東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

わら細工民具ほぼろの辺縁部を編む

2025年01月05日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 春夏秋冬と年に四回ほぼろ製作講習会を開催しています。この秋の講習会時、生徒さんから私が作った買物籠の縁部分の編み方を教えて欲しいとの要望がありました細。実はその編み方は私が独自に模様として編んでいたものでした。一年位前に編んだ縁模様でした。
 生徒さんに教えていると何とその編み方をすっかり忘れていました。ほぼろだけ編むならば一種類だけです。ですがほぼろを編めるようになるといろいろな模様に取り組んで見たい気持ちになります。ほぼろ製作マニュアル原稿にその模様を取り込もうと再現してみました。

       ほぼろや買物籠の縁の模様を実際に編みながら再現中


 ほぼろの縁を編みながら模様の再現に勤めました。その結果三種類の模様を再現しました。そして、教えることができるようにその模様部分を取り出しました。そして、その編み方の詳細を本の原稿に入れることができるようにいろいろな角度で写真を撮りました。

 縄の上にわらを置く  下のわらを斜めに交差   交差後に駒で締める
  

 大きくは矢羽根模様と斜め交差模様にの二種類の編み方になるでしょうか。また、ほぼろや買物籠では縁に細縄を芯にします。しかし、この二種類の編み方をすれば細縄を芯にする必要がない事に気が付きました。細縄を芯にしない方法も原稿に追記しようと思います。実用的なほぼろには模様は必要ありませんが、よりセンスの良い自分流に編めるのが現代のほぼろではないかと思います。

    矢羽根模様に編んだ縁         斜めに交差して編んだ縁
 

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浄化槽のモーターを修繕

2025年01月04日 | 建設,工事,修繕

 30年以上回っていた浄化槽のモーターがついに回らなくなりました。確か30年以上前にも回らなくなり、モーターを交換したことがありました。しかし、このモーターは製造中止で市場では手に入らないとのこと。
 自分で治すしかありません。真夏でしたら匂いが酷いのですが、冬が間近の今は匂いはありません。モーター一式を外に引っ張り出しました。原因を想定すると、回転軸の固着のようです。ゆるゆるとしか回りません。

          浄化槽からモーターを引っ張り出して修繕


 30年近くの間に回転軸が湿気を帯びて藻のようなものがへばりついています。藻のようなものを剥がした後、556を軸に吹き付けました。それでもなかなか回ってくれません。軸をバーナーで焼いてみたり、しごいてみたりしているとおもむろに回り始めました。
 治りましたが、暇なときにでも軸を磨いたり定期的に注油する必要があるようです。モーター一式を購入すれば人件費込みで10万円以上はかかったはずです。無駄な出費が避けられて良かったです。

     モーターの蓋を外す        回転軸に注油などの処置
 

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トゥルーシーの種を採集

2025年01月03日 | 花,野草

 12月に採種することを忘れていたトゥルーシーの種を取りました。霜に当たって枯れた後に乾いてカラカラになった種を含んだ花房をこさぐように取りました。取っていると、枯れているにも関わらずトゥルーシー特有のいい香りが漂います。
 採集した種は春に種をまきます。そして、そして育った苗を本畑に移植します。花が咲いて種ができて採種の毎年の繰り返しです。

      カラカラに乾いたトゥルーシーの枯れた花房(種を含む)


 トゥルーシーはいい香りがするハーブですが、もう一つ特長があります。それはブルービーと呼ばれる青い色の蜂を呼ぶのです。今年はあまり観察しなかったせいもあってブルービーを見ませんでした。アブなどが多く飛び交っていました。今年はブルービーを直に見てみたいものです。

  枯れたトゥルーシー    こさぎ取った種房    花房を潰すと種が出る
  

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新春、ハムスターの家お引越し

2025年01月02日 | 生き物

 新しい年になって初めてハムスターの家を引越ししました。だいたい二週間ごとに引っ越ししています。飼ってから三年目になります。ハスターの寿命は長くて4年位と聞きますが、今夜も元気に回し車に入って回しています。
 当初ハムスター専用のペレット状の餌を与えていましたが、人工的な餌よりもトウモロコシや麦のような自然の餌の方を好みます。今年も元気でいてくれるでしょうか。

        ドアを開けると外に出たがる我家のハムスター


 我家では引越ししやすいように、全く同じ小屋を二つ用意しています。そして交互に引っ越ししています。同じ小屋なのでストレスは無いはずです。
 空いた小屋はおが屑などを綺麗に掃除します。そして、新しいおが屑を敷いて次の引っ越しがすぐできるように待機しています。

     全く同じ小屋が二つ          寝る小屋も取り換え
 

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今年も注連縄を自作して飾る

2025年01月01日 | ふるさと

 明けましておめでとうございます。

お正月に飾る注連縄、20年以上前から自作しています。今年飾った注連縄は少し小型の可愛いサイズのオリジナル注連縄です。撚った藁にユズリハと裏白を取り付けた簡単な注連縄です。
 数年前に友達に注連縄の作り方を講習したことがあります。その時は基礎だけ講習しました。参加者は、作った注連縄にミカンなどを付けて自分好みの注連縄にしていました。

        撚った縄にユズリハと裏白を付けた素朴な注連縄


 今回は、まず藁を使って三連の縄に撚りました。小さな注連縄なので、わらを継がないで済みました。私は三連を一度で撚りますが、最初に二連を撚って三本目を継いで三連にしてもかまいません。後者で注連縄を作る方の方が多いようです。容易だからでしょう。

 しめ縄にする藁を選ぶ    三連縄を撚り進む    丸くターンして輪に
  

 注連縄の輪ができあがると、山に行って裏白を探しました。大きな裏白ばかりで小さめの裏白はなかなかありません。次に山裾に生えているユズリハから虫食い跡がない綺麗な葉を選びました。
 最後に注連縄に裏白とユズリハを取り付ければ完成です。こうして、今年も我家の玄関などに自家製注連縄を取り付けました。

 ちょうど良い大きさの裏白を探す     ユズリハと裏白を取り付ける
 

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