津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■迷子の行方

2023-10-31 06:46:28 | 徒然

 熊本史談会で次回担当する講演の史料に添付する予定の「細川家系図」の行方が判らない。
これは線が複雑に入り込んでいるので、商売用の建築CADでこしらえた代物で、藩主代々が一直線に並ぶような構成ではなく、実親の下につづく形をとっている。
そうすると細川家は、嫡家相続は綱利で途絶え、藤孝~綱利が「嫡流」、宜紀~治年が「新田藩流」、齊茲からご当代までが「宇土支藩流」だという事が一目瞭然となる。
そんな些か邪道ともいえる系図だが、理解をしていただく上では中々よくできた系図だと自画自賛している。
その系図がどこかに隠れてしまった。PCのデータには残っていない。SDやUSBを片っ端から確認するが行方不明である。
迷子は何処に行った?と本気であせりだし、厭な汗をかく感じである。
真剣になって考えていたら、ブログに挙げたのではないかと思い至った。
早速ブログ内検索を掛けるが語句が適当でないのかなかなかヒットしない・・・しかしやっぱり迷子はここにいた。
そして今一つ代々藩主の奥方の家系につなげた系図も現れ、こんなものも作っていたかと呆れた次第である。
一件落着、管理の大事さを実感し、ともあれいそぎ、USBに落とし込み一安心。そのそれぞれの系図が下のようなものである。

               細川家略系図  細川家縁戚略系図

コメント
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