コロナ肩痛がずっと続いていたが、ここ四五日痛くてたまらない。
私はお風呂はもっぱらのシャワー派だが、温度を高めにして患部にシャワーをあてるとこれが一番良い。
昼の間、何か良い対策はないかと思い、「貼るカイロ」を思い出し薬箱を探したら、何故かどっさり出てきた。
二枚シャツの上から貼り、温度が拡散しないようにとその上からカーディガンを着込むと、上腕部から肩にかけてホンワカ状態で良い按配である。
10時間効くというからありがたい。コロナ接種後肩痛に悩まされている方は結構多いと聞く。
早く気が付けばよかったと思っているが、これとて気休めで治るわけではない。「こまったもんばい」
細川忠利の「白川~川尻間の運河開削」については過去にも何度か触れた。
永青文庫に残る記録と、堀内傳右衛門が書き遺した「旦夕覚書」では随分内容が異なりこれが完成したのかどうかは疑わしい。忠利の死によりストップしたのではなかろうか。
熊本藩年表稿を見ても完成したという記録は見当たらない。
上の写真は熊本大地震で液状化現象が起きた地区のかって白川と河尻をつないでいたという「大河」の痕跡を示した図である。
(詳しくは第3回熊本市液状化対策技術検討委員会 説明資料)
液状化現象が起きた地区の皆さんは、まさか我が家の地下に大昔の「大河」が流れていたとは思いもされなかっただろう。
そして、忠利が拡幅開削をしようと考えた水路とこの「大河」の跡がほぼ重なっているのが興味深い。
今でも水色で示した水路は存在しているが、いかにも狭く忠利が望んだ高瀬舟が通るような運河とは思えない。
どなたか、お詳しい方は居られないだろうか。御教示を賜りたいと切望している。