津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■御土産はドングリ2個とカエデの葉っぱ

2023-10-02 11:22:37 | 徒然

 今朝の涼しさは秋そのものだった。やや強い風が明け放した窓から部屋から部屋へと吹き抜けていく。
もう残暑の暑さも終盤なのだろう。朝のうちに散歩に出た。過日少々歩きすぎたから今朝はやや抑えて、近所の公園を一周、約2キロを30分かけてゆっくり歩いた。
彼岸花の赤や黄色、朝顔によく似た冬瓜の紫の花、ツマグロ草などが美しい。
錦が丘小学校の裏手で、大きなドングリが落ちているのを発見、一つはD27㎜×h20㎜、もう一つはD20㎜×h23㎜というもの、掌に載せてコロコロやっていたらピカピカに艶が出たので持ち帰って来た。
世界のドングリ博士と言われた畏友・故 澤治彦氏のことが想われた。
錦が丘公園では、強い風に吹かれて落ち葉が乾いた音をたてながら走り回っている。
テニスの諸兄も強い風に悩ませながら楽しんでおられる。
公園内の木々が早くも紅葉しかけているものがある。ふとでかいカエデの葉っぱを見つけた。長経が135㎜もあった。
持ち帰って撮影。カエデは押し花にし、ドングリはひとまず小さなプラスティックの箱に収めた。

                                                 

           

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■タイピング終了

2023-10-02 08:09:03 | 徒然

「興津弥五右衛門の遺書」7373文字のタイピング、二日がかりで終了した。
爺様はまだまだやれるという達成感に満足している。
ルビを入れると行間がバラバラになってしまい、これを何とかしなければならないが、爺様にはこれをどうしたものかと悩んでいる。
技術的なことになるとハタと困ってしまう。
全文をタイピングして分かったことだが、書き写す(タイピング)という作業をすると、読むのとは違う作品の深みにはまり込むような気がした。
鴎外先生が、以外に沢山の間違いをしていることも改めて確認した。
書き出し早々、松向寺殿(忠興)を妙解院殿(忠利)と間違えたり、中間部では忠利を綱利と三度も間違えたりしている。
歴史小説はこういうことが難しい。
青空文庫のタイピングをみると、妙解院殿には「みょうげいん」とルビが打たれ「殿」には打たれていないが、これは「みょうげいんどの」と読ませようとの配慮だと考えられる。
尾形仂氏の「鴎外の歴史小説ー史料と方法」にも指摘ある様に、これは法号だから、その読みは「みょうげいんでん」でなければならない。
鴎外先生のことだから、それは十分ご存知の上で、「殿」は「どの」と読ませようとされたのだと好意的に受け止めておきたい。
そして改めてこの小説は、史実にはそぐわない鴎外先生虚構の作品であることの核心を深めた。


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