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=聖句=
「自分の権威を基盤にしてことを語る者は、自分の栄誉を求めます。だが、自分を使わされた方の栄誉を求める者は正直であって、彼の内には偽りがありません」(7章18節)
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~~前回と同じ聖句です。
・・・ところが自分の場合はそうではないんだよ、とイエスは言っています。「・・・・自分をつかわされた方の栄光を求める者は・・・」(18節)のその「求める者」とは、自分のことを言っているのですね。
「私の場合は、父なる創主が語られることそのままを諸君に伝えている。だから、私は創造主の正しい権威をもとにして語っているんだ」と。そういう自覚のもとに自分は教えを語っているんだよ、というわけです
具体的にはこうなるでしょう。
たとえば聞いている者が「これは素晴らしい話だ、これこそは真理だ」とイエスを賞賛いたします。けれどもイエスはすかさずこういうことが出来ます。
「私の語ったこの教えは、みーんな父なる創造主から来ているんだ。さあ、みんな、万物を創造された方のかくも素晴らしい知恵をほめたたえよう!」
・・・こう言っていたらその栄誉はそもそもの権威が所属するところ、すなわち創主に行くことになるでしょう。それが「自分をつかわされた方の栄光を求める」というイエスの言葉が持っている意味ではないでしょうか・・・。
