東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ジャガイモ収穫とお米の精米

2007年01月28日 | 野菜:芋類

 今日は病院の同僚である看護士さん二人を田んぼや畑に招待しました。最初近くの田んぼや小川を散歩すると、田んぼの隅にカエルが卵を生んでいるのを発見しました。卵の形状からするとヒキガエルの卵ですが、この寒い1月に卵を生んでいるのを見つけたのは初めてのことです。このところの暖冬で母ガエルも春が近いと錯覚したのでしょう。
 小川に何か小動物がいないか探しましたが、水面を泳いでいる姫アメンボしか見つけることができませんでした。もう1,2ヶ月すればカエルを筆頭にいろんな生き物が動き出すと思います。
 田んぼを散策した後、ジャガイモなどの芋の収穫をしました。去年の夏に植えたジャガイモですが、寒さに強いため腐らずに土の中にありました。掘ると白,赤,黒の三色のジャガイモが次々に現れました。ジャガイモのほかにサツマイモ、ヤーコン、サトイモも収穫しました。ヤーコンは不思議な芋です。透明に近い白色に洗うことができ、生のまま食べるとほのかな甘みがあります。

         ジャガイモを収穫する病院の同僚


 収穫したジャガイモなどの芋は田んぼ脇の小川で洗いました。小さな斜面を流れ落ちる小さな小川です。流れる水に芋を浸けてブラシで土を洗い落としました。

    ブラシで各種芋を洗う          赤ジャガイモは色が綺麗
 

 ジャガイモなどを洗っていると体が小川の水で冷えてきます。その冷えた体を温めるため、田んぼ脇の小屋に入ってガソリコンロに火をつけました。そして、紅茶を作るためのお湯を沸かしました。歓談しながら砂糖を溶かして熱い紅茶を口にしました。

            甘い紅茶を飲みながらひと時の歓談


 紅茶を飲み終わるとこの秋に収穫したお米を精米しました。最初籾を籾摺り機にかけて殻を吹き飛ばして玄米にします。そして、出てきた玄米を精米機にかけて精白しました。精白するといつも食べているようなピカピカの白米ができます。この白米は研がなければなりませんが、とてもおいしいお米です。
 同僚のⅠさんSさん今日はお疲れ様でした。ジャガイモやお米は美味しかったですか?

    玄米を精米機に入れる         出てきた白米を袋に受ける
 

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2.3Kw交流発電機の修理

2007年01月23日 | 農機具,工具

 農作業に使っている発電機が故障したため修理をしました。故障したのはエンジンを動かすための始動ロープです。このロープが切れたため、エンジンを動かすことができなくなりました。このため発電機を回せなくなり100ボルトの電気を起こせなくなりました。

            切れてしまった始動ロープ


 まず切れた始動ロープをつなぐため、始動ロープを巻きつけていた軸部品を取り外しました。そして、新しい始動ロープを取り付けました。始動ロープはビニール製のため先端をバーナーで溶かして解けないように加工します。

  始動ロープ軸部品を取り外し       新しい始動ロープ先端を加工
 

 まず、始動ロープ軸部品の回転部分(バネで回る)に新しい始動ロープの先端を固定します。そして、ロープを回転部分に巻きつけた後、もう片方の先端を手で引っ張る軸に固定します。

   回転軸にローブを固定            引っ張るロープ先端も固定
 

 このようにして新しい始動ローブを回転軸に取り付けます。始動ロープを引っ張ると軸が回転をすると同時にエンジン軸を回すための爪が出てきます。また、始動ローブを引っ張った後に手を離すとバネの働きでロープが再び巻かれます。

            取り付け終わった新しい始動ロープ


 切れた始動ロープを引くと同時に大きな音をたててエンジンが回り始めました。始動ロープはよく切れますが、今日の修理であと10年くらいは発電機は使えると思います。この発電機は2.3Kwの発電機能力があるため、電気チェーンソーのような大電力を消費する電気器具にも使えます。農業用としては毎年籾摺り機や精米機に使って重宝しています。

    修理の終わった2.3Kwの強力な発電機


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精米機の修理

2007年01月16日 | 農機具,工具

 お米を食べるためには、もみすりしたお米を精米しなければなりません。毎年借りている精米機が故障していたため、今年はまだ作ったお米を食べることができません。故障の原因は、玄米を投入する入り口が固着しているため投入した玄米が通らないためです。以前使った人が半乾燥した米を精米したためだと思います。故障した精米機を家まで持ち帰って修理することにしました。

             修理した精米機

   精米機の扉を開ける             玄米投入口をはずす
 

 受け口をはずした玄米投入口           さらに投入口をはずす
 

     玄米を摺る網目をナット回しではずす


 網をはずしてワイヤブラシや細めのドライバなどでごしごしと固着した米くずを取り除く。そして、電源をつないでモーターのスイッチを入れると、轟音をたててモーターが回りはじめました。すると、それまで詰まっていた米くずやゴミが勢いにく吐き出されました。精米機の回りは吐き出された米くずがまきちらされ大汚れ。あとで掃除機でゴミを吸い取りきれいにするのが大変でした。

        ワイヤブラシや細めのドライバで精米機の網目を掃除


 これで精米機が元通りに直りました。ついでに精米機内部にたまっていた米くずやごみをきれいに掃除するなどしてオーバーホールしておきました。これてせモーターは快調に動くようになりました。

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電子時計の製作(1)

2007年01月06日 | パソコン,電子機器

 久しぶりに秋葉原に行ってパソコン用の8チャンネルAD変換機などの部品を購入しましたが、電子時計の部品も購入しました。この部品を使って目覚まし時計を作ることにしました。通常の電子時計の表示と異なって、表示が電光掲示板のように右から左へ流れていきます。

               電光掲示板型電子時計の部品

 
   基盤に部品を挿入            基盤の背面にはICを挿入
 

 挿したICなどの部品を半田付け        完成した電子時計
 

  12Vの直流電源を取り付けると、時刻表示の数字が右から左へ電光掲示板のように流れていきます。流れる速度や時刻や秒をトリマーを回して合わせます。そして、目覚ましの時刻を合わせると即刻電子目覚まし時計として使えます。

               流れるようにして時刻を表示


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