天気が良いので、先日に続いて田んぼを耕耘しました。この時期になると田んぼ周辺はいろいろな野草の花が咲き乱れています。その花を遠めに見ながらのんびりと耕しました。
満開のレンゲなどの花を見ながら、のんびりと耕耘機を動かす
前回耕耘した時はやたら雑草やワラが耕耘機のロータリーに絡みつきましたが、今回はあまり絡みつきませんでした。このため、耕耘機を止めることなく作業を続けることができました。
新緑を感じながら耕耘 レンゲの間を耕耘
田んぼの耕耘作業は田んぼに水を入れて代かきを始める6月中旬まで続けます。あまり土を細かくかき混ぜる必要はありませんので、あと1,2回耕耘作業すればOKです。囲まれた山に響くトコトコ言うエンジン音を聞きながら、のんびり耕耘機の後を歩いていると疲れが飛んで行くようです。
エンジン音を聞きながらのんびりと耕耘機の後を追う
一通り田んぼを耕耘すると次の耕耘に備えて耕耘機を休ませます。燃料コックを止めた後、ガソリンがキャブレターから抜けるまでアイドリングします。エンジンが完全に止まると、ロータリーに絡みついた雑草などを取りました。そして、熱気が残る耕耘機の上に、風雨や夜露に備えてカバーを覆いました。
ロータリーに着いた雑草などを取り除く
今田んぼではレンゲが満開です。去年は田んぼ一面にレンゲを咲かせましたが、咲き終わったあとの刈り取りなどに苦労しました。刈り取りを止めてそのままにしておくと今度は耕す時に耕耘機に絡み付いてこれまた苦労します。このため、今年は田んぼの一部だけ咲かせました。
一面に咲いたレンゲのピンクの花々
去年は田んぼ一面に咲かせていたので、蜜蜂が何匹も飛来して蜜を吸っていました。今年は4月になっても寒いためか、咲かせている面積が狭いためか、蜜蜂のがあまり飛来していませんでした。今年は去年のようにレンゲを採種しようかどうか迷っています。刈り取って干し上げたレンゲから種を取るのはなかなかの手間です。
満開のレンゲ、時々見学者 マメ科特有の花びら
3月1日に購入した苗を移植し、同17日に摘心したソラマメが開花し始めました。摘心したためか背はあまり伸びていないにも関わらず開花しました。ソラマメはマメ科なので肥料が必要ないと思って全く無肥料だったのが悪いのか、あまり背が伸びていません。ただ摘心の効果か3~4本程度根元から茎が伸びています。
背があまり伸びず開花したソラマメ
例年ソラマメは春先にアブラムシにやられます。このため、ソラマメを植えるにあたって最大限意識したのは無農薬でのアブラムシ防除です。今年はコンパニオンプランツと思われる植物をソラマメの近くに植えて試してみました。試したのはハーブのクールミント,小ネギ,ソープワート,のらぼう菜,雑草のブタクサです。
クールミント(涼しい香りが特徴) 小ネギ
効果はあったようでアブラムシはほとんど目につきません。登頂部にわずかに認められるほどです。ただ数種類もコンパニオンプランツと思われる植物を植えてしまったので、どの植物が一番効果があったのか見極めがつきにくいのが失敗でした。でも防除に成功したのは良いことでした。
ソープワート(昔、石鹸代わりか) ブタクサ:雑草ですが
花が散って豆のさやが大きくなる時に、アブラムシが群れると良い豆ができません。このまま農薬をまかないで様子を見ようと思います。良い豆ができて美味しいソラマメご飯を食べることができたらと思います。
アブラムシがほとんどいなかったソラマメと花
2年半ほど前に購入したバイクのヘッドライトが点灯しなくなってしまいました。このままでは夜の運転に支障があるため修理することにしました。バイク店に修理を依頼してもよいのですが、ライト類はよく故障しますので今後に備えて今回は自分で修理しました。
ヘッドライトを修理するためドライバーで前部カバーを外す
修理するためにはヘッドライトを外さなければなりません。その最初の手順としてバイク前部のカバーを丁寧に外します。修理のためのサービスマニュアルはないのでこれまでのバイク修理の経験則で外しました。
バイクの前部カバーを外す ヘッドライト部を外す
このバイクのヘッドライトは2ライトです。この二つ共がダメになったため、交換用のライトを予め二つ買っておきました。1個約1,500円のため、二つで約3,000円でした。ちょっと高い買物でした。安いものは1個500円ですが、今後煩雑に壊れても困るため良いランプにしてみました。
切れた二つのランプ 購入した新しいランプ2個
故障したランプを取り出して、新しいランプに交換しました。バイクのランプは懐中電灯のような単一フィラメントではありません。ランプ内部に2個のフィラメントがあります。通常のものとハイビーム用のフィラメントです。ランプに電気を供給する電線は3本です。
新しいランプをヘッドライトカバーに挿入
左右のライトを交換してる時に気が付いたのですが、左側ライトを収める金属製のソケットのプラスチック部が熱で変形していました。変形していたのは昼間照らすライトに電流を供給する端子です。
熱のため昼間点灯用端子が窪んだソケット
端子が窪んでいると昼間左側のライトが点灯しません。昼間走行中に点灯し続けているため熱がこもって変形したに違いありません。この故障のため左ライトは、ハイビームは光りますが昼間は光りません。新たに左ランプ用のソケットを購入して修理する必要があります。幸い右のライトはホルダーが変形していないため正常に点灯しました。
ランプ交換後ゴムカバーで覆う ランプ交換完了したヘッドライト部
左側のライトは昼間点灯しませんが、右側のライトは点灯するので今回はこれでよしとしました。早急に左側ライトのソケットを購入して交換する必要があります。今回は自分で修理しましたが、これをバイク店で修理すると交換部品に加え,修理時間に比例して,また技術料などの名目で数千円もとられるでしょう。
ランプを交換修理してバイクに取り付け中の前部カバー
今月初めに種を蒔いた長ネギがようやく発芽しました。被せた籾殻の中に米粒があると思ったのかスズメがたくさん飛来してほじくっていました。そして、砂浴をしたのか籾殻のあちこちに窪みがありました。
籾殻の上にひげのように出た長ネギの芽
種を蒔いた時、スズメなどが来ないように網か寒冷紗を被せておけば良かったと思いました。スズメが飛来しためか発芽に多少むらがありましたが、無事に発芽してほっとしています。あとは雑草を取ったり、間引いたり、そして葉色を見ながら肥料をまいたりしようと思います。苗作りがうまく行ったら、育った苗を移植して晩秋には美味しい長ネギが収穫できそうです。
黒い種殻を持ち上げるように発芽
先日に続いて3度目の育苗箱へのお米の種蒔きをしました。これまでは普通のうるち米を種蒔きしましたが、今回は古代米(赤米)の種蒔きです。今回蒔いた古代米の籾は、イタリア人に田植えを体験してもらい、稲刈り後、12月に脱穀して収穫した籾の一部を種籾としたものです。天候に恵まれて暖かい日差しの中での種蒔きでした。古代米はそんなにたくさん栽培しないので育苗箱は一つだけに種蒔きしました。
移植ごて使って袋から培養土を出して育苗箱に盛る
前回と同様、最初に培養土を育苗箱に広げました。そして、均等に均した培養土の上にあらかじめ水で浸水しておいた古代米の籾を丁寧にばら撒きしました。
盛った土を均す 手に持った籾をばら撒く
普通のうるち米と違って古代米の籾の色は茶色です。この色は培養土の色に近いため、どの程度ばら撒いたのかとても分かりにくいです。このため、ばら撒きしすぎないように気を付けます。籾を蒔き終わると、籾が隠れるようにふるいを使って細かな土をふりかけます。
培養土と古代米の籾はほぼ同じ色 籾の上に土をふりかける
細かな土をかけ終わると、注意深く育苗箱を苗代に持って行きます。少しでもよろけると、せっかく蒔いた籾や土が育苗箱内で崩れたり偏ってしまいます。防鳥網を開けて苗代にそろりそろりと入ると、育苗箱をゆっくりと降ろします。急いで降ろすと育苗箱へ急に水が浸水してしまいます。すると、籾や土が浸水した水と一緒に噴出してしまいます。育苗箱を降ろし終わると、再び苗代を防鳥網で覆います。
苗代内にゆっくりと育苗箱を降ろす
正月料理などに使われるクワイの種芋を田んぼに植えました。クワイは今ではとても珍しい食材になりました。芋類は一般的にサツマイモに代表されるように食感がもちもちしていますが、クワイは食感がしゃきしゃきします。この食感はユリ根に近いかも知れません。今はどこで主に栽培されているのか分かりませんが、私が子供の頃には田んぼの隅っこによく植えられていました。
田んぼに植えたクワイの種芋
クワイは葉が雑草のオモダカにとてもよく似ています。稲の随伴雑草であったオモダカが栽培化されてクワイになったのではないかと思います。オモダカも田んぼの地下に小さな根塊を作ります。クワイは、芋としては小さい上に収量も多くありません。また、水田のような湿地帯で栽培されるため手間もかかります。、今では正月料理などにしか使われないまれな食材になりました。
手に持ったクワイを押し込むようにして田んぼに植える
昔の人は、クワイが里芋と同様に小芋がたくさんできるので子孫繁栄の願いを込めて作ったのかも知れません。そして、お正月などのおめでたい日に調理してみんなで食べたのではないでしょうか。また、病気にも比較的強いのでお米の不作時の飢餓対策の意味もあったのかも知れません。
クワイを植えた田んぼ(去年はここで古代米を栽培)
先日に続いて育苗箱にお米の種蒔きをしました。肌寒い小雨の中での種蒔きでした。前回と同じように、近所のDIY店で買ってきた野菜用の培養土を使いました。お米専用の培養土を使うと良いのでしょうが、どこで購入してよいのか解からないし、購入しても金額が高いと思われます。数年間野菜用のものを使っていますがちゃんと成長しますので毎年使っています。
新しく購入した育苗箱に培養土を盛る
培養土が入った袋から移植ごてで土を育苗箱に移します。平らに均した後、あらかじめ浸水した種籾を手で振るうようにしてばら撒きます。このときに均等に蒔かないと発芽にむらが生じます。発芽にむらが発生すると、苗が混んだりして蒸れて発病するなどの弊害がおきることがあります。
移植ごてで培養土を盛る 種籾を手で均等にばら撒く
種籾を育苗箱にばら撒くと、今度はその上に薄く土をかけます。小石が混じると発芽に悪い影響があります。これを避けるため、小石や枯れ草などを取り除くために、細かい網を使ってふるいます。また、スズメなどの小鳥を欺く意味でも細かな土で覆って籾を隠します。土をかけるとすぐに苗代に育苗箱を置きます。
網をふるって土を被覆 苗代に育苗箱を置く
このようにして、30箱の育苗箱にお米の種を蒔きました。あとは古代米の種蒔きだけが残るだけです。これらの育苗箱は網をかけた苗代に並べて置きました。苗代内は、育苗箱を置きやすいようにまた歩きやすいようにあらかじめ水を抜いています。
水を抜いた苗代内に並べた育苗箱の数々
育苗箱を苗代内に並べ終わると、苗代の水の出口をふさぎます。こうすると30分ほどで水が溜まって水深が10cmほどになります。あとは籾が発芽するのを待つだけです。1週間後位には発芽するはずです。
水深が深くなり育苗箱が水没した、網で囲まれた苗代
田植え準備の一環として、田んぼ脇を流れる小川の底をさらいました。小川と言っても川幅30cm程度の細い溝です。毎年のことですが、夏から秋にかけて雑草や枯れ草などで埋まってしまうため、冬から春にかけて水が十分に流れなくなってしまいます。このため毎年、冬から春かけて(去年は2月)底をさらって水が流れるようにしています。
底をさらったため水の流れを取り戻した小川
底をさらう道具はたった二つです。一つはスコップです。これは小川の両端に深く踏み込んで繁茂する雑草などをカットして川幅を確保するためです。二つ目は平クワです。スコップを踏み込んで筋をつけた小川から土を掘り出します。また、川底の深さを決めます。
スコップを踏み込み川幅を決める 平クワで土を掘り出す
小川を掘っているといろいろな小動物に出会います。一番多いのはザリガニです。赤く大きなザリガニが何匹も出てきます。沢ガニなども出てきます。そして、唯一の魚であるどじょうも出てきます。10年ほど前には亀がいましたが今は見ません。この地域では絶滅してしまったのでしょう。もっと昔はメダカや貝(川しじみ)もいたそうです。しかし、上流にはまだほとけドジョウやトウキョウサンショウウオがいます。
小川を掘っている最中に見つけたどじょう
あと二ヶ月後には田んぼで田植えが始まります。そろそろ田んぼを耕耘しなければなりません。先日ロータリーを装着した耕耘機で田んぼを耕耘しました。午後からは雨との予想のとおり雨が降ってきました。このため、あまり念入りには耕耘できませんでした。
ロータリーに雑草やわら屑がからみついて往生
耕耘していると十分に枯れていないためにバラバラになっていないわら屑や雑草の一部がローリーにからみつきました。時々耕耘機を止めながらロータリーにからみついたわら屑などを取り除きながらの耕耘作業でした。途中雨が降ってきたため耕耘作業をやめました。そして、雨に濡れないようにカバーを耕耘機にかけて今日の作業を終わりにしました。
耕したばかりの田んぼに小雨が降る中、耕耘機にカバーをかけて耕耘中止
今、育苗箱を使った苗作りをしています。去年までは、昔ながらの苗代への直播もしていました。直播以外に、育苗箱を使ったり、畑に直播する畑作苗もしていました。苗代を手伝う人が少なくなって負担ばかり大きくなってきたので、今年は比較的管理が容易な育苗箱を使う苗作りだけをしようと思います。
育苗箱,籾,そして培養土 培養土を育苗箱に盛る
育苗箱を苗代の近くに並べた後、それぞれの育苗箱に培養土を盛ります。そして、移植ごてで平らに均します。25Lの培養土でおよそ10箱の育苗箱をまかなえます。なお、培養土はDIY店でたくさん売っている野菜用で十分です。
平らに培養土を均し終わった育苗箱
育苗箱に培養土を盛り終わると今度は籾を蒔きます。籾は事前に浸水させておきます。農家ではこの種蒔きを機械で行っていますが、20~30箱の育苗箱では手で均等に散蒔きするだけで十分です。
浸水した籾を手で掴む 籾を育苗箱に均等に散蒔き
籾を蒔くと、今度はその上に薄く土を被せます。被せる土は乾いた畑の土を使います。小石や雑草が入らないように、そして均一で細かな土になるように網でふるいます。
網を使つて均一な土を被覆 左側が細かな土で被覆済
網でふるった細かな土で、蒔いた籾が見えなくなると被覆完了です。この時直射日光が当たっていると、育苗に蒔いた籾は見る間に乾いてしまいます。乾く前にすばやくこの育苗箱を苗代内に持ち運んで苗代の土の上に置きます。
細かな土で被覆された育苗箱、すぐに苗代内に運ぶ
苗代内は育苗箱を並べることを想定して、あらかじめ水を抜いておきます。水を抜いておかないと、さざ波で育苗箱の土や籾がさらわれてしまいます。そっと土の上に置くと、少しずつ水が育苗箱にしみこんできます。一度水がしみこむと水を深くしても大丈夫です。
水を引いた苗代内に並べた育苗箱
育苗箱を並べ終わり十分水がしみこむと、今度は徐々に水を苗代内に引き込みます。すると少しずつ水深が深くなり、育苗箱が水没します。水に沈める理由は、スズメなどの害鳥から守ること、水温で温度差がすくなり籾が守られることなどあります。
水を引き込んで育苗箱が水没したことを確認すると、今度は苗代全体を防鳥網で覆います。サギやカモなどの大型水鳥が入らないようにするためです。この田んぼにはドジョウやおたまじゃくしなどの小動物が多く生息するため、その小動物を狙っていろいろな動物が入り込みます。入り込むとせっかくの苗代を台無しにしてしまいます。一昨年カモの害にあって苗が荒らされ困りました。
水を引き込んで水没させている育苗箱
先月13日に植え付けしたジャガイモのが次々に発芽し始めました。今年は先日(4月16日)雪が降ったように、4月にもかかわらず寒い日々が続いています。このため例年より発芽が遅れていますし、土中で腐ってしまったのか発芽しない種芋もあります。今後茎数を調整した上で、一ヶ月後には土寄せをします。
発芽して葉を大きく広げたジャガイモ
発芽したジャガイモの葉をよくみると二十八星テントウムシ(ニジュウヤホシテントウムシ)がいました。普通の七つ星テントウムシは害虫のアブラムシを食べてくれる益虫ですが、このテントウムシはジャガイモの葉を食べる害虫です。しかも、幼虫もジャガイモの葉を食べます。今のところ一匹しかいないのでそのままにしました。
ジャガイモの葉にとまった害虫の二十八星テントウムシ
そろそろお米の苗作りを始めます。苗作りに先立って種籾を浸水しています。浸水してわずかに芽生えた種を苗代に種蒔きします。去年までは、苗代に直接種蒔き したり箱苗に種蒔きしてり畑に種蒔きしていました。しかし、今年は例年になく仕事が忙しく人手がないので、すべて箱苗で苗を作ろうと思っています。
バケツを使って浸水中の2Kgの種籾
ところで、種籾は毎年農協で購入していましたが、今年分を去年の秋に注文するのを忘れてしまいました。このため、注文しようと1月頃に農協を訪れたところ「もう注文受付を終了しています。」とマニュアル的なすげない答え。
仕方がないので、インターネットで調べたところ何箇所が見つかり注文しました。しかし、届いた種籾は不適なものでした。農協で手に入れる正規の種籾は証明書が付いています。そして、くず米など一切混じっていません。手に入れたものはくず米が混じりカビが生えた籾も混じっていました。秋に収穫したものを種籾と称して販売していたもののようです。しかし、これを使わなければ米作りができないため種籾として使わざるをえません。
くず米や変色した籾が混じる。ほんとに種籾?
ロータリーを装着しやすいように耕耘機を斜めに寝かせる
ロータリーを装着した耕耘機は3年ほど前に農家からいただいたものです。高校生と田植えをしている時にもらってきました。ロビン製のとても古い耕耘機でした。しかしながら、汚れながらも丁寧に使っているせいかエンジンも快調です。ただ、車軸がとても特殊な形状をしているため交換に熟練が必要です。
籠車輪を取り外す 壊れていた延長軸
最近の耕耘機は車軸が長い上に軸径の形状が六角になっています。しかし、この耕耘機は車軸がとても短くしかも丸軸です。このため、延長軸がぐらぐらしてとても壊れやすくなっています。実際延長軸を取り外すと、軸の根元の傘の溶接が壊れて外れていました。これでは延長軸がよりぐらぐらしてロータリー刃が耕耘機本体に接触するはずです。
壊れて外れた延長軸の傘 延長軸のピン穴が合わない
新しく手に入れた延長軸を取り付けましたが、形状が合わず困りました。耕耘機の車軸のピン穴と延長軸のピン穴が微妙に合わないのです。しかし、直径の小さなピンを挿入することでなんとか切り抜けました。
やっとの思いで右軸側をロータリーに交換
やっとの思いで右軸側を籠車輪からロータリーに交換しました。続いて左軸側の籠車輪をロータリーに交換しました。両軸をロータリーに交換すると、レーキを抵抗棒に交換しました。これですべてこの耕耘機は田んぼを耕耘することができるようになりました。なお、耕耘が終わって田植え直前になると、今度は籠車輪とレーキに装着し直します。籠車輪とレーキで代かきをするためです。
レーキを抵抗棒に交換 取り外した籠車輪とレーキ
前日の雨で田んぼはぬかるんでいました。このため今回は耕耘できませんでしたが、今後晴天が続いた日にこの耕耘機で田んぼを耕します。参加人数が多く主にクワで耕していた10年ほど前は農業機械を使うことは少なかったのですが今は必須です。また必要に応じて自分で交換・修理しなければなりません。
ロータリーを装着し終わった耕耘機
夕方5時頃、畑で麦畑の草取りをしていると薬科大生が数人田んぼを出入りしているのに気がつきました。そのうちの一人に聞いてみると、東京薬科大学環境グループASIATOの新人歓迎会を田んぼ脇の空き地でするとのこと。誘われたので邪魔にならない程度の短い時間見学に行ってみました。
田んぼ脇に集まった環境グループASIATOの先輩や新人達
学園祭には何度か入ったことがありますが、新人歓迎会に行くのは初めてのことでした。新入生にビラを配ったり、声かけしたり、看板で勧誘したりしたとのこと。作るビラには色を使ってはいけないルールがあったそうです。説明会をしたりして、今日来た新人は8人だとのことでした。例年よりも女性が多いように思いました。
薪で火をおこす先輩 新人にふるまう料理を作っている先輩
かれこれASIATOとの付き合いは10年ほどになるでしょうか。そして今日まで、農業機械を貸してあげたり、逆に農作業を手伝ってもらったりと協力しあってきました。今年度も協力しあえればと思います。
やってきた新人達を囲みながら説明する先輩達
ASIATOは、初代の先輩達が10年ほど前に確か男性4人で立ちあげました。2005年頃の春に卒業した彼らのうちの一人は立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に入りました。初代の彼らは今は立派な社会人になっていることと思います。
ため池そばのこの田んぼは数年前まで私が耕作