東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

クラフト小屋内の改造(1/x)

2024年10月09日 | 建設,工事,修繕

 クラフト小屋、使い始めてそろそろ1年なります。大工道具など運び込んでいるうちに手狭になってきました。特にノコギリや金槌などの道具を置いていた壁が意外に狭いのです。この冬に薪ストーブがやってくる予定です。そのため、今回クラフト小屋内を改造することにしました。
 まず第一に道具を置いている壁板を広くすることにしました。厚めのベニヤ板を壁に貼り付けて、その上に道具を並べるのです。そのためDIYのお店に行って大きなベニヤ板を買いました。そして、車の中に何とか押し込んで持ち帰りました。

           厚めで広いベニヤ板を壁に取り付け中


 ベニヤ板を持ち帰ったのですが、意外に重くて壁に持ち上げるのに一苦労しました。ベニヤ板の中心に穴を開けて、その穴に支えの釘を一本打つことで壁に取り付けることができました。シロアリのために柱がボロボロの箇所がありました。そのため、ネジを売ってもスカスカの箇所がありました。
 ベニヤ板を壁に取り付けると次々に道具をぶら下げるネジを打ちました。ノコギリ,金槌.ナット回し,ヤスリなど次々にぶら下げました。壁が道具で埋まるのにはまだ時間がかかります。あと、この冬に薪ストーブを置くためもう少しクラフト小屋内を整理しようと思います。

 緑の中のクラフト小屋  ベニヤ板を壁に取り付け   道具を次々に取り付け
  

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ゲートボール計測用の時計を分解・掃除・修繕

2024年05月26日 | 建設,工事,修繕

 ゲートボールをする友達から、ゲートボールの試合時間を計測する時計の修理を頼まれました。友達に話を聞くと、試合中にこの時計が動かなくなるとのこと。
 正常だと、試合終了前30分前,15分前,そして10分前に電子音が鳴ります。続いて5分前と終了時に大きなベル音がなるのです。実際に使ってみると、試合終了前20分前になぜか時計が止まってしまうのです。この時計を分解して原因を探って直すことにしました。

     試合終了20分前になぜか時間計測が止まるゲートボール用時計


 この時計は2011年山口国体の時に購入したそうです。10年以上経っているため部品は無いと思われます。五ヶ所のネジを外して裏ブタを外してみました。中を見ると電子時計にIC基板が入っていました。昭和世代の私には修理はとても困難にみえました。

ネジを外して裏ブタを外す  左:IC基板,右:電子時計   20分で時計停止
  

 電子回路の修理を諦めて、試合終了20分に時計が停止することに着目しました。すると、時計が動作していることを示す点滅も消えるのです。これは時計に電気が流れていない事を示しています。つまり、20分付近で接触不良があるようです。
 そこで、接触不良を緩和する接点復活材を塗布しました。すると、20分で時計が止まる故障が無くなりました。治って良かった!

時間を計測したり電子音を出すIC基板    接点復活材を塗布した接触部
 

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少し遅れたタイヤ交換(冬用から普通タイヤに)

2024年05月14日 | 建設,工事,修繕

 毎晩秋と毎春、車のタイヤを自前で交換しています。本来ならば4月に冬用タイヤから普通タイヤに代えるのですが、遅れて5月になってしまいました。DIY店やタイヤ店で頼めば楽に交換できます。しかし、わずかな金額ですが年金が主な収入源の私にはもったいなく感じます。そのため毎回自前でタイヤ交換をしています。
 振り返れば四十年以上前から続けています。当時は雪道を4W車(レガシーツーリングワゴン)に家族を載せてよく雪道を走っていました。その車はタイヤも大きく交換が大変でした。その後、車種が変わっても自前でのタイヤ交換だけは今に続いています。

        冬用のスタッドレスタイヤから普通タイヤに交換中


 以前のタイヤ交換には、車搭載のジャッキハンドルを使うジャッキを使っていました。しかし、ジャッキハンドルは腕が疲れます。そのため去年腕が疲れない油圧式ジャッキに変更しました。レバーを上下に往復するだけです。
 私は次の順序でタイヤを交換します。①軽く車を上げてナットを緩める。②ナットを緩めるとジャッキでタイヤが浮くほどに車を上げる。③ナットを外してスタッドレスタイヤを外し、普通タイヤを取り付ける。④ナットを緩く締め付ける。

 ジャッキで車を上げる    ナットを緩める     ナットを取り外す
  

 ⑤ジャッキを緩めてタイヤを地面に軽く設置する。⑥トルクレンチで規定値でナットを締め付ける。⑦ジャッキを緩めて車からジャッキを外す。・・・・ざっとこんな感じでタイヤを交換します。
 交換して車を走行しましたが、スタッドレスタイヤに比べて普通タイヤは騒音がなく静かです。今年の晩秋、今度は普通タイヤから冬用タイヤに交換します。田布施は関東や東北に比べてスタッドレスにする必要はないかも知れませんが、毎年のように交換しています。毎春と毎晩秋お決まりの作業です。

冬用タイヤを仕舞い普通用を取り出す  トルクレンチでナットを規定値で締め付け
 

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厳冬期を迎え、車のタイヤを自前で全てスタッドレスに

2023年12月24日 | 建設,工事,修繕

 8月に新しい車に買い替えたのですが、今度の車は気候を感知するのか「道が凍結している可能性があるため~~」と注意を促します。気温が0°以下になると警報を発するのでしょう。
 車に催促された訳ではないのですが、車のタイヤ4本を全て冬用のスタッドレスタイヤに変えました。以前乗っていた車のスタッドレスタイヤと互換性があります。保管していたそのタイヤに交換しました。ジャッキで車を持ち上げたり、ネジを外したり、タイヤを取り替えたりするなど、多少の力仕事のため腕が疲れましたが、毎年冬の始まりの行事のようなものです。

      車をジャッキで持ち上げて、スタッドレスタイヤに全交換


 以前使っていたジャッキは手でぐるぐる回すタイプでした。車に備え付けの小さなジャッキでした。今年は、レバーを上下するタイプのジャッキを使いました。このジャッキは腕が疲れません。ジャッキを変えるだけでずいぶん楽になるものです。

 車止めをタイヤにセット   交換する冬用タイヤ   車をジャッキアップ
  

 スタッドレスタイヤを取り付けると、四つのネジをトルクレンチで締めました。既定の強さで回すとカチッと音がします。このようにして、すべてのタイヤを交換しました。
 交換後のスタッドレスタイヤそれぞれの凹み具合を見ると、タイヤの空気が減っていることが分かりました。数ヵ月も使っていなかったので仕方ないことでしょう。そこで、懇意にしているガソリンスタンドに行きました。そして、ガソリンを給油するついでに、適正な空気圧になるようタイヤに空気を入れてもらいました。
 これで、この冬も安心して車に乗ることができそうです。

  トルクレンチで規定値に締める     後輪も同じようにタイヤ交換
 

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土壁クラフト小屋にオーディオ機器を設置

2023年11月14日 | 建設,工事,修繕

 土壁のクラフト小屋が完成したのでいろいろ手を加えています。今回、にわか大工となってオーディオ機器を載せる棚を作りました。そして、私が就職した昭和50年頃に持っていたオーディオ機器を置きました。レコードプレーヤー,真空管アンプ,真空レシーバーなどの昭和レトロなオーディオ機器です。ちなみに、真空管レシーバーは7年前に私が修理したものです。
 今後はオープンデッキや真空管ラジオなども追加します。まだ電源を繋いでいませんが、そのうち若い頃に聞いた音楽を聴こうと思っています。

    棚の完成後、レコードプレーヤー,真空管アンプなどを置いてみる


 にわか大工のため、なるべく簡単に制作できるように 2 x 4 の板を使いまし下。壁が土壁のため軟弱です。そのため、朽ちていない柱の箇所に板を固定しました。水平垂直になるように、水準器を板に載せて木ネジを固定しました。また丸鋸盤を使って板を正確に切断しました。

 2 x 4の板を柱に固定    板に載せた水準器    丸鋸盤で正確に切断
  

 昔は釘を打ち付けて板を固定しましたが、今回は木ネジを使いました。木ネジを使うと簡単ですしやり直しが容易です。棚はオーディオ機器だけ置くにはもったいないです。今後、棚を追加して仕切りを取り付け、レコード盤や本などを置こうと思います。
 来春孫達がやって来るようです。それまでに土壁クラフト小屋内を完成しようと思います。これからしばらく、にわか大工を楽しめそうです。

   棚の上段に板を張り付ける      ようやくオーディオ用棚が完成
 

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水が漏れる畑用散水栓を修繕

2023年11月09日 | 建設,工事,修繕

 久しぶりに畑に水をまこうとしたら水が出ません。散水栓から水が大量に漏れるのです。散水栓が壊れたようです。そもそも散水栓自体が土に溜まっていたため、土が栓の中に入ったのでしょう。
 やむなく散水栓を修繕することになりました。まずは、土をかき出すことから始めました。散水栓は狭い半地下にあるため、移植ごて等では土をかき出しにくいこと。最後は手でひっかくようにしてかき出しました。

         散水栓を直すと、ホースから正常に水が流れ出す


 散水栓が設置された四角い枠から、埋まった土を全て掘り出しました。そして、ホースを散水栓に繋ぎ直しました。それでも水漏れは直りません。その他の部品も傷んでいました。そのため、傷んだ散水部品全てをDIYのお店で購入しました。痛い出費ですが、定期的なメンテナンスにかかる費用と思えば仕方ありません。
 今年の秋はなかなか雨が降りません。そのため、治した散水栓で今後は畑の水やりに使います。また、畑の残渣や朽木などを焚火で燃やします。その時の消化にも使います。

土に半ば埋まった散水栓    土を全てかき出す    修繕完了し蓋をする
  

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やれやれ、自家用車のリアガラスを破損

2023年05月31日 | 建設,工事,修繕

 これまで50年近く車に乗って、今回初めて自損してしまいました。我家の車庫は農機具小屋としても使っています。クワの掛け方が悪かったのか、クワが車に倒れてきたのです。そして、リアガラスに当たりました。
 気が付いた時には、リアガラス全体が細かい蜘蛛の巣のようにヒビが入っていました。リアガラスに近づいて耳をすませました。すると、メリメリと小さな音をたてていました。

         車を走らせると、次々にガス破片が車内に落下


 通勤時、ガラスが落ちないようにゆっくりと車を走らせました。しかし、ちょっとした段差などで車が揺れるとポロポロとガラスが落ちました。また、ドアを開け閉めするたびにもガラスが落ちました。
 車の販売店に電話して修理の予約を入れました。車を預けると台車の車(TANK)を借りました。修理代は痛かったです。しかし、重大事故の戒めをリアガラスが教えてくれたと思うようにしています。

    次々にガラス破片が落下       台車として使った車(TANK)
 

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工作や粘土細工用のワークベンチを製作(2/2)

2023年04月15日 | 建設,工事,修繕

 先月、田布施の我家で子供用ワークベンチの板部品を切り出しました。その板部品を東京の我家に持ち帰りました。ザックの中にその板全てを入れて運んだため、重くて腰を痛めてしまいました。その板をワークベンチになるように組み立てました。各部に穴を開けながら、その穴にネジを通して各板を連結しました。
 このようにして完成したワークベンチでしたが、子供達はこのベンチをちょうど良い長椅子だと勘違いしたようです。端っこに座った時、ワークベンチがシーソーのように大きく傾きました。これを見た娘に「このテーブルは子供には超危険だ!」と叱られました。そのため急遽、傾かないように板を継ぎ足しました。

      ワークベンチのつもりが、子供達にはちょうど良い長椅子


 ワークベンチの端に座ったり立っても傾かない工夫をしました。2m位の長さの板を四本の脚に取り付けました。すると、大人が端に立っても傾かないようになりました。一安心です。このワークペンチは息子に引き取られることになり、私が作った椅子とペアになります。今後は、工作などのワークベンチとして息子の子供に使われることになります。

  接着剤を板に塗る   ドリルでネジ穴を開ける  傾き防止用に取り付けた板
  

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工作や粘土細工用のワークベンチを製作(1/2)

2023年03月13日 | 建設,工事,修繕

 息子に頼まれて机を作っています。勉強机ではなく、工作をしたり粘土細工をする机(ワークベンチ)です。子供に使わせたいとのこと。高さは30cm位で良いとのことです。出来上がりを想像しながら図面を描きました。
 なるべく材料費を節約したいので、ツーバイフォーの板を使うことにしました。この板は、DIYのお店に行くとたくさん積んであります。その板を買って帰り、図面に従って切断しています。

        農機具小屋前に電動ノコギリを出して板を切断


 子供が使うので比較的小さな机ですが、乗ったり叩いたりしても壊れないような頑丈に作ります。横の幅は60~100cm、奥行きは40~70cmです。小道具を収納できるように、後付けで引き出しを取り付けることができる構造にする予定です。切り出した板を息子が住んでいる茨城県に宅急便で先に送り、私が後で行って組み立てます。

  切断する箇所を計測    丸のこの位置合わせ   丸のこで板を切断   
  

 ところで、4年後には学習机を作る計画を立てています。市販の学習机もありますが、お手製の学習机はいわばオーダーメイドです。息子や嫁の意見を取り入れて作る計画です。家族の役に立つと思うと、はりきって工作できます。

   机の天板をほぼ切りそろえる      机になるよう並べてみる
 

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草刈機の遠心クラッチが固着した故障の修理(3/x)

2022年12月24日 | 建設,工事,修繕

 クラッチが固着した草刈機を修理していますが、クラッチ部を正常に直しました。ところが、始動ロープを何度引っ張ってもエンジンがかからないのです。そこで、火花が飛ぶかどうか調べたところ、何と火花がまったく飛びません。再配線が間違えたのか何度も調べましたが、間違いありません。何らかの原因でイグニッションコイルが故障したようです。がっかりです。この故障を直すにはイグニッションコイルを交換するしか手がありません。やれやれ、この草刈機に合ったイグニッションコイルを注文しようと思います。

         クラッチを直した草刈機、火花が飛ぶか検査中


 さて、クラッチの固着の故障を直しました。クラッチを固定しているボルトの径を小さくするため紙やすりで擦りました。また、クラッチ側の穴も紙やすりで径を広げました。固着した根本原因はクラッチ内に水が入り、クラッチのボルトが錆びたため径が膨らんだためと思われます。雨の中で長時間草刈りをしたため、雨が浸み込んだのでしょう。

  ボルトの径を小さく  クラッチ穴の径を広げる    ボルトで止める
  

 その後、クラッチをボルトで止めると今度はクラッチがよく動きました。これで、草刈機の回転を上げるとクラッチが広がり刃が回転します。そして、アイドリングでクラッチが切れて刃の回転が止まるはずです。ところが、シャフトを本体に接続して始動ロープを引いてもエンジンが動かない新たに故障の発生です。分解する前は正常に火花が出ていたため、分解時にイグニッションコイルのどこかのコイルが切れたに違いありません。修理完了が遠のきました。やれやれ。

   シャフトを本体に再度接続      イグニッションコイルの取り付け
 

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パソコンのハードディスクが故障、やれ困った!

2022年12月21日 | 建設,工事,修繕

 いつものようにパソコンを使っていたら、突然「ハードディスクにアクセスできません」との緊急メッセージが表示されました。そのハードディスクには、私が1999年から23年間撮りためた写真データを保存していました。約1TBのデータにアクセスできなくなってしまったのです。そこで、再起動すると、なんとハードディスクそのものが認識されず消えていました。いやはやがっくりです。
 時々別のハードディスクにバックアップしていたので、どこまで助かっているか調べてみました。すると、今年の10月16日までは保存していました。つまり、10月17日から昨日までのデータが紛失したことが判明しました。嘆いても仕方ありません。10月16日までのデータを復旧するため新しいハードディスクを購入してパソコンに増設しました。そして、なんとか復旧しました。ただ、消えた10月16日から昨日までのデータは惜しかったです。
 久しぶりにパソコンのキャビネットを開けてHDDを取り替えたり、新HDDを認識させるためのOS操作をしました。ちなみにこのパソコンは11年前に自作したものです。性能的に旧式になったため、また自作しようかと思っています。

   〇:新しいハードディスクを増設して、パソコンに認知させる処理


 ハードディスクが故障して修理したのは9年ぶりのことです。その時は真夏でハードディスクが熱を持って故障したと思われます。しかし、今回は理由が見当たりません。経年劣化でしょうか。ハードディスクの故障を予測するソフトを入れておこうかと思います。今回は、データのバックアップの重要性を新たに認識しました。今度の対策として、自動的にバックアップするソフトを入れておく必要があります。

    突然表示されたメッセージ     認識されず消えたハードディスク
 

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3糸式ベビーロックミシンの修理(2/2) 完了

2022年11月11日 | 建設,工事,修繕

 先日のことです。修理が完了した3糸式ベビーロックミシンをYさんにお渡ししました。故障の原因は、モーターの回転電極に電気を供給するブラシでした。ブラシが端子に固着してスムーズに動かなかったのです。すり減ったブラシでしたが、取り寄せて交換するほどではありませんでした。
 回転電極を綺麗に磨いて、さらに固着を防ぐためブラシを押さえる端子を磨いておきました。ついでにブラシの摩耗屑で黒く汚れた回転電極周辺を綺麗にしておきました。これで、回転電極に電気が供給されるはずです。実際にモーターを組み立てて電源を入れると、元気良く回るようになりました。そして、布が縫えるようになりました。

     分解したモーターの内側、固着してスムーズに出ないブラシ


 古い昭和製ロックミシンであるため、やはりモーターも古いものが使われていました。古いことで一番のメリットは修理が容易なことです。最近のモーターは回転子の制御が電子化されています。そうなると、モーターの交換しか修理の方法がありません。これはミシンに限らず、ラジオやテレビのように電子製品にも当てはまります。昭和の製品ならば、素人でもなんとか修理ができるのですが。

  ブラシを差し込む    モーターを再組み立て   モーターのテスト
  

 モーターを元のように組み立てて、3糸式ベビーロックミシン本体に取り付けました。三本の糸を取り付けて、100V電源を繋ぎました。そろそろとスイッチを足踏みすると、ゆっくりと針が上下に動きました。さらにスイッチを押すと、早く元気よく針が上下します。添えた布を見ると、ちゃんとカットされて縫えていました。やれやれ直って良かったです。
 昨今、ミシンなどの街の修理屋さんが少なくなっています。無線機アンプ古いミシン草刈機蓄音機トラクターハーベスタ耕運機ラジオなどを直すこともある私です。みなさんに重宝される修理屋さんになれればと思っています。

   モーターを本体に組み込み         縫えることを確認
 

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3糸式ベビーロックミシンの修理(1/2)

2022年10月21日 | 建設,工事,修繕

 先日、Yさんが3糸式ロックミシンを持って郷土館に来られました。100Vの電源を入れても動かないそうです。修理した私の2糸式ロックミシンを郷土館に置いていました。そのロックミシンと電源コードを相互に繋ぎ変えたりして故障かどうか判別しました。すると、3糸式ロックミシンの電源コードは異常がないことが分かりました。つまり3糸式ロックミシン本体の故障であることが分かりました。
 そのため、私の2糸式ロックミシンをYさんにお貸しして、その間故障した3糸式ロックミシンを修理することにしました。モーターが故障しているようでした。モーターで一番多い故障はブラシの摩耗です。それを念頭にモーターを分解してみました。

          分解したモーターの電極とブラシ、すごい摩耗


 故障したモーターを分解するため、モーターをロックミシン本体から取り外しました。最初に、モーターに電気を繋ぐソケットを取り外しました。次に、モーターを本体に固定しているネギ2個を外しました。すると、ポロリとモーターが外れました。故障の原因で一番多いブラシ二個を取り外してみました。すると、ブラシがかなり摩耗しているように見えました。でも、まだぎりぎり使えるようにも見えました。

  ソケットを取り外す    取り付けネジを外す   ブラシを取り外し
  

 次にモーター自身を分解してみました。すると、回転子の電極が醜い事。ブラシの摩耗片で黒く汚れていました。また、電極に段付きがありました。このロックミシンはだいぶ長い間使われたようです。電極が摩耗して段付きができていました。後日、細かい紙やすりで電極の汚れを取ることにしました。そうすれば、電気の流れが良くなりモーターが生き返ると思います。

  段付きし黒く汚れた回転子の電極     修理中の3糸式ロックミシン
 

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草刈機の遠心クラッチが固着した故障の修理(2/x)

2022年10月19日 | 建設,工事,修繕

 遠心クラッチが固着した草刈機をしばらくぶりに修理しています。今回は、問題のある遠心クラッチを取り出してみました。取り出すためには、遠心クラッチを固定している二個のネジを取り外さなければなりません。ところが、一個は何とか取り外すことができましたが、もう一個のネジは完全に固着してネジを緩めることができません。やむなく、工具箱からインパクトドライバーを取り出して緩めることにしました。効果抜群でネジを緩めることができました。しかし、緩める時に遠心クラッチが暴れて指を怪我してしまいました。

    インパクトドライバーを使ってようやく取り外した遠心クラッチ


 取り外したネジを観察すると、長年の草刈機使用によってネジの潤滑性が失われていました。遠心クラッチのパッド屑が付着したうえに焼き付いて固着したのではないかと思います。新品のネジを交換すると費用がかさみます。ネジを紙やすりで磨いて径を小さくしようと思います。

 シャフト類を取り外す   インパクトドライバー   〇:固着したネジ
  

 取り外した遠心クラッチをよく観察しました。特にパッドが摩耗していないか観察しました。すると、ギリギリ1mmは残っているため問題ないようです。それ以上摩耗していれば、新品の遠心クラッチを購入せざるをえません。遠心クラッチはそのまま使うことにしました。気の長い修理となりそうです。

  ぎりぎり1mm残ったパッド     片方もぎりぎり1mm残ったパッド
 

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我家の広間と台所の床を大工事

2022年04月17日 | 建設,工事,修繕

  我家は二軒あります。家内が住む東京八王子市と婆様が住む山口県田布施町です。婆様の介護のため今は田布施町に住んでいます。田布施の我家はボロボロです。湿気が強い一階は悲惨です。根座が腐っているのか、歩くとふわふわするのです。そのため、ふわふわが特に酷い広間と台所を工事しました。予想通り、ほとんどの根座を取り替えることになりました。

          腐った根座を交換後、床板を取り付け中


 工事をお願いしたのは同じ地域に住む大工のTさんです。Tさんのお父さんも大工だったそうで、私の亡き父親はTさんのお父さんに工事をよくお願いしていたそうです。
 さて、畳を剥いで床下を見ると、無残にも根座はボロボロでした。腐った根座を外に出して新しい根座と交換しました。そして、湿気の元を絶つため床にビニールシートを張りました。これで少しは湿気が減ると思います。

  根座を取り去った床    大量の腐った根座    戸棚も湿気で腐る
  

 広間の工事が終わると、今度は台所です。広間と同じように床がふわふわします。さらに、板が一部剥がれて足がひっかかるのです。広間と同じように床を剥いで根座を交換しました。足が悪い婆様のため、手すりを付けたり台所は極力凹凸を減らしました。大工さんの方々、ありがとうございました。
 工事は終わりましたが、お風呂など直す箇所がまだまだあります。数年後に工事できればと思います。ところで、20年位前に設置した私の部屋のエアコンがへばってきました。エアコンの交換工事の方が先です。

  根座を交換後新しい床板を張る       角材などの加工は外で
 

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