桜木中学校の生徒達が、ため池上の田んぼで6月に田植えをして10月に稲刈りをしましたが、その田んぼで作ったもち米を使って1月25日におはぎを作りました。最餅つきの予定だったのが、おはぎ作りに変わったそうです。あんこときな粉をくるんだおはぎです。当日はずせない仕事ができたため私は出席できませんでしたが、中学校から写真が送ってきました。桜木中学校と一年を通じた米作り体験がやっと終わりました。生徒達にメールを送ったり、また生徒達から感想文が届くなどして、いろいろな交流ができ、私にとっても良い体験でした。生徒達にもとっても良い経験になったと思います。願わくば、生徒達の中で一人ぐらいは農業をしてみたいと思う青年が現れて欲しいものです。
桜木中学校から、お礼の手紙と同時に生徒達の感想文集(Part2)が届きました。感想文集は72人が書いたもので今回が2冊目です。読んでみて、小学生の感想文とは違った視点で書かれているものもあり面白かったです。私がこれまでの体験指導から見ると、小学生の農業体験は、まずは生き物や自然との触れ合いや食べ物の成り立ちを知ること主題のような気がします。つまり、「知る」ことがテーマでしょうか。中学生では、それを知った上で、食べ物の大切さや開発と自然の共存などを「考える」ことがテーマかなと思います。