんが一人住まいされている。
どうやらクリスチャンらしく、教会に出かけられたり、英語の勉強をしたり、クラシック音楽を楽しまれたりして高尚なお暮しである。
私はガラシャに関するいろんな著書14点ほど持っているが、最近終活の為に処分をしようかと思い始めた。
この中に、三浦綾子の「細川ガラシャ夫人」の英訳本「LADY GRACIA」を持っているが、これをプレゼントしようかと思っている。
自分ながら良いアイディアだと自賛しているのだが・・・喜んでくれるでしょうか?