7月上旬に草刈りをしたモロッコインゲン豆が収穫時期を向かえています。この豆は普通のインゲン豆より鞘が大きいのが特徴です。今は日照りのために鞘が曲がった形をしたものが多かったですが、個人で収穫して食べる分には形はかまいません。
普通のインゲン豆よりも鞘が大きいモロッコインゲン豆
モロッコインゲン豆のツルを這わせている支柱はこの春に絹さやインゲン豆を這わせていた支柱です。絹さやインゲン豆はすでに収穫が終了して枯れています。今はモロッコインゲン豆とつるむらさき菜を這わせています。
絹さやインゲン豆を這わしていた支柱を、そのままモロッコインゲン豆に利用
8年ほど前の晩秋に八王子の山奥に生えていた栃の木の実を採取しました。それをすぐに植木鉢に埋めておいたところ芽が生えました。1年ほどは植木鉢に植えていましたが、大きくなって狭くなったため、7年前に移植しました。田んぼを見下ろす水気が多い日当たりが良い斜面です。その栃の木がだいぶ大きくなりました。すでに私の身長を追い越すほどほどです。
田んぼを見下ろす斜面で、だいぶ大きく成長した栃の木
20年ほど前でしょうか、東京都の奥多摩地域や山梨県の奥地に行って栃の実の加工方法を調査したことがありました。栃の木は渓谷の水辺に生えていることが多く、実の採種はなかなか大変です。栗のような実を覆っている皮は厚く、石鹸に含まれるようなサポニンという毒を含んでいます。このためアクを抜くのが大変な作業です。どんぐりに含まれるタンニンを抜く以上に大変です。都内では栃の実を加工できる古老はいないと思います。いつか栃の実が採種できるまでに大きく成長したら、ぜひ栃の実を加工して食べてみたいと思っています。
下から見上げた栃の木 幹の太さは4cmぐらいに太る
猛暑のため正午頃は農作業を避けて、午後3時以降に農作業しています。それでも熱気はなかなか収まりません。午後5時を過ぎて日がだいぶ傾いた頃に涼しくなります。夏キャベツ畝を崩してニンジン用の畝を作りましたが、その畝にニンジンの種を蒔きました。
丁寧に耕耘したニンジン用畝 左手に種を持って右手で種を蒔く
まずは耕耘機で畝を丁寧に耕耘し、ニンジンの種を蒔く窪みを三角ホーで引きます。そして、ニンジンの種を蒔きました。続いて、日照り対策としてたっぷりの水をジョロで流しました。そして、その上からふるいで細かな土を被せました。
ジョロでたっぷり水をやる ふるいを通した土を被せる
梅雨明け以降、ずっと日照りが続いています。このため、最新の注意をして種蒔きしました。とにかく、播種した種が乾かない工夫が絶対に必要です。ニンジンは浅く土を被せないと発芽しないので、特に土の乾燥には注意が必要です。
ふるいで細かい土を均一な厚さに被せる
ふるいで細かな土を被せた後、その上に籾殻を被せました。そして、二つの日照り対策をしてみることにしました。そのため、ニンジンの種を蒔いた箇所を二つに分けました。
籾殻を被せて日照り対策 籾殻の上に、不織布と遮光布
一つ目の対策は、白い不織布を被せ、その上にさらに遮光布を被せました。もう一つの対策は、遮光布を被せて、その上に刈った麦束を広げて日陰を作りました。どちらが日照りにより効果があるでしょうか。結果が楽しみです。
籾殻の上に、遮光布を敷いてさらに日陰用の麦束を覆う
梅雨明け以降、猛暑が続いています。この暑さだと家の中で涼んでいたいところですが、今サボると雑草の天下になってしまいます。また、秋冬野菜のための整地が遅れてしまいます。仕事の合間をみて酷暑の中、畑を少しずつ耕耘しています。
酷暑の中での整地作業、小型の耕耘機で作業
今の時期、美味しく収穫できる野菜はトマトです。梅雨の時期は味が薄かったような気がしますが、今は日差しが照るせいかとても美味しいトマトが収穫できます。汗をかきながらの整地作業の合間にトマトをもぎ取ってかじっています。水分補給に、栄養補給に今のトマトは欠かせません。
整地をしたため畑の通り道はほぼ無雑草
寒冷紗を取り外す 生えていた雑草を取り除く
キャベツは春冬共に寒冷紗を覆って害虫を防いでいます。この寒冷紗を最初に取り除きました。次に寒冷紗内部に生えていた雑草を取り除きました。乾燥しているためか雑草は土中にしっかり根を下ろしていました。このため根を抜くのが大変でした。
雑草避けのシートを外す 綺麗になった元キャベツ畝
寒冷紗、雑草避けシートなどを綺麗に取り除いた頃に空模様が怪しくなりました。雲が張り詰め雷鳴がとどろくようになりました。そして、どんどん暗くなっていきました。急いで耕耘機で耕しいていると小粒の雨が降ってきました。さらに雷で空が光り雷鳴がどんどん大きくなり体に響くようになりました。危険を感じるようになったため、適度に耕して退散することにしました。
急に空が暗くなり雷鳴が響く。適度に耕耘して退散
草刈り前の畑入口 草刈り後の畑入口
暑さの中で畑の脇を草刈りしていると、大学生が10人ほど歩いていました。見たことがない顔なのでそのまま見送りました。その行き先をよく見ると、薬科大学の田んぼでした。
草刈り前の畑脇 草刈り後の畑脇
畑の草刈りを終わって、その薬科大学の田んぼに行って声をかけました。すると大学生達は薬科大学のASIATOの一年生でした。それなら顔を知らないわけです。しかしよく見ると、田植えに来ていた大学生2人程度は見覚えがあります。少し親しくなったついでに、先日田植えを手伝った田んぼを少し草刈りしてあげました。
草刈りをしてあげた薬科大学生の田んぼ
仕事帰りに畑に行ってみると、この酷暑で日照りの中、先日種蒔きした小豆が発芽していました。梅雨明け以来の日照りで発芽をあきらめていたので、ちょっとうれしくなりました。6月下旬に種蒔きしていれば100%発芽したはずです。しかし、梅雨明け宣言の時に種蒔きして、それ以来一滴の雨も降らなかったので心配していました。
一箇所二粒蒔きした小豆、無事に発芽
ただ、種を蒔いた箇所を良く見ると、まだ発芽していた箇所もいくつもありました。地中に含まれる水分量によって発芽が左右されているのではないかと思います。夕立でも降ればと思いますが、これこそお天道様しだいです。スプリンクラーなどありませんので自然頼みです。今の段階では発芽率はまだ分かりません。せめてこの冬にようかんかぜんざいを食べられる量が収穫できればと思っています。
カラカラに乾いた畑、発芽した小豆が一列に
田んぼに沿って植えた里芋、旺盛に成長
もともと里芋は南方の作物です。古代、稲作を知らなかった日本人は里芋類をよく食べていたそうです。お月見の時に添えるお団子はもともとは里芋だったとか。お団子はその習慣の名残りだそうです。沖縄では田芋という田んぼで作る里芋を作っています。台湾やハワイなど南方諸国では里芋類は特別な食べ物だったようです。
葉脈が綺麗に見える里芋の大きな葉
今の時期は夏の真っ盛りです。人間にとつては酷暑ですが、雑草にとっては一年で一番成長が盛んな時期です。クズなどは1週間で1m以上も茎が伸びます。そして、他の雑草に絡みつきます。この時期、草取りを休んでいると秋になってからの草取りはとても難渋します。
クズなどツル植物が繁茂しないうちに雑草を刈り取り
特にクズに代表されるツル植物は草取りがとても大変です。草刈機にツルが絡み付いて往生します。今ならばクズなどの茎は成長期で柔らかいので簡単に刈り取ることができます。しかし、秋口になると茎は硬くなりなかなか刈れません。特に刈刃に絡み付いてしまうと外すのが大変です。草刈機をいったん止めて腰から降ろさないとないと外せません。
きれいに刈り取ったクズ類を含む雑草の山
2ヶ月ぶりに秋葉原に行ってきました。、私はほとんど京王新宿線一本で秋葉原に行きますが、今日は調布で乗り換えました。岩本町で降りて秋葉原に向かう途中神田川にかかる橋をまたぎます。今回神田川を船が通るのを見ました。この橋のたもとで船を見るのは始めてのことではないかと思います。
乗り換えた調布駅 橋から見下ろした船
前回は真空管の部品を買いましたが、今回は主にディスクリートの電子部品を買いました。アンテナコイル、ポリバリコン、IC、基板、トランジスター、小型トランスなどです。昭和30年代のラジオを再現させたくてなるべく古い部品を探しました。
学生時代から秋葉原で一番よく行っているラジオデパート
しかし、古い部品は無いものです。例えばトランジスタソケットはどこにもありませんでした。でもゲルマニウムトランジスタはまだ売っていました。2SA101という高周波用ゲルマニウムトランジスタを二個衝動買いしてしまいました。ラジオの調整に必要な455Kzのセラミックフィルタも買いました。
455Kzのセラミックフィルタ 購入した電子部品類
6月中旬に小学生、6月下旬に大学生が田植えした苗がだいぶ成長しました。まだ、田んぼを埋めるほどではありませんが分げつが進んでいます。風が強い日には稲の葉が風に揺られておおきくたわみます。
7月中旬に小学生達が田んぼの草取りにきました。また水深を深めに設定しているためか、今年は雑草があまり生えていません。毎年のように雑草であるヒエとコナナギに悩まされてきましたが、今年は悩まずにすみそうです。
風に大きくたわむ稲の葉
猛暑の中、難しい急斜面を草取り
種が足りなかった小豆を買ってきて種蒔きをしました。しかしながら、梅雨明けのため畑はカラカラに乾いてちゃんと芽が出るかとても心配です。少しでも湿った土の中に種を蒔くため、耕耘機でもう一度耕してみました。
順調に芽が出れば9月には開花し、10月か11月には豆を収穫できる見込みです。なお、収穫後すぐ脱穀できればよいのですが、去年の場合は脱穀したのは6月でした。
耕耘中の元麦畑、梅雨明け後で日差しが強烈
表面はカラカラに乾いていた元麦畑ですが、耕耘すると湿った土が出てきました。その湿った土の中に埋めるように種まきしました。しかしながら、連日の晴天がすぐにカラカラに土が乾いてしまうと思います。一度でも夕立でも降ってくれたらよいのですが。
小豆の種を二粒ずつ等間隔に蒔く
蒔いた小豆は、種子袋を見ると晩生大粒と書いてありました。晩生ですが今が播種限界最終時期ではないかと思います。この日照りで発芽が遅れたら、成長が遅れて最終的に収穫が少なくなると心配しています。
紐のマークに合わせて播種 蒔いた二粒の小豆
麦畑を覆っていた防鳥網をようやく片付けました。次に、種を蒔く予定の小豆のための草刈りと耕耘をしました。まず始めに、防鳥網をを架けていた支柱や麦を干していた支柱がまだ残っていたため、その支柱を片付けました。また、防鳥網を張っていたロープ類も片付けました。
麦を天日干ししていた支柱など
麦畑に残る支柱などを綺麗に片付けると草刈りをしました。雑草がたくさん生えていると耕耘機のロータリーに絡み付いて往生します。草が細かく刈れる紐形式の刈刃を使って刈りました。
麦畑に生えた雑草 草刈りして綺麗になった麦畑
麦畑を綺麗に草刈りすると次に耕耘機を使って耕耘しました。しかし、このところの酷暑で土は固くしまっています。ロータリーがなかなか土に食い込みません。このため、浅く耕しながら同じところを何度も耕しました。これで小豆の種を蒔く準備ができました。
耕耘機を使って麦畑を耕耘、何度も往復して耕耘
耕耘後に小豆の種を蒔きました。蒔いた小豆は晩生種のため、今頃種を蒔くと11月頃に収穫できます。11月に収穫して12月上旬に再び小麦の種を蒔こうと思っています。種を蒔いていると種がだんだん足りなくなってしまいました。種子の分量を間違って購入したようです。近日中に再度種を購入して蒔こうと思います。
種を蒔く間隔を決めるための赤い紐、この紐に沿って播種
四隅の一辺をまとめる 全体を引っ張り細くする
収納方法は青色の防鳥網と同じです。四隅のうち二辺をまとめてから、細くして束ねます。この収納をちゃんとしないと、次回使うときに網の展開がうまくいきません。次回使いやすいように束ねます。
収納して束ねた橙色の防鳥網二つ