東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小松菜と春菊の間引き

2004年11月30日 | 田舎暮らし
 小松菜の間引きをしていたら、ごはんCUPの高校生3人が来ました。今日は特に用事がないとのことだったので、小松菜の間引きと春菊の間引きを手伝ってもらいました。一人でやるのと数人でやるのとは速さが違いますね。談笑しながらも十分程度で間引きは完了しました。間引き菜は彼らのお土産です。

           ごはんCUP決勝大会に出場した高校生3人


 野菜の間引き後、麦畑を案内したりため近くの谷戸の田んぼを散策しながら、農業や里山などの話をしました。小川を覗き込んで見ると珍しいホトケけドジョウが数匹いました。帰り際、サツマイモの収穫もしてもらいました。そのうちの何本かもお土産に持って帰ってもらいました。来年の農業イベント時に彼らにメールで知らせることにしました。来年も時々来てもらうことを願って彼らと別れました。

 ため池近くの谷戸の田んぼを散策        帰り際、サツマイモの収穫
 
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麦畑の除草作業

2004年11月26日 | 田舎暮らし
 麦畑にだいぶ雑草が生えてきたので、耕耘機で除草しておきました。耕耘機のロータリー幅にあわせて麦をすじ蒔きしたため、比較的短い時間に除草できました。除草しやすいように野菜や麦の種を蒔いておくことは、効率良く農作業するためには欠かせません。

              耕耘機のロータリーを回しながら草刈り
 

 麦の緑はとても好きな色です。畑の土色に麦の緑はとても映えてきれいです。除草後は小松菜の間引きを少ししておきました。腰を落としての間引き作業は腰がすぐだるくなってきます。低い椅子でも使って作業すると楽なのですが、毎回腰が痛くなる前に間引きをやめます。秋から冬にかけて夏ほどには雑草に勢いがないので、今の時期草取りは比較的楽な作業です。

                                草刈り途中、私も耕耘機も休憩中 
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晩秋、田んぼの草刈り

2004年11月25日 | 田舎暮らし
 ちょっと時間が空いたので、クレソン横の田んぼの草刈りをしておきました。これから冬に入りますので、しばらくは雑草は生えず3月までは草刈りの必要はありません。草刈り機を動かしていると不思議な現象に気が付きました。ザリガニがあけたトンネルの穴を誤って削ると、その穴に反響してかヒューっと笛のような音が聞こえます。
 
              クレソン横の田んぼの草刈り
 

 この秋、あまり雨が降らないのに田んぼはやたら水が浸ってます。昨日水抜きのためにクワで水路を掘ったのに、なかなか田んぼから水が引きません。夏は水不足で日照り、秋は水が引いて欲しいのに水浸しです。雨水に頼る昔ながらの田んぼなので、いらいらしても仕方ありませんね。自然に逆らわず気長に考えようと思います。

                           日の光を背に、もくもくと田んぼ周辺の草刈り     
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今年最後の稲刈り

2004年11月24日 | 田舎暮らし
 クレソン横の田んぼの防鳥網をはずして回収しました。はずした後、来年も使えるように丁寧にたたんで袋にしまいました。続いて、今年最後の稲刈りをしました。この田んぼは、別所小学校5年1組が稲刈りする予定だった所で、約一ヶ月遅れの稲刈りになってしまいました。

                 水でぬかるむ田んぼで最後の稲刈り
 

 スズメの食害ですっかり裸にされた稲でしたが、縄にする貴重な稲なので丁寧に刈りました。田んぼは水がひたひたになっていたため、ぬかるみの中での稲刈りになりました。

              刈り取った稲を束にして天日干しにする
 

 水で湿っていたため干す場所があまりなく三通りの方法で干しました。はざ掛け,柚木地区方式の地干し,そして東北地方で干される方式で干しました。乾燥した稲藁は、後日足踏み縄ない機で縄にしたいと思っています。

               先日間引きした野菜、順調に生育
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畑の草刈りと整理

2004年11月23日 | 田舎暮らし
 来年に備えての畑周辺の草刈りや整理をしました。そして、野菜の間引きもしました。天気が良かったので、上着一枚でも暑いぐらいの暖かさでした。このため、刈った草を畑から搬出する時は暑さで汗が出ました。

             上から落とした枯れ草を集める


 一仕事終えて青空の下で田んぼや畑を見下ろしながら休憩すると心がとても癒されます。芽吹いた麦の芽や間引きして整然と並ぶ青菜の列を見ると、お金にはならないけど農業の楽しさを満喫できます。昔は農業は貧しさの象徴でしたが、収入が他に確保されていれば週末農業は贅沢な遊びなのかも知れません。遠くの畑を望むと、家庭菜園を楽しむ定年後の方と思われる方々の姿が見えます。

                          枯れ草を綺麗に取り除いた畑皆斜面
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ほうれん草の間引き

2004年11月19日 | 田舎暮らし
 小粒の雨が降っている中、ちょっと時間が空いたのでほうれん草の間引きをしました。これから、寒くなると本当にほうれん草が美味しくなります。寒くなると植物は細胞が傷まないように体内の成分を濃くするのだそうです。それが美味しいのでしょうか。

                  ほうれん草の間引き
 

 ついでに、草刈機の調整をしておきました。これから寒くなるとなかなかエンジンがかからなくなるので、チョークの調子を中心にエンジンの調子をみました。混合ガソリンを使う2サイクルエンジン方式草刈機も、甲高い音をたててよく動くようになりました。そのうち時間があれば、溜池の田んぼの草刈りをしたいと思います。

              長時間腰をおろしての間引き作業は疲れる
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畑南急斜面の草刈り

2004年11月18日 | 田舎暮らし
 麦や野菜などを植えている畑の南急斜面の草刈りをしました。この斜面はとても急なので、毎回転がらないように苦労します。しばらく草を刈っていなかったので、葛、カヤ、笹、クワなどが生い茂っていました。斜面には石ころが所々出ているので、草刈機の回転する丸刃が時々当たります。一応チップ刃なので丈夫なはずですが、いきおいよく石に当たるとそのチップが飛んでしまうことがあります。このため、気をつけながら作業しました。この斜面、パーマカルチャーを応用して有用樹木など植えられればと思っています。一部の斜面ははワラビを増やしてみました。南向きで日当たりは最高なので、ブルーベリー類はどうかな。
 
             綺麗に草が刈り取られた畑の南急斜面
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畑一面に麦の発芽

2004年11月17日 | 田舎暮らし
 午後から真っ青の天気になったので、畑の斜面の草刈りを少ししました。足場が悪いのでよろけそうになりながらの草刈りでした。草刈りが終わると畑を見回りました。すると、麦の芽が一面に出ていました。あと少しすれば畑全面に麦の緑が広がりとてもきれいです。

                   発芽した麦の芽
 

 昔はどの農家でも二毛作で冬には麦を作ったものですが、今では二毛作をするところはありません。今では小麦も輸入したほうが安いので、一生懸命小麦を作っても引き取り手がありません。これはとてもさびしいことだと思います。せめて自給分の小麦を作って自足できればなあと思います。去年はお好み焼きとすいとんを作りましたが、来年はクッキー、パンなどを作って見たいです。

                 畑全体に芽が出た麦
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稲の脱穀とタマネギ苗の植え付け

2004年11月10日 | 田舎暮らし

 このところ、秋晴れが続いています。日中は少し作業するだけで汗ばんできます。午前中は、「多摩丘陵の自然を守る会」の人達の稲の脱穀に年代物の石油発動機と脱穀機を使ってもらいました。

    多摩丘陵の自然を守る会の人達の脱穀と、それを手伝う遠藤さん
 

 大学生の遠藤(Eさん)さんが稲の脱穀をしたことがないとのことでしたので、「多摩丘陵の自然を守る会」の人達に混じって脱穀を経験してもらいました。

             足踏み縄ない機を体験する遠藤さん
 

 脱穀中、私はタマネギぎ植付けの準備をしました。午後は、分けていただいた藁を足踏み機械で縄にしたり、タマネギを畝に植え付けたり、野菜の間引きをしました。

               タマネギを移植する遠藤さん
 

 移植したタマネギ苗は園芸店で買ったものです。いつかはタマネギの苗を自給してみたいと思います。タマネギ一粒とタマネギ苗一つの値段は100倍位違います。

             タマネギ苗を丁寧に移植している遠藤さん

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高校生ごはんCUP決勝

2004年11月07日 | 田舎暮らし

 高校生ごはんCUP2004決勝大会を見学してきました。午前中はプレゼンテーションで、素材のお米や野菜などのPR。午後は制限時間90分で、お米を中心とした調理のコンテスト。朝9:30から午後18:00での長丁場でした。

    私の田んぼで作ったお米          各チームのお米の味見
 

 残念ながら私が応援する新☆鮮☆組は優勝することはできませんでしたが、審査員の一人がこんなことを言っていました。「自給率0といわれる東京で、こんな美味しいお米や野菜ができるなんて驚きです」と。

            控え室で高校生達が調理するところをテレビ見学


 高校生達と私が関わって作ったお米「キヌヒカリ」がこのような高い評価を受けるのはとてもうれしいことです。このお米は、高校生だけでなく、別所小学校、専門学校生、大学生などが精魂こめ汗を流して作ったものです。

                    瑞穂農芸高校と南平高校のチーム「新鮮組」
 

 来年もぜひ美味しいお米を作っていきたいと思います。ごはんCUP2004決勝戦は12月にNHK総合放送で1時間放送されます。私は映っているかな(笑)。

                                優勝チームを前に、2位と3位チーム
 

 ちなみに司会は、NHKアナウンサーとタレントの篠原ともえでした。このタレントさんと新鮮組チームは、写真を楽しそうに撮っていました。

    先生,篠原ともえと一緒に             篠原ともえと楽しそう
 

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東大生の牛舎見学

2004年11月06日 | 田舎暮らし
 厩肥を牧場に取りに行って雑談をしていたら、東大農学部の生徒が牛舎見学にやってきました。堆肥運びのついでに、私が牛舎や厩肥場を案内して説明をしました。厩肥を作っている現場を初めて見たそうです。ついでに、私が管理している田んぼや畑を案内しながら里山や都市農業の問題などの話をしました。

        東大農学部の生徒二人、左の彼女はベトナムに留学予定
 

 二人のうち彼女の方は2月にベトナムに留学して、農業を基盤にした生活発展コンサルタントなどの勉強を一年間するそうです。その話を聞いて、日本の農業発展や農業機械開発など先人の苦労話などをしました。当地でがんばって欲しいものです。東大生が帰ったあと、運んできた厩肥を畑にまいて耕耘しタマネギを植える畝を作りました。

                              整地したタマネギを植える畝
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6種類の麦の種蒔き

2004年11月05日 | 田舎暮らし
 土曜日に麦の種蒔きをする予定にしていました。しかし、すぐ蒔けるように先週耕しておいたので、時間が空いた今日蒔いておきました。蒔いた麦の品種は、小麦(農林61号)・大麦(みのり)・ライ麦・燕麦・裸麦・二条大麦の6品種です。一週間後には芽吹くと思います。

      小麦・大麦・ライ麦・燕麦・裸麦・二条大麦の種を蒔いた畑
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休耕田の草刈り

2004年11月03日 | 田舎暮らし
 ため池横の休耕田の草刈りをしました。この田んぼは去年薬科大学環境グループASIATOが使っていましたが、今年は休耕していたため草ぼうぼうの状態でした。来年からまた田んぼとして使おうと思います。この田んぼは広くて長方形なので使いやすい田んぼです。なお、ため池管理者と久しぶりに話をしました。

                ため池横の休耕田の草刈り


 クレソン横の田んぼは日照り、台風、スズメ食害がひどいため、毎年のことですがとても維持管理が大変です。このため、クレソン横の田んぼは、来年は収穫を見込まない方向でいます。しめ縄のわら用、苗代用、又はスズメ対策用にしようかと思っています。とにかく、来年は苗代など省力化しようと思っています(無農薬や手植えなどの基本は従来どおり)。

            小屋前の田んぼ                ススキがなびく畑前斜面
 

 その他、小屋前の田んぼの網を回収整理し、雑草の刈り取りもしました。先日、種蒔きしたほうれん草、チンゲンサイ、山東菜の芽がきれいに出揃いました。

             発芽したほうれん草、チンゲンサイ、山東菜
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