小麦の種まき準備が終わったのですが、畑の周辺は雑草が生い茂っています。夏の熱中症が怖くて夏の間ずっと草取りできなかったからです。やっと草刈り適期になったため道路端を中心に草刈りをしました。
カンナの一部がまだ花を咲かせていましたが、花が枯れるのを待っていては草刈りがいつになるやら。草と一緒にカンナも綺麗に刈り取りしました。おかげで畑がさっぱりしました。
地面を這うように刃を回して、畑周辺の雑草を刈り取る
道路傍は散歩する人が絶えません。景観を保つためにも、草刈機の回転刃を地面ギリギリに這わすようにして根ぎわを草刈りしました。雑草もカンナも綺麗に刈り取りました。ただ去年植えたマオランの株だけは残しておきました。雑草が無くなりすっきりした畑になりました。春になるまで綺麗なままの畑になりました。
草刈り前の道路端 草刈り後の道路端 マオランだけは残す
数日後に小麦の種まきをする予定です。小麦の種まきそのものはとても簡単なのですが、収穫時期などを見据えて正確に種まきしなければなりません。その理由は、スズメなどの被害を押さえるための防鳥網を張るためです。
小麦を収穫する時期は初夏です。その頃は鳥たちにとって食べ物が少ない季節でもあります。そのため、防鳥網を張らないと食べつくされて収穫が0となるのです。あちこちで麦を作っていた昔は被害が分散されて被害はありませんでした。今はすべての鳥が私の麦畑に一斉に集合するのです。そのため防鳥対策は必須なのです。
小麦の種まきをする畝を耕運機で耕す
ちなみに防長網の大きさは4m x 15mです。この面積の範囲内で種まきをします。この面積内に15mの畝を4本引くことができます。なお種まきは子供達に体験的にしてもらいます。昔ながらの手押し式種まき機です。数年前までその種まき機を使っていました。
畝位置を巻き尺で決める 小型の耕運機を使用 冬眠中のカエル発見
畝を作り終えて家に帰ると、久しぶりに手押し式種まき器を納屋から出しました。そして、手で押してみると車輪が回るなどちゃんと動作しました。
ところで少し種まき時期が遅れたため、まく小麦粒の量を多くしようと思います。時期が遅れると分げつ数を確保できません、その対策として種まき粒数を増やすのです。
耕運機で種まき畝を耕運 作り終えた小麦の畝
いつもの皆さんと史跡巡りウォーキングに行ってきました。この史跡巡りウォーキングの第1回目からもう13年経ちました。去年からは各月の開催となりましたが、一昨年までは10回/年ウォーキングしてきました。そのため、これまで120回以上歩いたことになります。下見も同回数したので、下見を合わせれば240回も歩いたことになります。
さて今回は平生町竪ヶ浜~田布施波野~田布施川~平生町を巡りました。いつものように神社仏閣を中心に歩きました。風にたなびく葦原のの穂が印象的でした。
平生町竪ヶ浜の知願寺近くに鎮座する大歳神社
集合した平生MaxValueを10:00にスタートすると、最初に竪ヶ浜の磯崎に行きました。江戸時代の干拓に使われた土を掘り出した崖跡を見ました。磯崎の名の通り干拓前は磯だったのでしょう。高台にある磯崎公会堂から平生湾を望みました。400年前、この場所から見えたはずの大海原を想像してみました。
竪ヶ浜の磯崎公会堂 金毘羅社のお社 金毘羅社から見た灯篭
磯崎を過ぎるとかつての平生~田布施を結ぶ旧道を歩きました。この狭い旧道、昭和時代にはバスが走っていたようです。当時は賑わっていたであろう閉店したお店がありました。旧道を歩きながら、金毘羅社や大歳神社を訪れました。
立派な大歳神社の石鳥居 大歳神社境内で小休止
大歳神社で補水兼小休止しました。この神社は竪ヶ浜の奥まった山裾にあります。この神社が建てられた頃、この神社下まで海岸線があったのかも知れません。
竪ヶ浜の歴史を調べてみたことがあります。すると、干拓が始まる前までは竪ヶ浜一帯は海岸で各家は船を持っていたようです。その船で漁業を営んでいたのでしょう。その海岸線に沿って旧道があり、その旧道に家々が建ち並んでいたのではないでしょうか。
平生~竪ヶ浜~田布施川史跡巡りウォーキングのコース
秋のほぼろ製作講習会を開きました。今回は大々的に公開しなかったため、いつものメンバーが集まった静かな講習会です。子供達はほぼろではなくポシェットを作りました。その他の方々はほぼろや買物籠などを作りました。
そして、今回から自分専用の駒作りをメニューに加えました。クルミの枝を使った可愛い丸っこい駒です。今後もほぼろや買物籠を作り続けたい方は、自分専用に作った駒を持てば励みにもなると思います。
天候が不安定のため、早めに切り上げたほぼろ製作講習会
今回、ほぼろの縁部分の創作模様を教えました。ところが、しばらく模様入れをしていなかったため忘れてしまいました。家に帰って思い出そうと思います。そして、ほぼ完成したほぼろ製作のための本の原稿にその創作模様を描き込もうと思います。そうすれば忘れないと思いますので。
おいでえの広場で開催 子供達の作るポシェット ほぼろの底を編む
今回からほぼろ製作のための道具を作るメニューを追加しました。今後もほぼろ作りを続けたい方に自分専用の道具を作ってもらおうと思います。今回はクルミの枝を使った駒作りです。自分に使いやすい重さや形の駒を作っていただきます。もちろん自分で好きな絵を描いてもかまいません。
午後パラパラと小雨が降り始める 鉈を使って自分専用の駒作り
夜になると寒さがしみる季節になりました。渋柿の樹の上方にはまだ収穫していない渋柿が残っています。脚立を樹の下に置いて手を伸ばしながら収穫しました。去年は一回で収穫が終わりましたが、今年は四回に分けて渋柿を収穫しています。
柿は隔年で収穫量が変わります。実際に去年は甘柿が大量に収穫しましたが、今年は一個も収穫できませんでした。今後は渋柿と甘柿を年毎に交互に収穫することになるのでしょうか。
脚立を樹の下に設置して渋柿を収穫
今回収穫した渋柿は小さめですが、まだ収穫していない隣の渋柿は少し大きいです。しかも、西条系ではないので丸い形です。ようやく赤みがでてきたので数日後には収穫できると思います。収穫時期が違う渋柿を植えたので、収穫日が分散されて良かったです。あと一回で渋柿の収穫は終わりとなります。
程よく色づいた渋柿 今日も渋柿の皮剥ぎ 次々にぶら下げる
前前回草木染めしたシルク布をハンカチにしました。ハンカチにするだけならはロックミシンでジャーっと切り縫いするだけでもかまいません。ですが、今回は子供達にハンカチ定番の額縁縫いをしてもらいました。
額縁縫いは布の各辺を折って縫います。シルクは布が薄くしかも折り曲げにくいです。そのため布専用の糊を使って折り曲げた後、手回し式ミシンで額縁になるように縫いました。
草木染めしたシルクを、手回しミシンで額物縫いしてハンカチに
最初、子供達にはシルクの各辺に三重線をチャコペンで青い線を引いてもらいました。端から最初の一重線で一度目の折りをします。その時に折り目に薄く糊を塗ってからアイロンを当てるようにしました。そうすると折りが安定するのです。
へらを使って折っても良かったのですが、へらを知らない子供がいます。そのため、あえてチャコペンで線を引いた上で折る場所に糊を塗りました。
チャコペンで線引き 折り目に糊を塗る アイロンを押し当てる
四隅の突端を三重線の交点に折り曲げ、続いて額縁になるように二重線で折ります。そして、各隅と各辺にアイロンを当てました。これで額縁折りが完成です。
最後に額縁が崩れないように手回しミシンを使って各辺を縫いました。これで草木染めしたシルクのハンカチの完成です。シルクのハンカチはちょっとした贅沢品です。
各辺を手回しミシンで縫う シルクの草木染めハンカチが完成
私がボーイスカウトで指導していた頃に竹を使った工作をよくしました。その中に竹とんぼがありました。今回は竹ではなく紙で作りました。つまり「紙とんぼ」です。
紙とんぼを作ったのは田布施中学校の理科室です。今回から活動場所が中学校に変わりました。そして、発明クラブの先輩たちが子供達の指導に来てくれました。来年1月からは田布施農業工業高校で電子工作をします。半田付けをして電子装置を作ったり、場合によってはプログラミングを学習します。
作った紙とんぼを一斉に飛ばす子供達
さて、紙とんぼの製作ですが、厚紙に架かれた線に沿ってハサミを入れます。基本的に曲線は無いのですが、とても細かで入り組んだ直線を切ります。切ってはいけない線を切ってしまった子供がいました。注意力と集中力が試される工作だと思います。
紙に書かれた線を切る 切り出した紙とんぼ部品 紙トンボを飛ばす
紙とんぼの部品を切り出すと、今度は接着剤でくっつけます。こうして完成した紙とんぼをみんなで飛ばしました。軽い紙を使っているので竹とんぼほど飛びません。プロペラ部の調整によって飛び方が変わります。
最後、ゴム風船を使ったゴムトンボを作りました。これは市販品で組み立てるだけで完成します。ふくらませた風船内の空気圧を利用して飛びます。上手に作ると天井まで上がります。次回は同じ中学校での科学工作や実験です。
接着剤を使って紙トンボを組み立て 風船を利用したゴムトンボを飛ばす
樹の上の方を除いた残りの渋柿(西条)をもぎました。その渋柿の皮を次々に剥いでいます。全部で何個あるのか数えるのがわずわらしいほどたくさんあります。
渋柿の皮を剥いでいて面白いことに気が付きました。なぜだか分からないのですが、包丁の色が変わってきたことです。皮を剥ぐ刃先がだんだん青く変色してきたのです。渋柿の成分であるタンニンが関係あるのでしょう。水洗いしても色が落ちません。砥石で研いでやっと色が落ちるのです。
手が滑らないように気を付けながら皮を次々に剥ぐ
去年は婆様が半数の渋柿の皮を剥いでくれたので助かりました。しかし、今年は婆様は入院しています。そのため私が全ての渋柿の皮を剥がなければなりません。
今の季節は午後4時以降は暗くなってきます。仕事から帰ってから皮剥きするとすぐに暗くなります。暗いと手元が狂いやすくなるため、包丁を持つ手が危険です。5時半頃を過ぎるとやむなく皮剥き作業を止めます。
皮剥ぎを待つたくさんの渋柿 午後5時を過ぎるとだんだん暗くなる
先日ジャンボニンニクを植え付け、今度は普通のニンニクを植え付けました。本来ならば10月末には植え付け終わるのですが、渋柿収穫,小麦の種まき準備,ほぼろの製作講習会,お年寄りのためのボランティア,さらに婆様の入院などが次から次への起こりました。今回やっと時間が空いたので急いでニンニクを植え付けました。ニンニクは野菜炒めなどによく使います。私にとって欠かせない調理野菜です。
タマネギの苗を植え付けた隣に普通ニンニクを植え付け
軒下に掛けていたニンニクを下ろしました。続いてジャンボニンニクの時と同様に、7月に掘り上げた株を一粒一粒に分けました。そして、それぞれに薄皮を剥ぎました。すでに頭頂に小さな緑の芽が出ているニンニクがありました。
軒下から降ろした株 3粒/株のニンニク 薄皮を剥いだニンニク
すべてのニンニクの薄皮を剥ぎ終わると、それらのニンニクを持って畑に行きました。そして、腰を下ろして一粒ずつ黒マルチの穴に植え付けました。今月中には芽が出て葉が出ると思います。遅れた植え付けでしたが、来春には美味しいニンニクを収穫できるのではないかと思います。
もくもくとニンニクの薄皮を剥ぐ 薄皮を剥ぎ終わったニンニク
収穫した渋柿を次々に干柿にする作業をしています。作業と言っても、渋柿を次々に包丁で皮を剥ぎます。すべての渋柿の皮を剥ぎ終わると、紐で吊るして寒風に当てるのです。12月には美味しい干柿になると思います。
ところで、渋柿の皮を剥ぐのは一年ぶりのことです。右手の指を少し切ってしまいました。皮を剥ぐ直前に包丁を丁寧に研いだので切れやすくなっていたのでしょう。絆創膏を貼って作業を続けました。
収穫した渋柿、次々に包丁で皮を剥ぐ
一昨年までは渋柿の皮をピラーで剥いでいました。ところが、ピラーをあまり使ったことがないため指先を誤って剥いでしまうのです。昭和の人間である私はやはり包丁の方が使いやすいです。
次々に取り出す渋柿 剥いだ皮を落とす 皮を剥いだ渋柿
ミカン狩りが終わると、お食事処のお店に向かいました。小松街に入ると運悪く道の工事中でした。やむなく大きく海側を迂回しました。そして、道を少し戻って食事処(あらかわ)に着きました。
食事処に着くと用意されたテーブルに座りました。しばらくすると美味しそうな釜飯のような瀬戸貝料理が出てきました。お吸物や刺身などもお盆にありました。皆さんと談笑しながら食べました。やはり旅行の一番の楽しみは食事ですね。
皆さんと談笑しながら瀬戸外貝料理を楽しむ
ところで、瀬戸貝は牡蠣のように海の岩に付いています。いつも海で見る瀬戸貝は親指程度の大きさですが、料理で出た瀬戸貝は養殖したものでしょうか。以前牡蠣に当たったことがあるので、最初瀬戸貝を食べることに躊躇しましたが杞憂でした。久し振りに美味しく食べた瀬戸貝でした。
食事処(あらかわ)着 ハワイ資料館に到着 展示物の説明を受ける
食事処を出ると、次は日本ハワイ移民資料館を訪れました。周防大島は移民した人の密度が日本で一番多かったそうです。明治時代初期にすでに移民している方がいたとのこと。そこで成功した方々のおかげでこの資料館ができたそうです。その成功した方々の台所が再現されていました。その台所には料理もできるとても巨大な暖炉がありました。
日本ハワイ移民資料館前で 高塔公会堂前に無事に帰着
ところで、この資料館にはブラジル移民の年譜や資料もありました。実は私の祖母や従妹はブラジルに昭和35年頃に移民しました。年譜にその当時の移民が載っていました。その祖母は異国のブラジルで亡くなりましたが、生まれたのはアメリカでした。そして、子供の頃に日本に帰国したとのこと。祖母の姉は何故かそのままアメリカに残りました。祖母の姉の子供までは消息が分かっていますが、その後は不明です。
日本ハワイ移民資料館を見学し終わると、マイクロバスに乗って高塔公会堂に帰りました。みなさん笑顔で元気だったので良かったです。お世話した方々や運転手さん達、ご苦労様でした。
ふれあいサロン会でミカン狩りしたコース
田布施町麻郷高塔地区のふれあいサロン会でお年寄りと一緒にミカン狩りに行きました。その後、美味しい食事をいただいてからハワイ移民資料館を見学しました。
私は福祉委員の見守りとして同行しました。最初行ったのは周防大島の小松地区にある松田ミカン園です。小松地区に入ってすぐの場所にある緩い山の斜面のミカン園です。そのミカン園ではミカンを食べ放題で、持ち帰る場合は袋一杯で900円です。私はお年寄りを見守りながら、持ち帰り用のミカンを袋に詰め込みました。
高塔地区ふれあいサロン会でミカン狩りに参加された方々
ミカン園に行くまでの間、マイクロバス内で昔の周防大島について話が盛り上がりました。今は周防大島へは橋を渡って行くことができますが、私が子供の頃は大畠から連絡船に乗らないと周防大島に渡ることができませんでした。
遠い親戚が小松にあり、大きな家で庭や床下に錦鯉を飼っていました。床板を剥ぐと下は池になっていました。錦鯉が泳いでいるのを覗き込めるのには驚きました。今その親戚はありません。遠い昔のことなので小松のどこにあったかすっかり忘れてしまいました。
高塔公会堂に集合 松田ミカン園に到着 甘くて美味しいミカン
試食したミカンはとても甘くて美味しかったです。ただ、もう少し皮を剥きやすいと100点でした。みなさんを見ると、袋一杯に溢れそうにミカンを詰め込んでいました。あるお年寄りが勘違いしてザックにも入れていたため、たしなめられていました(笑)。美味しいミカンを食べながら、大島商船の建物や海のかなたに見える伊保庄を遠望しました。
美味しいミカンを探し回る ミカンを袋に詰めてバスに戻る
私が初めてミカン狩りに行ったのは小学5年生の頃です。ダムがある近くの川沿いの山の斜面にあったミカン畑でした。当時は子供でしたので手が届かないミカンを取るためにミカンの幹や枝に登っていました。体重が軽い子供でしたので樹に登ることができたのです。
ミカン狩りは1時間半位で終わりました。時間になるとマイクロバスに乗ってお食事処に向かいました。
ふれあいサロン会でミカン狩りしたコース
4年前に植えた渋柿の苗、去年数個収穫しましたが今年は鈴なりでした。実の重さで折れた枝がありました。籠一杯分収穫しましたが、もう一杯分収穫できそうです。今回収穫した渋柿は西条系の品種です。隣に西条系とは違う丸い品種の渋柿も植えています。この渋柿は10個ほど収穫できそうです。
鈴なりの渋柿を切り取っては籠に入れる
渋柿の苗を育てるようになったきっかけは、5年位前に久留米市に渋柿をもぎに行っていたことと関係があります。久留米市まで結構な距離がある上に、運転をしてもらっている友達に申し訳なく思うようになりました。
そのため、渋柿をもらいに行くのではなく我家で育てることに転換しました。育てるのに4年かかりました。来年からは自分の家で食べる以上の渋柿が収穫できそうです。そして友達を呼べるのではないかと思います。
渋柿をどんどん収穫 高い位置の渋柿 収穫した渋柿
ようやくタマネギの苗の植え付けが終わりました。婆様入院のドタバタで、事前に購入していた早生タマネギの苗が古くなってしまいました。緑色をしている苗だけを選別して植え付けました。
早生タマネギの後に購入した赤タマネギと中性タマネギは傷んではいませんでした。そのため全部植え付けることができました。植えた場所は比較的日当たりが良い場所なのでこの11月中に根付くと思います。厳しい寒さが続かなければ来春には美味しいタマネギを収穫できると思います。
タマネギ用の黒マルチ穴にタマネギの苗を植え付け
園芸店にはたくさんのタマネギの苗が並んでいます。なるべく良い苗を選んで購入しています。しかしながら、お店によっては売り切れた後に新しい苗を売り出すことがあります。廃苗を出さないようにとのお店の都合でしょう。苗が残り少ないと慌てて購入した後、新しい苗が売りに出されているとガッカリします。
早生の後に購入した赤と中性 赤、中性、早生の順に植え付け
正方形の板に押し付けるようにクルミ平紐を平織りした後、板から上に立ち上げました。今回作ったクルミの皮はやや厚手です。そのため、立ち上げてもすぐに元通りにだらんとなります。そのため、押しピンを刺して立ち上げ姿勢が変わらないようにしました。
立ち上げた後もクルミの皮を上に向かって編んでいきました。籠の縁をクルミの皮で囲んだ後、立ち上げた皮を向かい合わせに曲げました。そして、薄く白い色のクルミの皮をぐるぐると縁に沿って巻き付けました。もっと多めにぐるぐる巻き付ければ良かったかなと思います。と思いつつなんとか完成。
お菓子入れに使えそうな小さなクルミ籠
今後、大きめの籠,ポシェット,カバンなどをクルミの皮で作ってみようと思います。ポシェットにするための型板を作っているためそれを利用しようと思います。表が白色裏が茶色の薄めのクルミの皮を使おうと思います。表と裏の色が違うあじろ網にすれば面白い模様になりそうです。クルミ以外の楮,イヌビワ,そしてアカメガシワ,タケノコなどの皮を使ってみるのも面白いと思います。・・・・ほぼろを作る合間にクルミ細工をしようと思います。
縁を巻く皮を切り出す 籠の縁取りをする ぐるぐる縁を巻く
クルミの皮を加工しやすくするために事前に水に浸しておきます。数時間ならばいいのですが、忙しかったりすると、うっかり忘れて一日浸したままにしておくことがあります。水に浸し過ぎると皮がふやけ過ぎて傷みます。そうなると編んでいると皮の繊維がぼろぼろになることがあります。水に浸けるのをなるべく短くした方が良いです。浸さなくても霧吹きで水を吹きかけるだけでも良さそうです。皮の扱いがまだ初心者の私です。
椅子に座ってのんびりクルミ細工 クリップを取れば完成