26日、東京薬科大学の環境グループASIATOの田植えを支援しました。支援と言っても、彼らが田植えする田んぼを耕耘機で代かきすることなどです。私が最初耕耘機を使って代かきする手本を見せました。そして次に、彼らにも耕耘機を使って代かきしてもらいました。おそらく耕耘機を使うことは始めての経験だったのではないかと思います。確か5年前に彼らの先輩達にも耕耘機の使い方を教えました。
耕耘機を使って田んぼを代かきする大学生
今回の田植えには今年の新入生達も数人来ていました。この新人達はこの環境グループASIATOの後継者となる後輩達です。先日泥んこ運動会をした田んぼで、彼ら新人達にも耕耘機を使って代かきを体験してもらいました。彼らは大学に入ってまさか耕耘機を使うことになるとは思ってもみなかったのではないでしょうか。
上手に耕耘機を動かす新入生 おっかなびっくり代かきする新入生
耕耘機で代かきした後、手作りの木製レーキで田んぼを均しました。この手作りレーキも持ち込んで大学生に使ってもらいました。小規模な田んぼでは平クワで代用できますが、この専用のレーキのほうが均一に早く田んぼを平らにできます。
手作り木製レーキで代かき後の田んぼを均す大学生
レーキで田んぼを均すと、今度は稲の苗を植えるための位置決めをしました。この位置決めに田植え紐を使ってもらいました。この紐には約30cmごとに赤いマーキングがしてあります。このマーキングごとに苗を植えることによって、苗が整然と並んで植えられます。
代かきしながらレーキを使用 田植え紐で位置決め植え
田植えの位置決めをすると、やっと田植えをすることができます。田植え紐の前に皆が並んで順番に苗を植えます。その間、苗束を適度な間隔で田んぼに放り込みました。
田植えする田んぼに放り込まれた苗束と、田植えする大学生
私は午後から仕事のため途中から帰りました。パラパラと小雨が降ってきましたが、大学生達は元気に田植えをしていました。この環境グループASIATOも発足から10年になりました。今後も末永く後輩達に引き継いでもらえたらと思います。
楽しく田植えをしている先輩達と後輩達
25日、今年も恵泉女学園大学の学生達が田植え体験にやってきました。例年、京王電鉄堀の内駅に集合してから田んぼまで歩いて来ていました。しかし、今年は大学のバスに乗って田んぼに直接やって来ました。大学ですでに着替えていたため、バスを降りるとそのまま田んぼに直行しました。
初めての田んぼに足びっくり 田植え紐の前に整列
サンダルを脱いで田んぼに入りましたが、ほとんどの学生は田んぼに入るのが初めてのようでした。ぬるぬるした泥の感触が気持ち良いのか悪いのか、キャーキャー声で応えていました。田んぼに入ると、田植え紐の前に整列しました。そして、田植え紐に付いた赤いマーキングにしたがって苗を植えました。
田植え紐についてマーキングに沿って苗を植える
小学生達の田植え体験では、号令などの係は父兄にお願いしました。しかし、今日来た大学生には自分達で交代で係をしてもらいました。田植えなどの号令をかける係一人、そして田植え紐の両側にいて紐を移動する係二人の計三人です。
田植え号令係の一人 田植え紐の移動係
号令係の一人は田植えの進捗をよく見ながら、苗を植える支持を出したり、田植え紐の両側にいる係に紐の移動を指示します。田植え紐移動係は、号令係の指示で田植え紐を引っ張る竿を抜いては移動します。
上から見下ろした田んぼ、楽しく仲良く田植えが進行
全員の息が合っていないと田植え全体の進行がうまくいきません。しかし、さすが大学生です。小学生よりずっと田植えの息が合っています。あっと言う間に田植えがどんどん進行していきました。
田植えがだいぶ進行 田植えも残り数列を残す
田植えを始める前に田んぼの水が少なかったため、途中から上流の田んぼから急遽水をいれました。水かさが増したためか、大学生の足元でいろいろな生き物が動き出したようです。ドジョウ、オタマジャクシなどが大学生の足元に触れるたびにキャーキャーと驚いたような声を上げては和んでいました。
植えた苗や田植え姿が、後ろに控える森に映える
今年は春の天候不順で苗作りのスタートがうまくいきませんでした。しかし、5月中旬頃から苗がしっかり育ちました。苗不足を心配して追加の育苗をしました。しかし、田植えが終わってみると、苗が少し余る程度でした。苗不足の心配は杞憂に終わりました。ただ、追加で育苗した苗がすべて無駄になってしまったのは残念でした。
田植え紐の前に整列して、残り数列を丁寧に田植え
田植えが終了すると足を洗いました。またバスに乗って大学に戻るので、泥で汚れたままでは帰れません。田んぼ脇を流れる自然の小川に行って足を洗いました。小学生達は小川ではしゃいでいましたが、大学生達は冷たい水の感触に浸りながらおしとやかに?足を洗っていました。
サンダルをはいて小川に直行 流れる小川の水で足を洗う
今年は、例年よりも田植え体験に来た学生の数が多かったように思いました。彼女達は秋の稲刈り体験にも来る事になっています。そして、収穫したお米を食べてもらおうとも思っています。これら一連の体験が、自分達を支える食料や自然の大切さなどについて考えてもらうきっかけになればと思っています。
今回田植え体験にやってきた大学生達
田植え体験にやってくる大学生のために田んぼに行くと、麦畑にくるくると動いている黒い影がありました。よく見ると、麦畑を覆うように張った防鳥網に野生のハトがかかっているではありませんか。網に足が絡まって、逃げようとしても飛べません。
防鳥網は小動物にとって優しくありません。これまで防鳥網に、伝書鳩やインコなどがかかったことがありました。珍しいところではヒキガエルが網に絡まったことがありました。麦を刈り取ったらすぐに防鳥網を片付けようと思います。
防鳥用網に足が絡まって逃げられなくなったハト
ハトを捕まえるために網を張ったのではなく、スズメなどが麦畑に入らないように張ったものです。一度網の中に入って麦を食べた後に飛び去ろうとして網に絡まったのではないかと思います。絡まってからそんなに時間が経っていなかったらしく、絡まった足を外すと元気に飛んで逃げていきました。
絡まった網から足を外したハト、思ったより元気
17日にやって来た小学生が田植え体験をした田んぼ。ところどころ苗が倒れたり抜けたり、苗が植え忘れたところがありました。今回、その苗を植え直しました。
毎年のことですが、苗は植え直しを想定して余分に作っています。倒れた苗を起こしたり、抜けた苗は植え直したり、植え忘れた箇所は新たに苗を移植しました。
苗を植え直しているOさんとMさん
植えたばかりの苗は、一見弱弱しいものです。そして、田んぼ水面にまばらに植えてあるためとても寂しいものです。しかし、あと一ヶ月もすればぐんと成長します。
ここの田んぼは除草剤を使わないためすぐに雑草が生えてきます。特にヒエとこなぎはたくさん生えてきます。来月後半、田植えに来た小学生達といっしょに田んぼで草取り(去年は7月31日、一昨年は8月3日) する予定です。
植えたばかりの苗の間をぬうように歩いて捕植
25日に恵泉女学園大学の学生さん達が田植え体験にやってきます(去年は7月3日)。その準備をしました。耕耘機による代かき、田んぼで「とんぼ」による水面均し、続いて苗の仮植えをしました。今日は仕事が深夜明けで朝10時頃に帰宅し、仮眠して12時に眠い目をこすりながら田んぼに行きました。すると、すでに知人が来ていました。
耕耘機を動かして代かきをするOさん
「とんぼ」とは、手作業で田んぼ水面を均す道具です。一般的にはレーキと呼ばれています。ただし、レーキにはいろいろな種類があって、田んぼ水面を均す専用のレーキを手作りしたものが「とんぼ」です。今の専業農家では「とんぼ」を使って田んぼ水面均等化をすることはまずありません。耕耘機やトラクタを使って代かきと同時に済ませてしまいます。
「とんぼ」を使って、田んぼ水面を均す
田んぼ水面を均すと田んぼ水面は鏡のようになります。その鏡のような田んぼに今度は苗の仮植えをしました。田んぼにやって来る大学生達はほとんどが田植えが初めてです。初めてでも見当で田植えができるように、予め苗を仮植えしておきました。
稲の苗を仮植えしているMさん
約30cmごとに赤いマーキングがされた「田植えひも」と呼ばれる特殊なひもを使って、稲の苗を仮植えしました。普通のひもは水の中に沈んでしまってマーキングが見えなくなりますが、この田植えひもは水面に浮きます。田植えひもを使って、前,左,右の3箇所に仮植えしました。
田植えひもに沿って、苗を約30cmごとに仮植え
1月下旬にに植えたレンコン(ハス)が、何と発芽しました。せっかく植えたレンコン、5月始めにアライグマなどの小動物に食べられ全滅したため諦めていました。ところが、小さな丸い葉が出ているではありませんか。池でよく見るような大きな葉ではありませんが、あきらかにレンコンの葉です。一個だけ食べられずに残ったのではないかと思います。うれしくなりました。この発芽したレンコン、今年は掘って食べないで来年までそのままにしようと思います。
発芽したレンコン(ハス)の小さな丸い葉
17日早朝、今年も別所小学校の5年生達が田植え体験のため田んぼにやって来ました。田んぼ最寄のバス停でバスで来て、そのバス停から田んぼまで歩いてきました。かつては、小学校から田んぼまでの約4Kmを歩いてきたこともありました。しかし、ある年に炎天下を歩いて小学校まで帰る途中で、子供達数人が暑さでダウンしたそうです。その次の年から、田んぼ最寄のバス停までバスで来るようになったとか。
田植えを始めた1組と、それを指導している保護者の方々
私一人では2組もの子供達全員の田植えを指導することは無理です。このため、最初に保護者の方々に田植えの方法を教えました。そして、この保護者の方々が小学生達に田植えを教えました。私は子供達の田植えを見回ることに徹しました。
田植えを始めた2組と、教えている保護者の方々
田植えは、1組と2組がそれぞれの田んぼで同時に始めました。1クラス全員が一度に田んぼに入れません。1クラスの半分が最初に田植えして、残り半分が後半に田植えをしました。
1組と2組がそれぞれの田んぼで同時に田植え開始
田植えを教える保護者は大きく三つの係を分担してもらいました。一つは号令係一人です。田植え全体の流れを把握して号令をかけます。もう一つは田植えひもの両端を持つ係2人です。号令係の声で田植えひもを動かします。もう一つの係は苗を子供達に渡す係です。子供達が持っている苗が少なくなると、子供達に苗を手渡しします。
1組後半の田植え 後ろに山の木々が迫る
ほとんどの子供達は田植えが初めてです。また田んぼに入ること自体が初めての経験です。畦まではサンダルで来ますが、田んぼ内は素足で入ります。田んぼの泥に足を入れる感触に最初はキャーキャーを声を上げていました。
2組後半、苗を渡す保護者 みんな仲良く並んで田植え
この田んぼは一切農薬を使っていません。また化学肥料を入れていません。このため、お米の収量は多くありません。しかし、たくさんの小動物が住んでいます。田植えをしている子供達も田植えしながら、タニシ,いなご,ザリガニ,かになどに気が付いたようです。特に男の子達はかにやザリガニなどを捕まえていました。
夏らしい日差しの中、5年生後半組の田植え
田植えが終わると田んぼ脇の小川に直行です。小川には、山から流れ出た水が走るように流れています。飲むには適さない水ですが、泥で汚れた手足を洗うには十分です。水は坂になった岩を流れ落ちています。その岩で即席の滑り台を楽しめます。
田植えが終わると小川に直行 手足を洗うと、滑り台を楽しむ
この小川にたくさんの生き物が暮らしています。子供達は誰が最初に始めたのか、岩をはがし始めました。そして、出てきたカニを捕まえていました。カニを捕まえて見るのはいいのですが、決して持って帰らないように言いました。
流れ落ちる小川の水で、汚れた手足を綺麗に洗う
小川で手足を洗うと、田んぼ近くに生えているクワに実が成っているのを発見した子供達がいました。手を伸ばして実を取って甘い味を楽しんでいました。山クワのため実は大きくありませんが、黒い実はお菓子の甘さに慣れた子供達にも美味しいようです。その後、先生の合図で集合した子供達は、列を作って田んぼを去っていきました。
田んぼ前に垂れ下がったクワの実を取って食べている子供達
田植え体験をした5年1組の子供達
田植え体験をした5年2組の子供達
水が満たされた田んぼと、これから代かきに使う耕耘機
水で満たされた田んぼを耕耘機のロータリーでかき混ぜると水が濁ります。田んぼの隅々まで代かきすると田んぼ全体が濁ります。30分くらい代かきしました。
代かき始めの田んぼ 代かきが終わった田んぼ
代かきが終わると、小学生達が田植えしやすいように苗の仮植えをしました。田植え紐に合わせて一直線に苗を植えます。今年は田植え紐を新調しました。新調した田植え紐は水面に浮かぶタイプです。さらに、植える位置それぞれにに赤い紐が付いているため、小学生達には見えやすく植えやすいと思います。
田植え紐と仮植えした苗、橙色の紐が田植え紐
苗の仮植えが終わると、明日植える苗を全て田んぼに運び込みました。子供達に渡しやすいように田んぼの畦に沿って苗箱を置きました。苗箱を置き終わって田植え準備が完了した頃ににわか雨が降って来たため帰宅することにしました。明日は90人近い子供達や父兄などがやってきます。さぞかし賑やかな田植えになると思います。
田植えにする苗箱を畦に沿って並べる
水が少なく十分に代かきできない田んぼ
今回は水をあまり田んぼに入れることができなかったため、本格的な代かきはできませんでした。それでも、1時間ほどすると徐々に水が満ちてきました。これからは、代かきをしたり苗を取ったりする作業が増えます。すべての田んぼの田植えが終了するまでしばらくは忙しい毎日が続きそうです。
手前はボーイスカウトが走り回った代かき終了の田んぼ
13日、東京薬科大学と帝京大学の学生達が地域の子供達を田んぼに集めて泥んこ運動会をしました。この運動会は先月5月30日に開催される予定でしたが、天気が悪くて延期されこの日に開催されました。
泥んこ運動会種目の一つ、子供ドッチボールの開催
今回の泥んこ運動会のメイン種目は子供達のドッチボールでした。全部をよく見たわけではありませんが、子供達は赤,青,橙の3チームに分かれていました。なお、去年のメイン種目は確か棒引きと泥んこバレーだったように思います。
青チームと橙チームの対戦 青チームと赤チームの対戦
晴天ではありませんでしたが、風が心地よく通り過ぎるような天気でした。泥んこ運動会に参加した子供達は途中途中で休憩をとりました。顔や体を洗ったり、用意されたジュースなどを楽しそうに飲んでいました。
泥だらけの体を水で洗っている子供達
ドッチボールに参加できない小さな子供達は近くの田んぼで泥んこ遊びをしていました。思い思いに泥をすくって山にしたり、足を泥の中に踏み込んでその感触を楽しんでいました。最近の子供達はこのような泥遊びをする機会がないので、今日はまたとない機会だったのではないでしょうか。
泥に足を踏み込んで遊ぶ 泥を山のように積み上げた子供
日曜日、日野市のボーイスカウト・カブ隊が田んぼにやってきました。去年もやってきて泥んこ大会をしましたが、今年は単に泥んこ大会をするのではなく最初に畦塗りをしてもらいました。
田んぼにやってきた日野市のボーイスカウト・カブ隊
畦塗りは田んぼの水が抜けないように畦の淵に泥で硬く塗りつけるものです。今回は子供達に手や足を使って泥を塗ってもらいました。
手足で泥を塗っている子供達 盛るように泥を塗る
子供達の中にはボーイ隊の子供達も混じっていたようです。さすがに年長者は泥塗りが上手なものです。手で上手に泥をすくって手で綺麗に整形していました。見た目も綺麗です。
見た目も綺麗になるよう泥を塗っている子供達
畦塗りが終わると、いよいよ楽しい泥んこ大会の始まりです。最初は田んぼの中で、雪合戦ならぬ泥合戦です。2チームに分かれて、手に持った泥を投げあいます。最初はおとなしく投げ合っていましたが、そのうち泥の中で転ぶ子供達ま出て体中泥だらけです。
泥合戦のあとは、田んぼの中で棒引き合戦
泥合戦の後、ちょっと休憩しました。その後、私の提案で田んぼの中で棒引き合戦をしました。5本の竹棒を自分のチームに引き込む遊びです。棒を3本以上引き込んだチームが勝ちです。頭の先まで泥に浸かって棒を引き合いました。
全身泥だらけになって棒引き合戦
棒引き合戦が終わると、今日の泥んこ大会は終了です。小川に行って体を洗いました。泥で汚れた上着を脱いで小川の水溜りで洗いました。小川で洗ったあとは移動して綺麗な水で洗いました。
小川で体を洗い合いました 最後は綺麗な水で
体を綺麗に洗い終わると、田んぼにかかるように広がったクワの木の下に行きました。今はクワが実を付けるシーズンです。木には美味しいクワの実が成っています。みんな思い思いに桑の実を取って食べました。
クワの実を取って食べている子供達
ようやく田植えシーズンになりました。先日まで田んぼを耕耘してきましたが、いよいよ田植えに向けて代かきの開始です。耕耘機で代かきするためにはこれまで耕耘に使っていたロータリーを籠車輪に装着し直す必要があります。耕耘機の車輪を交換する工具をつかって、まずはロータリーを外します。
耕耘機,ロータリー,工具箱,そして籠車輪
去年の代かき以来ずっとロータリーを付け続けていました。このため、なかなかロータリーが外れなくて困りました。何度もこじっていると、だんだん緩んできて外れました。ロータリーが外れると籠車輪を取り付けました。
片方の籠車輪を取り付け 左右の籠車輪取り付け
籠車輪を左右共に付け終わると、今度は抵抗棒を外してレーキを取り付けます。レーキを取り付け終わると、ようやく代かきができる体制が整います。田植えが終了するまでの間、籠車輪とレーキを取り付けた耕耘機は連日のように田んぼで活躍します。
最後にレーキを付け終ると、代かきできる体制が整います
耕耘機にガソリンを充填すると田んぼで代かきをしました。代かきしたのは、今回ボーイスカウトが泥んこ大会をする田んぼです。去年は田んぼ内で、かけっこ,サッカー,相撲などをして子供達は体中泥んこになりました。
ボーイスカウトの泥んこ大会会場の田んぼを代かき
明日、ボーイスカウト達が泥んこ大会をするために田んぼに来ます。このため、仕事帰りに田んぼに水を入れました。小川に流れる水を田んぼに入れるため、小川と田んぼを仕切る畦を切ることにしました。
右の小川と左の田んぼを仕切る畦をクワで切る
畦を切るためクワで畦に溝を掘りました。そして、小川をせき止めました。すると、小川の水が田んぼに流れ込むようになりました。すると、乾いた田んぼに水がじわじわと浸透していきます。明日の泥んこ大会が楽しみです。
浸透するように小川の水が流れ込む
小ネギに続いて長ネギを植え替えました。長ネギは4月上旬に種を蒔いたものが4月下旬に発芽した後にだいぶ成長しました。苗ネギ同士の間隔が狭くなったため、今回植え替えることにし.ました。育ったネギの苗は数百本もありました。その中から大きく太い良いネギを選んで植え替えました。
長ネギ苗のうち良いものを選抜中
移植する時、ネギとネギの間が5cmの間隔になるようにしました。今回苗作りしたネギは根を長くして白くする種類(根深ネギ)ではないため、苗をあまり深く植えませんでした。ちなみに根深ネギは植える溝を深く掘ってから移植します。
葉を茂らせるネギのため、苗はやや浅く植える
ネギは毎年ほとんど苗を購入して植えていましたが、今年は最初から種を蒔いて苗作りから始めました。278円の小さな種袋には数百の種が入っていました。だから苗代がとても安くすみました。育った苗が多かったため、余った苗は知人に差し上げました。種から苗を作って正解でした。
1本づつ丁寧に移植 根が乾かないよう手早く移植
移植が終わると土を根元にかけ、その上に薄く肥料を蒔いておきました。約1週間後に根が活着した後は、根元に枯れ草などを厚く敷こうと思っています。枯れ草が腐ればミミズなどが増えて、ネギには良い生育環境になると考えられます。
長ネギを2列に移植、根元には薄く肥料
玉ねぎの収穫跡を耕耘機で整地
植え替える小ネギはわけぎの一種です。小ぶりのネギで、味噌汁や豆腐などの料理に簡単に使えます。それに分げつが旺盛ですので、収穫してもすぐに回復します。ニラのような使い方ができるネギです。
小ネギを玉ねぎ跡に植え替えするMさん