この春から近くのニンニク畑の草取りをしています。手で除草できるほど狭い畑ではないので、耕耘機で畝間の除草をしてきました。最後に除草してから約二週間経ちましたが、春の陽気で雑草の方が勢いがあるらしく今は雑草の花盛りです。ピンクの花が海原のようにたくさん咲いており、遠目にレンゲの花が咲いているみたいです。
雑草の花盛りでピンク色に染まったニンニク畑、ピンクの海原
人の手が入っていない野放しの荒れた放棄畑は雑草の種類が多いのが特徴です。しかし、このニンニク畑のように人間が手が加わっている畑は雑草の種類がとても少ないです。野放しの野原はいろいろな雑草や野草が競いあって均衡しているのではないかと思います。ちなみに、このニンニク畑の二大雑草は、仏の座とナズナです。特に多いのが仏の座です。どうしてこんなの多いのか不思議です。
畑を多い尽くす雑草:仏の座 次に多い雑草:ナズナ
このニンニク畑がピンク色に染まっている原因は、一番多い雑草(仏の座)の花が満開だからです。この雑草の海原に、ニンニクがわずかに葉を出しています。この畑には牛糞厩肥がたっぷり施されているので雑草は元気で葉色や花色もいいです。今のところニンニクも雑草に混じってよく成長しています。
雑草の海原の間に葉を出しているニンニク
ほとんどの畑は雑草の仏の座が占めていますが、場所によっては雑草のナズナが占めています。どうして、雑草に偏りがあるのか不思議です。場所によって例えば酸度の違いが雑草の偏りを促しているのかも知れません。これ以上雑草が繁茂しないように、今後も除草をしようと思います。
場所によっては雑草のナズナが占有、ナズナの白花の間にニンニクの葉
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修理(1/5) 修理(2/5) 修理(3/5) 修理(4/5)
修理(5/5)
前回の修理でこのトランジスタラジオは正常にラジオ放送を受信できるようになりました。今回は締めくくりとして、内部や概観を綺麗に磨くこととしました。内部は、交換した電解コンデンサ3個の基板部分をアルコールで綺麗にしました。アルコールで拭くと汚れたペーストなどが取れました。
アルコールで汚れた基板部を拭く ペーストなどが取れて綺麗に
長年手が触れて汚れたチューニングダイヤル表示板部は、水を含ませたティッシュで拭きます。脂質の汚れはアルコールを湿して拭きました。新品当時ほどではないにしろ、とても綺麗になりました。一番いいのは、基板を外してからクレンザーなどを使って歯ブラシなどで磨くと良いのでしょうが、そこまではしませんでした。
水を含ませたティッシュでチューニングダイヤル表示板部を拭く
アルコールで拭く前 アルコールで拭いた後
ラジオ本体を綺麗にした後、革を磨きました。革はどうしても経年変化や使用感があるため新品当時のようには戻りません。それでも丁寧に拭けば少しは綺麗になります。
水で湿らせたティッシュで革を磨くように丁寧に拭く
私は革細工の技術を持っていないので、傷んだ革製品を修復することができません。革で財布を作ったりしたことはありますが、ラジオを包むような革製品は私のような素人では手が出ません。どうしたらいいものかと考えています。今後の課題です。
ラジオ本体を革に収め、バーアンテナに機械油を微量付ける
先週庭に芝生を植えましたが、その隣に続けて芝生を植えました。3月は芝生を植え付けるのに適した時期のようです。切り分けられて縛られた芝生が、山のように園芸ショップの店先に積まれています。その園芸ショップにはバイクでいつも行っています。バイクには多くても2組の芝生しか積めません。今後何度かバイクで通うようです。
購入した芝生を手押しカッターで必要な大きさに切る
購入したままの芝生は約30cmx30cmの大きさです。そのまま庭に敷くのは効率が悪いので、1/4に手押しカッターで切り分けて敷きました。今はまだ寒いので、芝生は枯れたような色をしていますが、4月になればだんだん緑の芽が出てきます。
カットした芝生をレンガ模様に敷く 太い木の根元は隙間を空ける
芝生を敷き終わると、乾燥を避けるために水をまきました。芝生は根がちゃんと着生するまでは水やりが欠かせません。雨が降る日は除いて、2,3日おきに水をまきます。
大谷石ブロックとの間にもびっしりと芝生を敷く
古くから使っている置時計がついに動かなくなってしまいました。この時計は私が学生時代18歳の時に下宿近くの時計屋さんで購入したものです。当時はまだぜんまい式の時計が少なくなかった時代でした。4~5千円でしたでしようか、トランジスタ方式の時計です。この時計が数時間ごとに止まるようになってしまいました。
私が学生時代に購入したトランジスタ式電池時計
この時計は学生時代によく分解改造したことがありました。そして、テンプに自己流で油を差したり、内部のトランジスタを置き換えたこともありました。どうもその改造部分が長い間に劣化したのかも知れません。
ほぼ40年前の購入日付 ベルは今では珍しい電磁式
今の置時計は全てクオーツです。そして、目覚まし音も電子音かモーターです。しかし、この置時計は電磁式です。目覚まし時計としてはこの時計を使っていませんが、今でも大きな音で鳴らせることができます。使用しているトランジスタはソニー製のもので、どうも私がオリジナルのトランジスタと置き換えたようです。
テンプ部分(基板には私が置き換えたソニー製トランジスタ)
テンプの往復部分の油が劣化している様子なので、アルコールで綺麗に拭きました。そして、薄く機械油を付けておきました。このテンプ部分や基板部分の電子部品はずいぶんと私が改造した記憶があります。よくまあ40年もの間、動き続けているなあと思いました。
アルコールを綿棒に付け、でテンプの往復運針部分を清掃
テンプ往復運針部分を綺麗にした後、再び時計本体ケースに収めました。そして、電池を入れて様子を見ました。1時間ほど動かしましたが調子よく動いています。この調子だと、あと20年ほどは十分動き続けることができそうです。今ではクオーツが幅を利かせている時計が多いですが、私はぜんまいからクオーツに切り替わる間に活躍した、トランジスタ方式や音さ式時計がとても好きです。
テンプケースを収める ベルをケースにはめる
秋に苗を植えつけた春キャベツを収穫しました。この春キャベツは、冬キャベツと同じ畝に少し遅れて植えつけました。冬キャベツは初冬に収穫済みで、畝には春キャベツだけが残っていて収穫を待っていました。冬の間少しずつ丸くなって、今回ようやく収穫することができました。キャベツは栽培がなかなか難しく、特に害虫対策は欠かせません。今回収穫したキャベツも晩秋まで寒冷紗を被せて害虫がこないように保護していました。そして、害虫がいなくなる初冬に寒冷紗を外しました。
春キャベツを跨ぐようにして引っ張り、収穫中のIさん
キャベツ以外にも、ニンジン,レタス,小松菜のとう(花芽)を収穫しました。風がとても強い日でしたが天気が良かったので、日向ぼっこしなからのんびり農作業しました。
丸く締まった紫キャベツ キャベツを切り分け中のHさん
東北関東大震災,原子力発電所の事故など、あまりいい話題がないこの頃ですが、のんびりと日差しを背中に浴びながら、収穫したり草取りすると心身ともに癒されるような気持ちがします。収穫した野菜は皆で分けました。紫キャベツがとても良くできていたのでうれしくなりました。
収穫した紫キャベツの断面はとても鮮やか、食べるのがもったいないくらい
2009年の秋に種を蒔いて育てたルバーブですが、結局収穫することなく冬になって葉が枯れてしまいました。冬はすっかり枯れてしまうのかと思っていたら、根は生きていました。宿根性の野菜のようです。3月になってから葉が少しずつ大きくなって、根元の芽もだいぶ膨らんできました。
なお、同じ時に種を蒔いた野菜アンティチョークはすっかり枯れてなくなっていました。とても巨大で綺麗な紫色の花で、調理はめんどうでしたが花柄は美味しかったのですが、ルバーブのように越冬できないようです(苗は越冬)。
宿根性野菜ルバーブと周りの枯葉 枯葉などの残渣を取って整地
ルバーブは外国から来た野菜で、日本ではあまり食べられていないようです。この野菜は夏になるととても大きな葉が茂ります。この葉を食べるのかと思っていたら、その葉の茎(葉殻)をジャムにして食べるようです。ジャムというと、イチゴなど果物のジャムを思い出します。野菜をジャムにする話は初めて聞きました。もし機会があったらこの野菜のジャムに挑戦してみたいと思います。
根元近くに丸くふくらんだ葉、これから次々に出葉しそう
去年の春に種まきをして苗を作り、夏にその苗を移植した長ネギの株分けをしました。去年の夏に移植して以降、収穫する一方で草取りや肥料やりや土寄せなどの世話もしました。一年経ってそろそろ株分けの時期ですが、株分けする前に根元に生えている雑草を取りました。一番多い雑草はナズナです。
根元に生えた雑草 一番多い雑草のナズナ
ナズナは小さな葉が横に広がる雑草で、比較的除草しやすい雑草です。葉を束ねて掴んで引き抜くと根ごと除草できます。なお、ナズナはかき揚げにすると比較的美味しい野草でもあります。次に多い雑草はホトケノ座やメヒシバです。これら全ての雑草を取り除きました。
長ネギの根元から全ての雑草を取り除く
雑草を全て取り除くと、こんどは分げつした長ネギを根元から注意深く引き抜きます。秋には1本だった長ネギは5から10本に増えていました。引き抜いた株を痛めないように分けます。分けた1本1本を新たな場所に移植します。
分げつした長ネギ1株を持つ 根を痛めないように株全体を引き抜く
長ネギにはいろいろな品種がありますが、自家消費用には分げつが多い品種がいいと思います。1本1本のネギは茎が細目ですが、収穫後すぐに再び分げつして増えるので重宝します。
抜いた1株を分けると、8本の長ネギ
抜いた株を一本一本の長ネギに分けました。そして、その一本一本を新たな場所に移植しました。2,3ヶ月すれば、その一本の長ネギは分げつして数本に増えます。増えた頃に収穫します。キャベツなどの葉物野菜は一度収穫すると、次に収穫するときは種まきから始めなければなりません。その点、長ネギは株分けしながら次々に収穫を維持できます。
分けた一本の長ネギを移植 移植後、土寄せする
移植後、平クワを使って移植したばかりの長ネギに土寄せをしました。長ネギは土寄せをすると土内の根は白くなります。このため、白い根の部分を多くしたければ土寄せを頻繁にする一方で、葉の部分を多くしたければあまり土寄せする必要はありません。2,3ヶ月後には新たに長ネギが収穫できるはずです。
移植し土寄せした長ネギの畝、6月頃には再び収穫予定
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修理(1/5) 修理(2/5) 修理(3/5) 修理(4/5)
修理(5/5)
前回は低周波増幅初段の結合コンデンサを取り替えました。音はだいぶ大きく出るようになりましたがまだ十分ではありませんでした。他にも容量抜けした電解コンデンサがあると考えられました。そこで、再び基板を取り出して怪しいコンデンサに正常な電解コンデンサを接触させる方法で調査しました。容量抜けがあれば音が大きくなるはずです。正常であれば音の大きさは変わらないはずです。
調査の結果、容量抜けの可能性が高い電解コンデンサ2個
すると初段と次段のトランジスタ間の結合コンデンサが少し容量が抜けていました。さらに、次段トランジスタのバイパスコンデンサも容量が抜けていました。特に次段トランジスタのバイパスコンデンサと並列になるよう正常なコンデンサを接触させると、どっと音声が大きくなりました。
外した次段のバイパスコンデンサ バイパスコンデンサの取り付け部
なお、初段トランジスタのバイパスコンデンサは正常でした。このトランジスタラジオは約50年ほど前に製造されたものだと思います。長い間に少しずつ容量が抜けていったようです。電解コンデンサは寿命があるのですね。化学成分である電解質が変質したのか無くなったのでしょう。
外した次段の結合コンデンサ 結合コンデンサの取り付け部
前回とあわせて、合計3個のコンデンサを取り替えました。コンデンサを取り替えるだけで、これだけ劇的に音声がよく出るようになるとは思いませんでした。電解コンデンサは消耗品と考えたほうがいいようです。
前回と合わせて、取り替えた3個の電解コンデンサ
コンデンサを取り替えた後、ラジオの選局ダイヤルを回すと次々に放送局が入りました。大きな音でよく聞こえました。NHK第一放送からニッポン放送まで良く入りました。このラジオの修理は次回、概観を綺麗に磨くことで終了することにしました。
取り替え後の2個のコンデンサ 選局ダイアルを回して受信テスト
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NECは通信機器メーカーで、ラジオの重要部品の一つであるであるトランジスタを作っているのは知っていました。実際、私が中学生の時にNEC製トランジスタ2SB111を通信販売で購入したことがありました(代金は切手でしたが)。しかし、昔ラジオ自体を作っているとは知りませんでした。
そのNEC製トランジスタラジオを入手したのですが全く音が出ません、朝から雨が降って外に出ることができないので、暇つぶしに分解して調査の上で修理してみることにしました。
NEC製トランジスタラジオNT-880、全く音が出ず
修理する前に裏蓋を外して内部を調査しました。部品の古さからして昭和30年代後半から40年前半だと思われます。作りも普通ではないかと思います。ただチューニングメーターが付いているので高級ラジオの部類に入るのではないでしょうか。
裏蓋を外して内部の基板を観察、電池4本6V動作
使用されているトランジスタは8石です。面白いことに混合段のトランジスタは松下製の2SA103が使われていました。当時NECでは高周波用のトランジスタを製造できなかったのかも知れません。このトランジスタは私がストックしていたトランジスタの中に一つあり、シグナルインジェクター・トレーサーを作ったときに使いました。
松下製のトランジスタ2SA103 中間周波段はNEC製2SA155を2個
中間周波段はNEC製の2SA155が使われていました。検波にはダイオードSD46が使われており、低周波増幅段にはNEC製2SB111が使われていました。私が中学生の時に通信販売で購入した初めてのトランジスタが2SB111でしたので、このトランジスタとは約40年ぶりの再会でした。基板に使われているおよその部品は分かったので、次は電源関係部品を調査しようと思います。
2SB111を2個使用 P・P段には2SB163を2個使用
日曜日、数年前から栽培しているアピオスと呼ばれる芋を移植しました。種芋は、去年収穫して今年用の種芋栽培とした畝から採集しました。この芋はつるが長芋のように支柱に伝って伸びます。このためこの芋は支柱作りが最初の仕事となります。絹さやエンドウ豆で作った支柱よりさらに高い支柱を立てました。まずは、支柱となる笹を採集しました。茎が太く長い笹を選んで根元を切りました。
切り取って集めた長めの笹 根元は、土によく刺さるようにカット
切り取った笹を畑まで笹を運ぶと、その笹に支柱にするための加工を施しました。全ての笹の根元を斜めにカットしました。斜めにすると土に刺さりやすくなります。長さを均等に切りそろえた笹を次々に、アピオス芋を植える畦にX字型に刺していきました。
笹をX字型に土に刺して、糸でそれぞれの笹を硬く結ぶ
X字型に組んだ笹は硬く結ぶため角しばりをして固定しました。角しばりは、木材と木材を固定するときに使うロープワークです。私がボーイスカウトの副隊長をしていた頃にキャンプなどよく使った結び方です。とても強固に笹を固定することができます。
角しばりで固定した笹と笹 斜めに笹を使って支柱を強化
支柱ができると、今度はアピオス芋の採集です。去年栽培した畝をクワで掘って地中にある芋を探しました。芋は土色をしていてとても小さな芋なので見逃さないように注意します。またねクワで切断したり痛めないように注意しながらクワを振り下ろします。
クワでアピオスを栽培した畝を掘る 出てきた、とても小さな芋と根
去年栽培した芋は今年の種芋として植えた芋です。2,3個の芋が10個程度に増えていました。ただし、肥料もなにも撒かなかったので、とても小さな芋ばかりです。今年はこれらの芋を大きく育てようと思います。
クワで掘り上げたアピオス芋、どれも小さな芋
この芋は不思議な成り方をしています。サツマイモ,ジャガイモ,里芋のように芋が独立していません。芋と芋が、数珠のように次々につながっています。大きさも一口サイズです。食べたことがまだないので味も分かりません。今年はぜひ食べてみたいと思います。
ピーナッツサイズの芋 つながった芋数個を土に植える
採種した芋は、支柱の根元に全て植えました。5月上旬に、とても細いツルと葉が地表に出てきます。そして、支柱に撒きつくと上に向かって伸びていきます。夏には藤の花のような花が咲きます。収穫は秋です。どんな芋ができるか楽しみです。
アピオス芋を根元に植えた支柱、夏にはたくさんのツルが絡まるはず
園芸センターに化成肥料を買いに行った時、長ネギの苗を売っていました。畑には去年種を蒔いて移植した長ネギがありますが、それは分げつは多いのですが茎はあまり太くありません。売っていた長ネギの品種は茎が太いものです。このため、この長ネギを購入して移植することにしました。
三角ホーで植える窪み作る 移植ごてで苗を一本ずつ移植
最初、移植する畝に三本の植える窪みを作りました。そして、苗を一本ずつ移植ごてで移植しました。なるべく深く植えるようにしました。根が活着したのち、5月頃にもう一度移植し直そうと思います。今ある長ネギは茎が細いのでもっぱら汁の具などに、今回移植した長ネギは炒め物にするなど食べ分けることができます。
苗の間隔はおよそ10cm、5月頃に再度移植予定
このところ、雨が降らないので土が乾いています。このため、移植した長ネギの根元に水をかけておきました。乾燥が続いているので、そろそろ雨が降って欲しい頃です。この畑は比較的乾燥しやすいので、水分を多めに必要とする作物はあまり育ちません。逆に水分が多いと困るサツマイモのように作物はよく育ちます。
畝に規則正しく並べるように移植した長ネギの苗
今日はとても良い天気の中、ジャガイモの植え付けと絹さやエンドウ豆の支柱を立てる作業をしました。昼前に畑に行くとHさんがジャガイモの植え付けをしていたので、最初それを手伝いました。種ジャガイモはすでにHさんがカットしていました。畝の窪みに約30cmごとに並べられた種ジャガイモに、私はレーキを使って土を被せました。去年は3月中旬に種ジャガイモ植え付けをしました。4月下旬には発芽すると思います。
並べた種ジャガイモの上に土を被せているHさん
種ジャガイモの植え付けが終わると、絹さやエンドウ豆の支柱を作る作業に入りました。ちなみに去年は2月下旬に支柱を作りました。畑近くの斜面に行って、支柱に適した笹を切り取りました。なるべく長い笹を探しながら数十本もの笹をのこぎりで根元から切って採集しました。
根元をのこぎりで切る 土に刺さるよう斜めにカット
採集した笹は畑に持ち帰り支柱にできるように加工しました。全ての笹を長さ約180cm切りそろえました。次に、絹さやエンドウ豆を植えている土によく刺さるように各笹の根元を斜めにカットしました。そして、加工した笹を全て絹さやエンドウ豆が育っている横に挿しました。
加工した笹を絹さやエンドウ豆が育っている横に挿しているHさん
通常支柱を立てる時、X字型になるように組み上げます。このような構造にすると比較的支柱が丈夫になります。地震に強くするために家の柱の一部をX字にする原理と一緒です。ここの畑は田んぼ側から強烈な風が拭くので、支柱を強化することは必須です。
支柱を結ぶ紐を作る 笹をX字型にして組み上げ中
絹さやエンドウ豆の横に挿した笹を全てX字型にして紐で結ぶと、今度はさらに支柱を強化します。X字型にした笹は上下方向や東西方向に強化されましたが、今度は南北方向に強化しました。そのためには、X字型にした笹数本の斜めに長めの笹を新たに挿します。4月になれば絹さやエンドウ豆がこの支柱に沿って伸びてくると思います。去年と同じ気候だとすれば、5月上旬には綺麗な花が咲いて、5月下旬には美味しい絹さやエンドウを収穫することができると思います。
支柱斜めに長めの笹を挿した後、紐で固定するHさん
今の時期は冬野菜と春野菜の端境期です。このため、収穫できる野菜の数が限られています。このところよく収穫しているのは冬菜とネギです。仕事帰りに畑に寄って、その日の夕食分の野菜をよく収穫します。もう少しすれば、のら棒菜がたくさん収穫できます。
日に照らされて綺麗な、冬菜の葉や茎
冬菜は麦畑の中に麦の芽を避けるように秋に種を蒔きました。真冬の間はなかなか成長しませんでしたが、3月になって急に元気に成長し始めました。良く見るととう(花芽)が出るようになりました。私はその花芽が大好きです。
冬菜をハサミで切って収穫 この日の夕食用の冬菜
続いて長ネギを収穫しました。このネギは春に種を蒔いて、夏に移植をしたものです。茎はそれほど太くないネギですが、冬に強く分げつが旺盛で次々に新しい葉が出ます。今回は夏に一株だったネギが8株程度に分げつしたものを収穫しました。春には植え替えしようと思っています。
適度な株に分げつしたネギ、とても美味しそう
ネギは注意深く抜かないと根元でポキリと切れてしまいます。株全体を掴んでそろそろと抜きます。すると、土ごとネギが抜けます。抜いたネギの一番外側の皮をはぐと、白い根の部分が出ます。
株全体を掴んでそろそろと抜いて収穫 一番外側の皮をはいで白根に
冬菜とネギのその日の夕食分を収穫すると家に帰りました。野菜は取れたてが美味しさの命です。帰ると早速素人料理ですが、お肉と合わせて肉野菜炒めにして食べました。取れたてを食べることが出来るのは贅沢のきわみです。
夕食分に収穫した冬菜とネギ、肉野菜炒めにする
仕事の合間を見ては、畑でのんびりと農作業をしています。平日は人がほとんどいない畑なのでもくもくと作業をこなしています。今回は、9月に苗作りをし、晩秋にタマネギの苗を移植した畝の草取りをしました。タマネギがよく育つためと雑草が生えにくくするために黒マルチをした中にタマネギの苗を植えつけました。しかし、それでもタマネギの根元にたくさんの雑草が生え始めました。
タマネギの根元にたくさん生えた雑草
タマネギの根元にたくさん生えた雑草で一番多いのはハコベとホトケノ座です。この雑草の葉を茎と一緒に引っ張ると面白いように根ごと抜けます。ただし、ゆっくりと引っ張らないとタマネギの根を痛めてしまいます。ハコベは食べることができます。私はかき揚げにして食べるのが好きです。ボーイスカウトの副隊長をしていた頃、野草料理でよく食べた野草の一つがハコベです。
葉と茎全体を持ってゆっくり抜く 根ごと抜けたハコベ
疲れないようにに片ひざを付くようにしながら中腰で雑草を取りましたが、最後の雑草を抜いた時はさすがにひざがガクガクするほど疲れました。しかし、5月頃にタマネギを収穫できることを想像するとなんだか気持ちが安らぎます。去年は良いタマネギを収穫できなかったので、今年はどんなタマネギが収穫できるでしょうか。
雑草を取り終わった、タマネギが育つ畝
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修理(1/5) 修理(2/5) 修理(3/5) 修理(4/5)
修理(5/5)
続いて松下製トランジスタラジオをのんびりと修理しています。いつものようにラジオの裏蓋を開いて基板をむき出しにしました。ところで、私は修理の一部が終了するたびに開いた裏蓋を閉じて元のように組み立てています。毎回そのようにしていると裏蓋の閉じ方やネジの位置や締め方に慣れてきます。
裏蓋を開いて中の基板を取り出し中のラジオ
今回は、容量抜けになったと思われるチューブタイプの電解コンデンサを交換しました。このコンデンサは、検波された音声(低周波)が最初に通る結合コンデンサです。容量の値は0.5μFです。まずは、交換するのものと同じ容量の電解コンデンサをストック中の中から探しました。0.5μFのものは無かったので、0.47μFものを使うことにしました。
容量抜けした電解コンデンサ ストック中のものから同じものを探す
私がストックしている電解コンデンサは、30年ほど前にいろいろなジャンク基板から外したものです。あるいはいろいろな電子工作をした時に余ったものです。ストックして以降使っていないので多分容量は生きていると思います。
0.47μFの電解コンデンサ 半田ごてと半田吸収器
容量が抜けていると思われる電解コンデンサを基板から外しました。半田吸収器を使って、電解コンデンサが基板に取り付けてある箇所から半田を綺麗に取り去りました。以前よく使っていたのは半田吸収器でなく半田吸引器です。吸引器は無くしてしまいましたので吸収器を使いました。半田を吸収した後、問題の電解コンデンサを基板から取り外しました。
半田を吸収中の電解コンデンサの基板取り付け部
容量が抜けていると思われるコンデンサを基板から外すと、代わって生きているコンデンサ0.47μFを同じところに取り付けました。そして、外した時と逆に半田ごてで半田を付けて固定しました。これでラジオ放送音声がちゃんと出るようになるはずです。
取り外した電解コンデンサ0.5μF 取り付けた電解コンデンサ0.47μF
電源を入れるとちゃんとラジオ放送音声が出るようになりました。コンデンサを交換する前は、耳をラジオに当てないと聞こえないほど小さな音でした。しかし、コンデンサを交換後は大きな音が聞こえるようになりました。ただ、ボリュームをいっぱいに上げても他のラジオより小さな音です。まだ、交換する必要がある故障部品があるようです。
丸内は、交換後の電解コンデンサ0.47μF
音が小さい理由は、回路上で今回交換した電解コンデンサの近くにあるコンデンサの容量抜けが考えられます。次段の低周波増幅トランジスタとの結合コンデンサやバイパスコンデンサです。次回は、そのコンデンサを調査して容量抜けがあれば交換しようと思います。