津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■身近に迫るコロナ

2021-09-21 08:27:16 | 徒然

 昨日は敬老の日だということで娘がやってきた。部屋に入ってきても大きなマスクを外そうとしない。
三人の孫たちに話が及んだが、長女は大学三年生だがコロナ禍の中対面授業はなく親は学力がつかないだろうと心配している。

そしてバイトに励み、全国に散らばったS高校時代の同級生たちと連絡を取り合い、大学の夏休みの期間中は全国あちこちのコンサートに出かけているらしい。
過日その中にコロナ陰性の人が出て、孫娘は濃厚接触者となった。本人は陰性ではあったが家族ともども所定の日数を家の中で過ごしたらしい。
娘も一週間ほどテレワークで過ごしたらしい。
そんな話を聞いて、大きなマスクを外さないことに合点したことだが、もう十分日にちも経過して安全なのだが気を使っての事だった。
いつもはついてくる孫たちも、気を使ったのだろう娘一人の来宅となった。

娘が、いつまでもワクチン接種を受けようとしない母親に、「次はちゃんと申し込んで、受けなさい」と言ってくれたので、どうやらその気になったようだ。
孫娘の身近にコロナが迫ってきていたことがショックだったらしい。
最近は数字的にはずいぶん下降気味で、今月いっぱいで「緊急事態宣言・まん延防止等重点措置」も解除へと動きがあるようだが、はたしてどうなるのだろう。

まだまだ大いに用心することに越したことはない。


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■有吉家文書解説「年中行事抜粋」(45)五節句御禮之式・1

2021-09-21 06:52:03 | 有吉家文書

御在府年
   五節句御禮之式                        五節句とは

一、御禮五半時揃ニ付麻上下着五時出仕之事
  御禮五つ半時(9時)揃に付麻裃着、五つ時(8時)出仕の事
一、御一門衆同席之内欠席并隠居之使者御用番謁例之通候事
      但五節句ニハ代謁と申儀ハ無之候事
  御一門衆同席(家老)の内欠席并隠居の使者御用番(月番家老)謁例の通りの事
      但五節句には代謁と申すことは之なき事
一、御小姓頭より座付之窺且御備頭等不参之口達年始之通候事
  御小姓頭より座付の窺い且御備頭等不参の口達年始の通りの事
一、右同案内有之御弓之間東御椽通り中柱と佐野御間南御入側二枚杉戸内を北南江建付有之候中柱御間江罷出御敷居内北
  向東頭ニ御一門衆初座着御用人江謁御祝儀申上候事
      但御用人ハ北側西之隅ニ御衝立有之此所より罷出候例之御給仕口ニ候事
  右同案内有り御弓の間東御椽通り中柱と佐野御間南御入側二枚杉戸内を北南へ建付之ある中柱御間へ罷り出、御敷居内北向東頭に御一門衆初め
    座着、御用人へ謁御祝を申上げる事

      但御用人は北側西の隅に御衝立有る所より罷り出のこと、例の御給仕口の事
  五節句御禮中柱御間ニて御一門衆始御家老御中老御用人江謁直ニ居なり之内御用番壱人右絵図之通謁を受九曜之御間
  中柱之御間境之御敷居より三枚目之畳列座より一間計絵図之通謁を請御用人初退出を見て元之座に直り候夫より中柱
  御入側御杉戸明居候所へ参居候得者佐野御間ニ而御備頭御留守居大頭御祝儀を受候儀宜よし御小姓頭より知せ有之候
  間直ニ佐野御間江参御祝儀を受絵図左之通
    (佐野御間此処ニテ御祝儀を受少御備頭等之方向謁受ル御備頭大頭)
  五節句御禮は中柱御間にて御一門衆始め御家老・御中老・御用人へ謁、直に居なりの内御用番(月番家老)壱人右絵図の通り謁を受けえ、九曜
    の御間・
中柱の御間境の御敷居より三枚目の畳列座より一間計り絵図の通り謁を請け、御用人初め退出を見て元の座に直り、夫より中柱御入側
    御杉戸明け居る所へ参り居れば、佐野御間にて御備頭・御留守居大頭御祝儀を受けること宜しきよし御小姓頭より知せ有るれば、
直に佐野御間
    へ
参り御祝儀を受け絵図左の通
    (佐野御間此処で御祝儀を受け、少し御備頭等の方向謁受る御備頭大頭)
  右御備頭御留守居大頭之御祝儀を受候而一先右絵図之通中柱御入側板戸之口ニ引取猶又着座御礼宜段御小姓頭より知
  せ有之候上ニて左之絵図之通御祝儀を受夫より又中柱御入側御杉戸口之様ニ引取居候得者御物頭以下之御礼宜段御小
  姓頭より知せ有之候間又佐野御間江参御祝儀を受絵図左之通
  御物頭以下ハ絵図之通御床之方より二枚目之畳二間を前ニ當座着相済候段為知ニ相見候間直ニ詰間江引取候事  
    右御備頭・御留守居大頭の御祝儀を受けて一先ず右絵図の通り中柱御入側板戸之口に引取り、猶又着座御礼宜しき段御小姓頭より知せ有りたる
    上にて左の絵図の通り御祝儀を受け、夫より又中柱御入側御杉戸口の様に引き取り居れば、御物頭以下の御礼宜しき段御小
姓頭より知せ有るの
    で又佐野御間へ
参り御祝儀を受く、絵図左の通
    御物頭以下は絵図の通り御床の方より二枚目の畳に間を前に當て座着相済めば、知らせに相見えられ、直ニ詰間へ引取りの事
一、夫より御一門衆当代ニても并三家嫡子之見習ニて無之人者直ニ退去ニ相成御用番ハ同御間中カニ直り東より竪畳三枚
  目南より横畳五枚目一畳を右ニ当坐着御物頭一列々々罷出謁候事
      但御用番外之面々ハ始坐着之儘列坐之事
  夫より御一門衆当代にても并三家嫡子の見習にては無き人は直に退去に成り、御用番は同御間中に直り東より竪畳三枚目南より横畳五枚目一畳
   を右に
当坐着、御物頭一列々々罷り出謁の事
      但御用番外の面々は始め坐着の儘列坐の事
一、夫より中柱之御間御椽側ニ懸ケ控居候得ハ小姓頭より案内有之候中柱・佐野御間境御椽側弐枚御杉戸より御用番出佐
  野御間東之御入側を通り御敷居内ニ入南より横畳三枚目座着御備頭御留守居大頭奉行謁を受元之口之よふニ入控居候
  事
  夫より中柱の御間御椽側に懸け控居れば小姓頭より案内有り、中柱・佐野御間の境御椽側弐枚御杉戸より御用番出、佐野御間東の御入側を通り御
  敷居内に入り南より横畳三枚目に座着、御備頭・御留守居大頭・奉行謁を受け元の口の様に入り控居ること

一、御備頭御留守居大頭大御奉行者佐野御間御上段を後ニ当東頭南向ニ座着ニ相成居謁相済直南御椽側東頭同席之列座之
  所より少引下り列座有之候事
      但大御奉行ハ列座無之直ニ退去之事
  御備頭・御留守居大頭・大御奉行は佐野御間御上段を後に当、東頭南向に座着に相成居り「謁」を済せ、直ぐ南御椽側東頭同席の列座の所より
    少し引下り列座之ある事

      但大御奉行は列座無く直に退去の事
         
             ・・続く・・

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