津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■ 熊本史談会10月例会御案内

2023-10-15 17:54:12 | 熊本史談会

今回は郷土の偉人「木下韡村先生」について、木下韡村の会会員でもあります当会会員・工藤四朗氏
から、下記の演題で講演を頂くことになりました。
多くの皆様に深く韡村先生について知って頂きたく、ご参会いただきます様ご案内を申し上げます。

                   記

期日:令和5年10月21日(土)午前9時45分~11時45分(質問時間を含む)
場所:熊本市電交通局電停前・ウェルパルくまもと(熊本保健所入居ビル)1階「アイポート」

演題:木下韡村の人間像と近代にもたらした影響

講師:本会会員 木下韡村の会会員 工藤 四朗氏          

一般参加自由:
    資料準備のため、事前にご電話申し込みをお願いします。電話(  090‐9494‐3190 眞藤)
    参加費 500円(資料代を含む)を申し受けます。
    又、マスクの着用は随意と致しますが、ご記名をお願いいたします。

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■秋の夜長は「芭蕉さん」

2023-10-15 06:51:57 | 徒然

 昨日はTVをよく見た。大学駅伝予選とブラタモリと、BSプレミアム「英雄たちの選択」で「奥の細道への道ー松尾芭蕉五・七・五の革命」である。
これは作家・嵐山光三郎氏が出演されているという事を知って「芭蕉さんなら光三郎さん」だろうと思って拝見した。熊本出身の俳人・長谷川櫂氏もご出演だった。
あと一度「TVer」で見てみたいとも思っている。良い番組だった。

                                                       
 ブラタモリを見た後、光三郎先生の著作である単行本の「芭蕉の誘惑」、文庫本の「芭蕉紀行」「悪党芭蕉」「芭蕉という修羅」を本棚から取り出し、「芭蕉の誘惑」を読み始めた。
「芭蕉の誘惑」は2000年4月の初版で紀行文学大賞を取られた作品だ。発行所が旅行会社JTBという次第である。
「芭蕉の名前を知ったのは中学三年の国語の授業で・・・」という書き出しで始まり、夏休みには日光・黒羽・白河等一週間かけて廻ったとあり、大学三年の時には「奥の細道」を三週間かけて踏破したという強者である。
そんな光三郎先生のTVでの話を思い出しながら、頁をめくった。文庫本の三冊も取り出して机に置いておいたが、コーヒーを一口喉を潤わせたとき、文庫本の「芭蕉紀行」を取り上げて頁を開いた。
最初の頁を開いたとたん、「えっ」と声を上げてしまった。さっき読み始めた「芭蕉の誘惑」と書き出しが一緒ではないか。
「同じ書き出しはまずいんじゃないかい」と思いながら読み進むが、まったく一緒の文章が続く。
私はここで漸く気が付いた。改めて最後の頁を開いてみると「この作品は平成十二年JTBより刊行された『芭蕉の誘惑』を解題、加筆修正したものである」とあった。
なんという失態、それぞれの本の購入時期が違うとはいえ、何度か読んでいるのに気が付かなかった。迂闊この上ない。
誠に不本意なトホホな秋の夜長であった。さて同じ内容の本が二冊あっても仕方ないと思うが「加筆修正した」とあるから、二冊並べながらどこを加筆したのかをウォッチングしようかとさえ思ったが、これは余りにも時間を摂りすぎるだろう。
四冊並べて本棚に収めることにした。

コメント (2)
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