津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■まってろ定彦さん

2023-10-12 14:30:40 | 史料

  熊本地震直後、沢山の史料が多くションに出品された。何とか流出を止めようと落札したものが十数件に及んだが、その中に朽木定彦の刑部家への複雑な養子問題に関する書状を数点手に入れた。
定彦は宇土支藩の細川興文の五男・興章が朽木家に養嗣子として入ったが、病気のために家督せぬまま実家に帰ったが、定彦は朽木家に残ったことにより、宇土支藩でしかるべき養子先を見つける中で起きた事柄である。
         ■定彦さん、順養子なるか
         ■定彦さん、順養子なるか・2
         ■その後の定彦殿
         ■定彦さんのこと、謎解き  
         ■定彦氏のこと
         ■定彦さんにこだわって
         ■定彦殿のこと・1「朽木内匠書状」
         ■定彦殿のこと・2「文化十四年七月十日付・米田監物書状」
         ■朽木家の血脈
         ■八代朽木家取扱之扣写(一)
         ■朽木家のこと「閑話休題」
         ■朽木内匠・定彦関係略系図
         ■八代朽木家取扱之扣写(ニ)
         ■八代朽木家取扱之扣写(三)
         ■先祖附にみる定彦殿
         ■八代朽木家取扱之扣写(四)御尋ニ付口上覚(一)
         ■懐具合と相談の上・・・

 当時は私の古文書読解力が無かったと見え、確かな読み下しが出来ずにいたので、最近この文書を取り出して再チャレンジしたが、何のことはない私の読解力はそのまま進歩していなかった。
そこで先にご紹介したAIくずし字解読認識アプリ みを(miwo)に読ませてみようと思い、まずは一点写真撮影をして該当部分をトリミングする作業を始めた。
上記の如く、定彦殿には随分かかわってきたが判らず終いになっている。
頭の毛がうずいているので、少々前進させたいと思うが故である。

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■秋の夜長はフォーサイス

2023-10-12 07:44:13 | 書籍・読書

                                                           

 私の本棚に外国人作家の本が二冊ある。フレデリック・フォーサイスの「ジャッカルの日」と「オデッサ・ファイル」の文庫本である。
もう何遍読んだことか、随分の年季ものである。
つい先日ユーチュブで「ジャッカルの日」を見たりしたが、昨晩は「オデッサファイル」を読もうと夕食後の3時間ばかりで一気読みをしてしまった。
何度も読んでいるから、詠み始めると斜め読み状態になり、それでも先の状況が見えてくる。
詠み始める前に脇に置いた冷えたコーヒーで納戸かのどを潤しながら、完読すると改めてフォーサイスという作家の凄さを感じる。
最近PCのせいだと思うが、右目が何だかかすんで、あまり酷使しないでいようと思うのだが、少々目も疲れてしまった。
「ジャッカルの日」の方も読もうと思うが、これは少々間をおいての事にしよう。
さて寝ようかと空を見上げたら、月齢26日の細い月が雲間に見え隠れしていた。

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