ウイキペディアより引用
「木下韡村日記(八)-3」を読んでいたら、「寛政十二(1800)庚申年摂州天王寺御修復ニ付、日本国之諸宗江被仰付候」という文章が目に入った。
これは「四天王寺」の事だと思われるが、日本中の諸宗派を網羅して寄付を申し付け修復が行われたことを示している。「一寺、一日銭三文宛十七年之間」とあり、対象のお寺は463,750ヶ寺に上るとされるから、17年後の総額は 567,630両余となっている。3~400億円くらいの金額になるのではないか。
資料を読むと文化10年(1815)の再興とされるから、資金集めが申し渡されてから15年経過するころ完成している。
一日銭三文でもこれだけのお寺の数と17年という長期にわたると、こういうとんでもない金額になる。
全国のお寺の総抱えによって再建された四天王寺、どういうお寺??と勉強不足の私はあわてて四天王寺のサイトを開いている。