東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

時期遅れのナツメの実収穫

2023年09月30日 | 樹木,果樹

 あれこれ忙しくしていてナツメの実を収穫することを忘れていました。9月初めでは実は緑色か黄色です。しかし、今の時期になると乾燥して茶色になっています。乾燥のため実がしわしわになっています。味も変わります。緑色の時は梨かリンゴのような味がしますが、茶色になると発酵食品のような甘だるい味がします。

          収穫が遅れたため茶色になったナツメの実


 まだまだ暑い日が続きますが、こからは本格的な秋になります。すると、美味しい樹の実を収穫できます。そろそろクルミが収穫できそうですし、晩秋には美味しい柿が収穫できると思います。また、樹の実ではありませんが、サトウキビの甘みが強くなります。絞れば美味しい汁を飲むことができます。サツマイモ、里芋なども収穫できるようになります。

    しわができたナツメの実       発酵した甘みがする乾燥実
 

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タマネギの育苗を開始

2023年09月29日 | 野菜:根菜

  タマネギの種まきの季節がやって来ました。タマネギは10月を過ぎると、たくさんの苗を売っています。しかし、2016年の秋はタマネギの苗を売っていませんでした。そのため、その年はタマネギを栽培できませんでした。
 以降、毎年の今頃に種を蒔いて育苗しています。今年は長期保存できる品種のタマネギの種を購入しました。初夏に収穫後した後、2月頃まで吊って保存できるようです。

         購入したタマネギの種を育苗用の畝に蒔く


 タマネギを育苗する前に育苗用の畝を作りました。耕運機で丁寧に耕運したのち、クワやレーキで鞍型の畝を作りました。その畝ができるとレーキでトントンして土を固めました。そして、種を筋状に蒔くための溝を引きました。

  耕運機で丁寧に耕運   レーキで畝をトントン   種まきする溝を引く
  

 種を蒔く直前、ジョロから水を流して溝を湿らせました。これは土が乾燥しないためです。次に、その湿らせた溝に種まきをしました。筋状に種が落ちるように、指をひねるようにして種を下に落としました。最後に指を使って薄く土を掛けました。
 一週間後には芽が出るのではないかと思います。今後は雑草の芽を摘み取るなど育苗管理をします。11月初めには苗になるため、採苗してタマネギの本畑に植え替えします。

   ジョロで溝に水を薄く引く       種まき後、薄く土を被せる
 

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ガマの穂や葉を採取しに行くも、時期遅れだったか

2023年09月28日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 秋の種まき,植え替え,草刈り,整地に忙しかったため、ガマの穂や葉を採取する時期を逃してしまったようです。7月の史跡巡りウォーキング時にガマの穂が出ていることに気が付いていました。10月頃に採取してもOKかとのんびり構えていました。今回試しに採取してみました。しかし、葉はすでに茶色や黄色に染まり、枯れかかっている葉もありました。真夏に採取すべきだったようです。

      ガマの穂茎を取り出してみるものの、硬くて棒のよう


 ガマは放棄田や池などに幅広く生えています。車に乗っているとガマの穂を見ることが少なくありません。とある放棄田傍に車を止めて、ガマを採取してみました。しかし、時期遅れのためか穂茎はカチカチに硬くなっていました。真夏にに採取した方が良かったようです。・・・・ローラーで平に伸ばせば使えるかも知れませんが。

 葉などが茶色になり時期遅れのガマ       散り始めたガマの穂
 

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雑穀(稗、シコクビエなど)の収穫ほか

2023年09月27日 | 麦,穀類,雑穀

 毎年の事ですが、雑穀である稗,シコクビエ,アマランサスを収穫しました。これらは食べるためではなく種継ぎのための収穫です。
 その昔、山梨県,静岡県.長野県などの山間地域の昔の生活に興味を持っていました。特に当時の農業を調べていました。そして、当時存命だった古老を訪ねていました。その時にいただいた雑穀の種を保存目的で今も種継ぎしています。

        今年はスズメの被害が無く、大きく実った稗の穂


 当時古老を訪ねていて面白いことがありました。ある山間地域の古い家を調査のため訪れた時のことです。獣除けの板塀で囲まれた立派なお屋敷でした。何故だか中に招き入れられて歓待をうけたのです。いろいろなご当地料理をいただきました。歓待のわけを遠回しに伺うと、後を継いでくれる養子を探しているとのこと。私を独身だと勘違いしたようで、その家のお嬢さんと家族とで妙な雰囲気で食事をしました。
 私が古老に会うなどして伝統農業などを調査していることを聞いたのでしょう。もし私が独身だったならばその家を継いだでしょうか。そうなったならば、その山間地区の伝統農業,伝統料理,伝統文化を引き継いだかも知れません。そのお嬢さんは養子を見つけることができたのでしょうか。・・・・40年位前の出来事です。

    刈り取ったシコクビエの穂      種が極小のアマランサスの穂
 

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田布施川 交流館から上流の全橋を渡る史跡巡りウォーキング(1/2)

2023年09月26日 | 歴史探訪他ウォーキング

 先日、交流館~城南公民館の田布施川全橋と史跡巡りの本番ウォーキングに行ってきました。このルートを下見した時、猛暑のために汗まみれに加えて疲れまくりました。しかし、今回は快晴でしたし涼しい風が吹いていたため快適にウォーキングすることができました。
 毎月第三日曜日に行う史跡巡りですが、今月は私の勤務の都合でその一週間後になってしまいました。そのため、参加者が少ないかと思っていましたが杞憂でした。さらに、スタート兼到着地点だった交流館に三名の方が待っていました。そのため、いつになく賑やかで楽しい史跡巡りウォーキングでした。

       田布施川の洪水被害を受けた方々を弔うお地蔵様


 いつものように10:00に集合して、田布施町交流館をスタートしました。久しぶりの快晴で青い空でした。今回は城南公民館までのすべての橋を渡るウォーキングです。大小10個の橋を渡りました。ついでに、いくつかのお地蔵様や久しぶりに富永有隣に関わる史跡も訪れました。

 最初あいさつ橋を渡る    川に沿う桜並木道     龍厳寺と幼稚園
  

 最初に渡った橋は田布施町役場傍のあいさつ橋(中央橋)です。続いて動物病院から上流に向かって川に沿う桜並木を歩きました。猛暑のためかすでに落葉していました。少し歩くと龍厳寺が見えてきました。休日のため併設の幼稚園には園児たちの姿がありませんでした。

   二番目の橋を往復して渡る       立派なマオランの大株
 

 龍厳寺を過ぎてしばらく歩くと、第二の橋を渡りました。この橋は帰りにも渡るのですが、下見の時に大往生しました。そのお話をするために往復しました。橋の北側の袂近くにマオランの大株がありました。そのお話や田布施川分流工事、そして田布施川の氾濫で犠牲になった方々を弔うお地蔵様のお話をしました。

   田布施川の交流館~城南公民館間の全橋を渡るウォーキングのルート

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円柱状に織りの試行をしてみるも(8/8) ようやく完成!

2023年09月25日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 左手用は小さかったため、右手用は少しばかり大き目に織ってみました。ほんの僅かばかり円柱の太さを増しただけですが、その効果があったようです。すっぽりと右手に入りました。ただ、チェック模様なので少しばかり派手に見えます。今年は試作なので、来年はもう少し実用的なものが作れないかと思います。

            右手にすっぽり入ったハンドウォーマー


 右手用を作る上で円柱の直径をわずかに大きくしました。ついでに、織る時にきつきつにしないでゆとりを持たせました。つまり、伸び縮みするように織ってみました。まあ、何だか変なものができたような気がして友達に見せてみました。こんなのを作る人はいないようです。

 横糸をとどんどん通す    円柱のピンを外す    上下のピン全てを外す
  

 右手にはめていて思いました。ハンドウォーマーにすると冬にしか使えません、夏は無用の長物です。いろいろ考えていると、親指を通す切れ目からポケットティッシュが取り出せることに気が付きました。つまり、夏はボットティッシュケースとして使えるのです。夏冬別々の目的に使える小物織物です。他の人からの評価は良くないでしょうが、自分だけでこれから使おうと思います。

   円柱から毛糸布を取り外す     ボットティッシュケースとして利用可
 

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畑の草刈り

2023年09月24日 | 草刈り,整地

 ようやく秋らしい季節になってきました。これまで、猛暑のためなかなか畑の整理ができませんでした。これからは遅れていた畑の整理を中心に野良仕事をしようと思います。その第一歩が草刈りです。この夏、熱中症を恐れてなかなか草刈りできませんでした。その草刈りを中心に作業しています。
 その草刈りが終われば、刈った草を一ヵ所に集めて腐らせます。そして刈り跡を耕運機で次々に耕そうと思います。これから、タマネギの種まき、秋冬野菜の種まき、小麦の種まきなどがあります。短い秋が過ぎると、一気に冬がやって来ます。のんびりすることはできません。

      サトウキビを植えた畑傍をハンマーナイフモアで草刈り


 今回はサトウキビを植えた畑の傍をハンマーナイフモアで草刈りしました。以前、陸稲や綿(バルバゼンセ)などを栽培していた畑です。草刈機の欠点は後で刈った草を持ち出す必要があります。しかし、ハンマーナイフモアは草を粉々にするため草を持ち出す必要がありません。そのまま耕運機かトラクターを耕すことができるのです。草刈りの必要な畑がまだまだありません。すべての畑の草刈りが終わるのはいつのことになるでしょう。

   畑の端から草刈りをスタート       ほぼ終えた畑の草刈り
 

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ケナフの花が咲き始める

2023年09月23日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 この春に種をまいたケナフが花を咲かせ始めました。ケナフは確か20~30年位前に栽培ブームがあったように思います。土に残る養分を吸って土を綺麗にする繊維植物だったように思います。見た目は大麻によく似ています。背の高さ、葉の形、真っすぐな茎などがとてもよくも似ています。ただ違いは花です。フヨウ科に似た花が咲きます。綿や花オクラのに似ています。
 さて、このケナフ、高さが2m以上あるため長い繊維が取れそうです。紡げばそれなりの紐になるのではないかと思います。繊維の取り方も、カラムシのようにヘラでこそげ取ればよいのではないかと思います。どんな紐になるでしょうか。

         フヨウ科に似た大きな花が咲いたケナフ


 栽培して驚いたのは背が2~3mあることです。また枝分かれせずに上に伸びることです。さらに、土寄せしないにも関わらず倒れないことです。虫害もなく病気にもなりません。ただし、さわると棘状のものが茎にあるようです。よい紐を綯うことができれば、来年はもう少し多く栽培してみようと思います。

    倒れずに高さ2~3mの背丈       大麻によく似た形の葉
 

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ほぼろ版ポシェット作成用の治具を製作(1/x)

2023年09月22日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 前回、ほぼろ版ポシェットを製作しました。それは、十字に編んだ底からわらを立ち上げて作ったポシェットです。今回は六目に編んだ底にできないか試作するための治具(型)を作ってみました。
 最初、ポシェットの大きさに合わせた長楕円の板を切り抜きました。六目になるようにガイドの線を鉛筆で引きました。そして、長楕円の円周に近い交差点に釘を打ちました。六目に交差したワラが外れないための釘です。。

          ワラを六目に編めるように長楕円板に釘を打つ


 次回、この長楕円の釘に沿って六目にワラが編めるか試してみようと思います。なお、この長楕円板の裏側は十字に編めるように鉛筆でガイド線を引こうと思います。そして、同じように円周に沿って釘を打ちます。使い物になるか実際にわらをこの型で編んでみようと思います。場合によっては釘の位置をかえることになるかも知れません。

     鉛筆でガイド線を引く      長楕円の円周に沿って釘を打つ
 

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秋ジャガイモの芽欠きと土寄せ

2023年09月21日 | 野菜:芋類

 8月中旬に種芋を植え付けた秋ジャガイモ、芽が30cm位に成長しました。そこで、毎年の事ですが芽欠きと土寄せをしました。最初に芽欠きをしました。3本だけ芽を残すようにしました。今年は芽が多くなく、芽を欠いたのは3株だけでした。ところで、2株は芽がまったく出ていませんでした。猛暑で種芋が腐ったのでしょう。
 9月も末になったというのに涼しさはありません。汗だくになっての野良仕事でした。

      汗だくになって、芽欠きした秋ジャガイモに土寄せする


 なお、芽欠き作業をしつつ株元の草取りをしました。芽欠きが終わると、クワで秋ジャガイモの根元に土寄せをしました。土寄せしないと、地面に近いジャガイモが緑色になることがあるのです。この緑色はソラニンと呼ばれる毒です。この毒で直中毒になったとのニュースがたまに出ます。
 初冬には美味しい秋ジャガイモを収穫できると思います。

  不要な芽を欠く     根元に生えた草を取る    土寄せ作業完了
   

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春収穫したワケギを植え付け

2023年09月20日 | 野菜:葉菜

 この春に収穫して乾燥保存していたワケギをいくつか植え付けしました。売っているワケギを購入して植え付けてもかまいません。値段もそう高価ではありませんが、この春に収穫したワケギがたくさん余っています。それを使わない手はありません。保存していた袋からどっさりワケギを取り出しました。その中から、すでに芽が出ているものを選んで畑に植え付けました。冬になるまでに美味しいワケギを収穫できると思います。

         選別したワケギを黒マルチの穴に一つ一つ植える


 植え付ける前に耕運機で畑を耕しました。次に、保管していたワケギの中から元気のよいものを選別しましした。元気の良いワケギは今の季節になると小さな芽が出ています。その後、選別したワケギを持って畑に行きました。そして、一つ一つ丁寧に植え付けました。

  耕運機で畑を耕す    少し芽が出たワケギ   選別した元気なワケギ
  

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敬老の日 高塔地区ふれあいサロン会(懐かしい歌声の集い)

2023年09月19日 | イベント,行事

 敬老の日でした。おおむね80歳以上の方を招いて高塔ふれあいサロン会がありました。当日敬老のお祝いが子供達から贈られてきた古希の私ですが、その私もふれあいサロン会では福祉委員として敬老会のお手伝いをしました。今回のふれあいサロン会は、A先生をお招ねきして懐かしい歌声の集いです。なお、私は歌は苦手のためもっぱら屋外にいました。そして、駐車場係やお弁当やお茶の受け取りなどの係をしました。
 今回の高塔ふれあいサロン、来ていただいた方々にたいへん喜んでいただけたようです。

        歌の先生の指導の元、懐かしい歌を皆さんと唄う


 高塔ふれあいサロン会は、コロナ惨禍をはさんで久々のサロン会でした。今から4年前、コロナ惨禍前にバスで日帰り旅行をしました。今回は高塔公会堂で歌の先生の指導の元で懐かしい歌を中心に歌いました。唱歌、童謡、昭和のヒットソングなどを歌いました。

敬老会開催の高塔公会堂    参加者の受付を開始    歌声広場の始まり
  

 ちなみに、私個人が講師として生き生きサロンに招かれてその地区の歴史についてお話をしたことがありました。旭新川ふれあい生き生きサロンを皮切りに何ヶ所もの地区の生き生きサロンに出かけました。もちろん、高塔公会堂でのふれあいサロンで高塔の歴史や言われを講演したこともありました。
 しばらくは福祉委員を続けることになりそうですので、今後も高塔ふれあいサロンのお手伝いをしようと思っています。高塔の福祉委員の方々、お疲れさまでした。

   各班の福祉委員の方々の紹介      福祉委員の方々、お疲れ様
 

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円柱状に織りの試行をしてみるも(7/8) 

2023年09月18日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日左手用のハンドウォーマーを作りました。しかし、左手だけでは片手落ちです。今度は右手用のハンドウォーマーを作ることにしました。左手用は狭くて右手が入りませんでした、そこで右手用に工夫をしました。簡易円柱織機のサイズは今更変えることができません。そこで、今ある円柱織機の直径を増すことにしました。その方法として、ガムテープを何重にも巻いて直径を増やしました。右手を入れることができるハンドウォーマーを作ることができるでしょうか。

       直径を増やした簡易円柱織機に経糸を張り、横糸を通す


 ちなみに使っている毛糸は、田布施農業工業高校で飼っている羊(茶々丸)の羊毛を紡いだものです。また、かいたファームで飼っている羊(きなこ)の羊毛を紡いだ毛糸です。両者共に去年の余り毛糸を使いました。単糸が茶々丸の毛で、双糸がきなこの毛です。

 ガムテープを巻いた円板   横糸を丁寧に張る   なかなか織りが進まない
  

 簡易円柱織機に左手側と同じ色の配置で経糸を張りました。それが終わると、やはり左手側と同じ色配置で横糸を張りました。通常の織機のようなスピンドルは使えません。経糸をより分けながらのんびりと横糸を通しました。なんだか面倒で効率が悪い作業です。やれやれと思いますが、それでも毛糸布を織ることができます。誰もやらない方法?にトライするのもいいかも。

     親指を通す穴を開ける       もう半分横糸を張れば完成
 

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田布施川土手 城南地区 史跡巡りウォーキング下見(2/2)

2023年09月17日 | 歴史探訪他ウォーキング

 城南公民館を出ると、出発した交流館に戻りました。しかし、せっかく城南公民館で涼んだのにすぐに体が熱くなりました。舗装道路の歩道を歩いたので、照り返しで暑いのです。一緒に下見した方々と楽しいお話をしながら歩いていると、少しは猛暑が紛れます。
 交流館にやっとのことで到着すると、がんばったご褒美としてアイスをいただきました。猛暑日でしたが、本番日には少しは涼しくなっていると思います。毎月のことですが、本番ウォーキング案内の葉書を皆さんに出しておきました。

     やっとの思いで到着した交流館、ご褒美にアイスをいただく


 ところで、城南公民館からの戻りのコースは道を変えました。基本的には田布施川を下流に向かって歩くのですが、来た道とは反対側の歩道か、反対側の川土手を歩きました。渡っていなかった橋があれば渡りました。今回失敗したかなと思ったのは、道路ばかり歩いたことです。林の中を歩けば、日陰があり涼しかったかも知れません。

  瀬戸地区の布奈橋   古代米による田んぼアート   富永有隣の顕彰碑
   

 今回の下見で一番暑かったのは、瀬戸地区の新しい道を歩いた時です。まだ、公式に開通していないようです。工事がまだ完了してないからでしょうか。しかし、封鎖されていないためか数台の車が通っていました。道が新しいだけに照り返しがとても強いのです。汗を拭き拭き歩きました。

   昼食休憩した城南公民館       新しい道路脇のお地蔵様
 

 瀬戸地区を過ぎてしばらく歩くと、役場の建物が見えてきました。最後の橋を渡ると、詞情公園の道を歩き、役場の駐車場内を通りました。そして、やっと交流館に着きました。へとへとでしたので、喫茶でのアイスが美味しかったこと。下見に参加した全員がアイスを食べながら体を冷やしました。参加した方々、お疲れさまでした。本番ウォーキングは25日です。空いている方は、どうぞご参加ください。

    交流館から城南公民館までの田布施川沿いに歩いた土手コース

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日差しの中、藍の葉を収穫(藍染め用に)

2023年09月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 6~7月に苗を植えた藍の葉を収穫しました。毎年の今頃に葉を収穫していますが、猛暑の時期のため汗だくで大変です。収穫直前の作業として、藍の葉を乾燥するためのシートを広げておきます。
 藍の葉を千切り取ると、すぐに日差しにあてて乾燥します。早く乾くように、時々箒ではくようにして葉の裏表を切り替えしします。完成した乾燥葉は黒っぽい色をしています。藍の乾燥葉があると、一年中藍染めすることができるため重宝します。

     日光乾燥中の藍の葉、早く乾くように箒で葉の裏表を返す


 藍の葉を日光で乾燥すると、水分が蒸発してだんだん軽くなります。すると、風で飛んでしまうことがあります。それを防ぐため、中心部を囲むようにシートの周りを壁状に立てます。さらに、シートの四隅にレンガを置きます。
 シートの準備が整うと藍の葉を千切りながらほぼろに集めます。ある程度集まるとシートに移して日光乾燥します。なお、途中sさんに収穫を手伝っていただきました。ありがとうございました。

日射乾燥用ブルーシート   藍の葉をこさぎ取る   藍畑に陣取り葉を収穫
  

 シートに葉を移すと、すべての葉に日光が当たるように広げます。そして、藍の葉の乾燥具合を見ながら時々箒で葉を裏返しします。普通の草の葉は乾燥すると茶色になりますが、藍の葉は黒っぽくなります。藍の染色成分が葉に残るからではないかと思います。すべての葉が乾燥して黒くなると、箱に入れて保管します。
 これで、冬を含む一年中藍染めができるようになりました。ちなみに、この10月に小学校でこの乾燥葉を使った藍染め体験をしてもらおうと思っています。

    ほぼろに集めた藍の生葉        完成した藍の乾燥葉
 

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